七拾伍番に続き、モデルは敢えて記せず。
さて、そのときの気分にもよるだろうが、誰しもノリのいい曲の一つも聴けば体を動かしたくなるもので、あまつさえ初めて音楽なるものを聴いたなら踊り出したくなってもおかしくはないだろう。
しかし本当に踊り出してかつそれが見目好い小さな女の子だったりすると見ている方もつい照れてしまうものである。
たとえ彼女が悪魔であったとしても。
引き続き(以下略)。
縁日へ遊びに行く、なんて事をしなくなって久しいけれど、子供のころ楽しみにしていた理由はよく分かる。輪投げに射的に金魚すくい。たこ焼き、綿菓子、リンゴ飴。ハレの日、非日常、ささやかなエンタテイメントがそこにあって、それらを観たり味わったりするのが楽しかった。
もうひとつ、“ハレの日”である縁日の象徴として浴衣に袖を通すなんてこともした。思い返せばずいぶんと安っぽい代物だった気もするが、ともあれ普段は着ないものを着られるということはすなわち特別の日であるから、それだけでもうれしかった。
何もかもが豊かになり、少なくとも物質的には満ち足りているであろう今の子供たちにとって、そんな“ハレの日”はあるのかなあ、とふと思うときがある。
題名が『○動戦士○ンダム』の第一話にめっさ似てるとかそんなちっさい事は置いといて、『Routes』のメインヒロイン・湯浅皐月嬢ですよ。ちょい見た目キッツそうだけどホントはごっつエエ娘なんですよ奥さん。あいにくと可愛く描けてないけども。
て言うかなんで『Routes』売れませんかね。会話とかのテキスト、ムッチャ面白いですぜ旦那。シナリオにちょいとムラあるけどさ。音楽も自前のサウンドチーム謹製で耳タコの I've サウンドなんかじゃないし。それともあれかい、流行りのメイドさんとか妹とかとかいった類のいわゆる“属性”と言われる極端な味付けが無いときょうびゲームは売れないってか。んなもんいつぞやの激辛ブームみたいにあっという間に廃れちまうさ、どうせ。
あらたにナイスなイベント CG が追加された DVD-ROM 版も出たことだし、流行りに迎合した中身の薄っぺらいゲームに辟易してるそこのあなた、おひとついかがっすか?
つづけて湯浅皐月嬢。
某お絵かき掲示板で描かれた「メロンゆかり」が個人的にえらくヒットして「チクショー、俺も皐月で描いてやるー!」と思い立ち、ついでだから大きさでメロンの上をゆくスイカで描いてやれ、というのがこれを描いた経緯。あ、そこ、ぐぐらないように。
なんとも煩悩まみれなきっかけではあるものの、我ながら皐月らしい元気っぷりやスレンダーっぷりが描けたと思うので結果オーライとしておく。なお、この絵の中で一番苦労したのが実は背景の積乱雲であったり、構図や彩色のノウハウが後に写生 其之九へ活かされてたりするが、それはまた別の話である。
ちなみに、本当はリンゴ辺りが大きさとして順当じゃないかと思うのだが、何の大きさの話をしてるのかなんて野暮な事は訊いてはいけない。
たまに、たまにね。こういうおバカなものを描いてみたくなるときがあるのよさ。
キャラクタの誕生日記念にキャラクタ本人を描かないのがナンセンスだってことはよーくわかっているけれど、一度はやってみたかったのよさ。
まあ、この手のネタは一発ものだから今年限りだあね。来年はまた別のネタを考えておきましょ。