ホワイト・デー(三月十四日)に描いた一枚。
絵の内容については観たそのままなので特に説明の必要はないと思う。良く言えば直球勝負、悪く言えば芸が無い。たぶん後者。
カラーではあるが、これまでの MI-TR1 ではなく PrismPocket1.0 pre-beta version (Gao!!Paint) の動作確認を兼ねて MI-E21 で描いた。HSV color picker が実装されたおかげでこれまでより随分と選色の苦労が減って感激した覚えがある。ただ、生来の色彩感覚欠如と MI-E21 が搭載する反射液晶画面の色表現に強い癖があるせいで出来は人並み以下になった。
なお某氏に訊かれたのだが、誕生日プレゼントのお返しではないことを断っておく。何の事かは不問とする。
……これだけ見ると何やら分からなげなので簡単に解説。電撃コミック『ひまわり幼稚園物語 あいこでしょ!』(大井昌和 作/メディアワークス 発行)第二巻の一コマを模写したもの。
元が白黒の絵なので描きやすくはあったのだけど、髪の艶の部分で使われている細線や瞳のグラデーション辺りは解像度とビット深度の都合で妥協してある。グレイスケールならもう少し上手く誤魔化せるかと思うのだけど。
それにしても、模写したつもりでも自分の癖が随所に観られて堪らん。
以前描いた「くるんっ♪」のカラー焼き直しと言おうか、これは。
ゴールデンウィークの初っ端、いきなりする事が無く体調も悪かったので自室で丸一日掛けて PrismPocket1.0 beta の動作確認がてら描いたのだけれど、まあものの見事に失敗だらけの出来上がりと相成った。なにも失敗するところまで焼き直さなくても良かったのに。
個人的にはこの絵で描こうと思っていた場面はいたく気に入っているのでいずれもう一度、今度はもっとまともな絵に描き直せればと思っている。その時は "Sketch" の項目に加えられればとも。
まあそれはともかく。
書かれた台詞だけで何処の場面か分かり、あまつさえその場面が好きだと思ったそこのあなた、お友達になりましょう。
これは四拾参番「おめかし杞紗ちゃん」の線画を 50% 縮小して PrismPocket1.0 beta で彩色したもの。 "How to PrismPocket" を読んで色鉛筆調の彩色を試してみようと思ったとき、鉛筆調に描いたこの絵が思い当たった、という単純至極な理由。
初めての彩色方法だしこんなものかとも思うが、根気強く丁寧に、そして沢山の色を使ったならもっと深みが出たようにも思う。彩色時は体調が悪くてそこまで手を掛けられなかった。それと、実際の色鉛筆を使ってのまともな彩色経験があればまた違うとも思う。
ともあれ、道具が生きるも死ぬも使い方次第である。
ザウルスで絵を描き始めてかれこれ二年経つことに対しての一区切りの一枚。出来る事は一通り試したのだがどれもかなり失敗気味に終わっている。
服飾はコミック『藍より青し』(文月晃 作/白泉社 発行)より拝借。ちょっと襟元が開き過ぎてる気もするが置いといて。和服を描くのは二枚目だけれど相変わらず資料無しには描ける気が全くしない。見慣れていない事もあるのだろう。
一般庶民からすると、和服というと最近では成人式や女子大生の卒業式、あとは結婚式や七五三あたりで目にする程度だが、いずれも着慣れて無いというか着せられている感が強い。逆に、ちょっとした街角や駅といったところで紬などを風雅に着こなしているご婦人の姿なぞを拝見すると感心させられる。ホッとする、と言っても良い。
和服を着こなすには体型、体格が向いている事は勿論、着る人の持つ雰囲気も重要だと思う。そう言う意味で、天野美汐に和服姿は似合うに違いないと割と本気で思っていたりする。
自分でそれを証明できないのは悔しいが。