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一言半句
-Diary-

平成十四年 水無月 上旬
-2002 June, Early term-


六月一日 no title

昨晩は明け方まで ICQ でメッセージのやり取り。最後の方は愚痴っぽくなったがそうでなくとも結論は同じであったろうし、相手が相手だから問題ない。

それはともかく。

人と人が共に在り続ける事の難しさに時間のパラメタが含まれるのは間違いないけれど、勿論それだけに支配されるものでもなくて、社会全体の流れや個々人を取り巻く環境の変化なども少なからず影響をもたらすものだろう。しかし詰まるところ、各々が「何処を向いて何を見ているか」による事の方が重要で、きっと前述の事象などは枯れ葉よりも遥かに軽く、吹いて飛ばせるくらいの物にだってできるはずなんだが。まあ難しいと言えば難しいのかも知れない。

とか何とか訳分からん事をメモして終わる。

口直しにモノクロでドット絵でぷりちーな七瀬を観てなごむ。

running about

午前、早めに済ませた昼食の後、一ヶ月半ぶりに床屋へ行こうと腰を上げる。が、ふと財布の中身を確認すると散髪代に五百円足りない罠。自宅近くに自分が口座を持つ銀行の ATM は無い。コンビニにはあるが高い手数料を取られるのが気に入らない。結局、地元繁華街まで金を下ろしに行く。往復三十分。汗だく。

行きつけの床屋では今日は若夫婦メイン。旦那が髪を切り、奥さんが髭剃りと洗髪。奥さんの方は以前より上手くなったと思われる。しかし諸々の最後の仕上げはやはり熟練したおばさんの手によるものであった。自分の場合は癖毛といいこわい髭といい扱いに困るばかりであろうから仕方あるまい。そのうち慣れてもらえれば。

そういえば散髪中の雑談で、今日は若夫婦の子供が保育園初日だったと聞いた。泣いて大変だったとか。自分も微かにそんな記憶がある。きっとそんなもんだ。

床屋から自宅へ帰り一服。そのあと自転車で地元の電気店を巡回する。先週土曜に購入保留とした電動歯ブラシであるが、やはり代替品が必要だと感じた。なにせ今、家にある物は充電池が劣化して満足に動かない。電動歯ブラシなのに手動で歯を磨くこの理不尽。電動だけあってアーム(ボディ)は重たく、ネックは短い。やってられるか。

差し当たり思い当たるところを一通り見てまわったが、有り体に言ってどの店も高い。目星を付けているのが新機種と言うのもあるかも知れない。結局、購入は控える。

仕方ないので明日午後にでも都内で探してみる。都内と言っても秋葉原か池袋、新宿がせいぜいとは思うけれど。

なんだかここのところ週末ごとに都内に出ている気がするが、深く考えないでおこう。

addition

五月二十六日の絵で弾数が揃っていたので落描きコンテンツに『落描き 伍拾壱〜伍拾伍番』を追加。……したのはいいが、コンテンツリストもかれこれ 11 項目となって少々冗長に感じる。

コンテンツを作った当初はよもやこんなに増えるとは思わなかったんだけど、さてどう纏めたら良かろうか。

なお、今回はいずれも以前ここに載せた物そのままを纏めただけ。加筆修正などはしていない。


六月二日 movie

内輪の予定表で、昨日から『少林サッカー』がロードショー開始された事を知る。 時間が余って映画館があまり混んでいないようなら今日見ても良いかも知れない。

あれは TV の映画紹介を観ただけでもかなりのバカらしさ(誉め言葉)がうかがえる。

"SHAOLIN SOCCER"

午後、電車に乗って新宿まで。いくつかの量販店を見てまわっていると、スターライト氏から電話。同じく新宿にいるというので合流しロッテリアで一服後、電動歯ブラシを買う。

『少林サッカー』を観るつもりだと話すと、スターライト氏もオールナイト上映で一度観ているがもう一度観たいというので一緒に観る事に。チケットはチケットショップにて \1250 で入手。

新宿東急で 16:10 からの上映を観ようと 10 分ほど前に行くとちょっとした行列。果たして『少林サッカー』の入場列であった。とりあえず並んで入場、少々前だが中央に近い席を確保。悪くない位置で観る事が出来た。

とりあえず、ダイジェストや紹介で興味を持ったなら観ないと損をする、理屈も何も抜きにした娯楽作品。これは多人数で、劇場で観るべき。「馬鹿」なんて言葉より「突き抜けてる」と評したい。これだけ徹頭徹尾笑いを盛り込めるのは大したもの。

これならもう一回観ても良いし、 DVD が出るのなら買っても良いと思う。

ふと、なにげに『マイク・ザ・ウィザード - Wizard of Speed and Time』を思い出した。……誰も知らぬか。

monologue

web の巡回先でなにげに天野美汐の SS が掲載されていると嬉しくなる。それがらぶりーなものだとなおさら嬉しい。

あとは、彼女のモノローグが“ですます調”でないともっと嬉しい。己の好みとして。

以前その辺りをぐだぐだと書いたけれど。


六月三日 sauce

地元の松屋で「これかけたら美味しいかな?」と焼き肉のタレやらソースやらを牛丼にかけている女子高生二人組を目にする。チャレンジャーだ。

美味い組み合わせがあるやも知れぬが俺は遠慮しておこう。カレーしか食べないし。

first-person novel

一人称の小説を書くのは難しい。呼称や言い回し、状況描写や場面転換などを一人の視点で書こうとすると印象の齟齬や語彙不足、あるいは説明がくどくなったり。実際に書いてみると非常に苦労を強いられる文体。心情描写はとてもし易いので好きなんだけど。

と前置きはこの辺にして。

自分のイメージに沿うのであればですます調でも構わないと思われますが。モノローグにですます調が合わないと思うのはあくまで己のイメージや好みの問題なので。無理に自身のイメージから外した調で書こうとすると文体として歪みが生じかねないし、そのぶん別の要素で長所が見られればその方が良いとも思うし。とりあえず "Missi"ng under the Mistletoe the latter part ラストの台詞に身悶え、とか書いておくテスト。

というかそもそも、一人称でモノローグだらけで読者のイメージぶち壊しまくりな美汐話を書いた前科を持つ身としては他人様の文章に注文を付けられるような身分ではないのだった。終われ。

……あ、ななぴー3段活用(意味不明)。


六月四日 World Cup

今日はノー残業デーでもないのにみんな定時で仕事あがり。ワールドカップ様々。

で、ベルギーと2−2の引き分け。

sauce(2)

松屋で牛丼にカルビ用のソースをかけると美味いらしい。想像するとイケる気がしなくもない。ただし、牛丼以外の何かに変わってしまう気がしなくもないが。

明後日の夕食にでも試してみよう、一人で。


六月六日 overwriting

夕食として松屋で牛めしの並を注文。おもむろにカルビのたれを二口分の肉に掛けて食べてみる。半ば予想したとおり、牛めしの味がカルビのたれの味で上書きされた。

まあ気は持ちよう。カルビ焼き肉定食を食べたつもりになれば得した気分になれるかも知れない。

(なりません。:ドッペルSP48K)


六月七日 frictional wear

仕事からの帰り道を歩いていると、しっかり肩に掛けていたはずのカバンが突然ズドンと落ちる。何事かと見てみると、ショルダーストラップのスウィベル部が摩耗により抜けていた。

扱いの過酷さ故に一年も保たず壊れるカバンばかりであった中で、今のカバンは五年以上も相棒を務めてくれている強者であるし、容量、気室数、ポケットの数やその位置まで、自分の使い方に良く合っていてかなり気に入っている。しかしメーカである Timberland はもうこの型を生産しておらず、また後継となるような型も生産してない。つまり替えが無い。スウィベル部のダメージ自体は少し前から気には掛けていて、そろそろ代替のカバンを探そうかと思っていた矢先だったのだがこれほど早く破損されると少々焦る。

軸を元に戻し、ウォータープライヤで軸受け側を軽く潰せば今暫くは保ちそうだが、所詮応急処置なのであまり悠長にも構えていられない。カバン本体はまだ丈夫そうだから、ショルダーストラップ単体でカバンに見合うような丈夫な物があれば良いのだけど。無ければカバンごと買い換え。今の物と同じくらいの物なら予算は二万円まで。良いカバンと長く付き合う為にはケチってはいられない。

とりあえず明日は地元のカバン店やアウトドアツールの店を探してみる。もし見つからなかったら……また都内、か。いや、いいけど。

それにしても。なんだか最近、自分の周囲でやけに物が壊れているように思うのは気のせいか。たしか自室のエアコンもそろそろ危ういのだよな。お金無いんだけど。

この期に及んで PC まで逝くなよ、頼むから。

tacit messages

アプローチが論理的であれ感情的であれ、言葉遣いや振る舞いに対し心を砕き、書かれた二次創作小説の登場人物というものは、本編に負けないくらい存在の厚みや血の通いに富んでいるはずで。それらは「リアリティ」、あるいは「リアル」の源 ――自分は「説得力」という言葉を選ぶが―― として読み手に受け取られるのではないかと。

その結果、読み手と物語世界(を通した書き手)との間に齟齬や違和感といった隔たりが生じるかも知れないが、それは互いの持つ考え方の相違であり生じる事になんら不思議はなく、また疎むものでもないように思う。それが書き手の自己表現、独自性であって、読み手へ近付くために歪ませるのは本末転倒になりかねない。

だから、本当に書きたい物があるならば読み手の事は気にせず書くのが良いと思う。結果、万人に受ける事は出来なくともどこかの誰かに気に入られるものになるだろうし、また、そのお話しの意味やその中に生きる者達の立ち振る舞いに込められた意図は、数学問題の解法のように示さずともきっと読み手に伝わるであろうから。

言葉として形作られるに至らないものであったとしても。


六月八日 1week rental

先週の土曜日にレンタルビデオ店で借りた『サイボーグ009』第一巻を観ぬまま放置していた事に今頃気が付いたので慌てて観る。何のための一週間レンタルなのやら。

しかしなかなか良い出来だった。二巻以降も観てみよう。

repair

午後、カバンのショルダーストラップを探しに地元繁華街を歩く。結果、見当たらず。良さげなカバンも無し。3way って相変わらず稀少。

仕方ないので帰宅後、とりあえずの応急処置を施す。要は元の形に戻した状態で軸受け側を狭めれば良いのだが、金槌などで叩く案は却下。鋳物なので衝撃荷重は避けたい。静荷重で潰す案を採用。

まずナイロン製ストラップが燃えないように気を付けながら軸受け部を火であぶり加熱。そのあと当て布をして、ウォータープライヤで軸受け部を潰すように挟む。具合を確かめながらこれを数回繰り返す。

これで差し当たりの使用に問題無い程度まで直せはした。しかしダメージは損傷部分に集中するものなのでそう長くは保つまい。早いところ代替のストラップ、あるいはカバン自体を見つける必要がある。明日、神保町界隈の店と新宿西口のカメラ店、東口の気になるカバン専門店を見てまわる事にする。

それと先日、扱いに失敗し E21 の液晶保護シートに深い傷を付けてしまい書き味がかなり悪くなったので、予備も合わせて替えのシートを秋葉原で購入予定。

以上、備忘録。

Lion

なにげに自分の落描きを見返すとやたら女の子ばかり描いている事に今さら気が付く。 これでは何とも芸がないのでたまには違う物も描いてみようかと PrismPocket1.0 起動。

そして3時間後。
【ししごー。】(lion00d.jpg)
……。

終われ。


六月九日 "445"

都内遠征の際、常磐線の行き帰りとも席に座れたので時間潰しに昨日描いた落描きをアレンジ。
【獅子号のマスコット人形(色鉛筆調)】(44500f.jpg)

以下作業工程。

  1. 適当な履歴ファイル(WDW 形式)を PrismPocket1.0beta5 で開く
  2. 線画レイヤをもとに色鉛筆調で彩色
    (以上、行きの 30 分間)
  3. 行きに描いた物をPrismPocket1.0beta5 で BMP 出力
  4. JpegCutter&Movie で JPG 変換
  5. フォトメモリで取り込み、文字入力
  6. PC データとして JPG 出力
    (以上、帰りの 10 分間)

なにせ出先なので全工程をザウルスで作業。昔を思えば PDA で全てをこなせる事自体が贅沢な話なのだが、個人的要望を挙げるなら日本製 PDA としてフォトメモリで縦書き文字入力もサポートしてくれ、とぼやいてみる。無理矢理縦書きにしたからベースラインが揃っておらずかなり汚い。その前に雑な塗り方を何とかしろという話は棚に上げておくとして。

それにしても、もしこんなマスコット人形が現実にあったなら獅子号グッズとして確かにレア品。見つけたら是非保護したいところ。本当、どこかにないかな。

夏コミで売りに出しているところを見つけられたら嬉しいのだけど。


六月十日 neck

昨日は池袋でザウルス関連の知り合いと『少林サッカー』。二回目。その際えらい混雑のせいで最前列の席。そのせいか今朝から痛くて首が回らない。まるでむち打ち症のようだ。

「今朝から」というくだりが心悲しい。

dirty picture

昨日、映画鑑賞会の集まりでファミレスに入ったとき、曽我さんに己の MI-E21 を渡したら「えっちな絵は描いてないかー?」と ImageViewer で探しまくられる罠。以前 sugichさんにも TR1 で同じコトされたのだけど、俺ってそーいう絵をこそこそ描いてるイメージなのかと小一時間(以下略)。

自慢にもならないが、水着姿を描くだけでもエラく小っ恥ずかしかった己がどうしてそんな絵が描けようか。いや描けまい(反語)。ましてやエロい絵や助平な絵などは言うまでもなく。

そも、そんな物を人目に触れる可能性がある所に入れておく訳が(以下略)。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
WebSite URI: http://sp48k.t12i.net/