昨年分のひつじ ver. の形式を踏襲し、干支の着ぐるみ+書き割りで撮影するシチュエーションをディフォルメで描いた一枚。
自慢じゃないが資料などはまったく見ずに描いたのでサルの種類がどうとかはまったく考慮していない。そのあたりは保証外。もっともそんなことを求めること自体がお門違いではある。
まあコンセプトはきちんと押さえられたと思われる。美汐さんの微妙な表情は……乙女心を察してあげて欲しい。
モデルは『Routes』から京都府代表の伏見ゆかりさん。メモリ用電池 (CR-2025) を交換するため姪から預かった PI-7000 の手書メモをちょいといじっていたらいつの間にか描き上がっていた不思議。
カンバスサイズが 198×128pixel と昨今の PDA からすれば随分と狭いのだが、画面サイズがそれなりに大きいのと機能が少ないながらツールとして使い易いため、この程度のものなら久しぶりに触っても苦もなく描ける。
で、なんでゆかりさんなのん? というと単にその直前に『Routes』のゆかりシナリオをプレイしていただけの話。深い意味はない。ないんだったら!
モデルは引き続き『Routes』から湯浅皐月。皐月スキーの己としてはゆかり描いておいて皐月を描かん訳にはいかんだろう。
ハイレゾ前の Palm 機並みという作画面積でどれくらい描けるかしら? ってことで試してみたところ、腰まで入った。頑張ればもうちょい入りそうだがそれでも全身はつらい。ディフォルメすれば出来ないことはないか。まあルーペ無しなのだからこんなところ。
左上に "Shall we dance?" と文字入力されているのは、ゲーム本編中この服装で即席のダンスを披露したエピソードから。DVD-ROM 版だとその CG があるらしんでちょっと欲しい……。
これ見て何人が元ネタを分かるのか甚だ怪しいところではあるが、一応書いておくと『Routes』の皐月に『成恵の世界』六巻巻末おまけマンガでの鈴ちゃんの格好をさせた代物。
なんでそんなことをしたのかと言えば、単にお気に入りのキャラを掛け合わせてみただけである。対外的評価はさておき、自分としては大ヒットしたのでけっこう気に入っている。
自己満足上等。
昨年、一昨年の着ぐるみ要素はそのままに、書き割り背景での撮影というシチュエーションはやめた。あえてシチュエーションを考えるなら、撮影前のハプニングをケータイムービで撮った、とでもしよう。
はじめは普通の一枚絵として描いたものだが、描き上がってから見直してるうちに「これ、動かせるな」と思いたち、三十分後には Animation GIF が出来上がってた。我ながら場当たり的にもほどがある。 まあ、一発ネタなので続けてやってもインパクトは少ない。来年は何か別のことを考えたいところ。
というか、なし崩しで始まった着ぐるみ美汐さんシリーズ、俺はいつまで続けるんだろう? 描く身としては楽なんだがね、このシリーズ。