毎年お馴染み、我が脳内的 Kanon メインヒロインたる天野美汐の誕生日記念で描いたものだが、折り悪く写生 其之七を仕上げた直後でテンションが上がらないのと、迫るタイムリミットによるプレッシャーに負けて過去最悪の出来に。
元は『PrismPaint』で描いたので原本は VGA サイズ。しかし粗が拡大されるだけなのでそちらは非公開とする。
「お正月を撮そう。○○カラーで撮そう」といったノリの一枚。写真といえば最近の DPE は縁無しプリントばかりで縁のある写真はめっきり見かけなくなったがそれはともかく。
年末に有明で拾った風邪のせいで元旦から寝込んでいたので、布団の中でも描けるように太い主線+シンプルな絵柄を選ぶ。要は『ざうすけ』での落描きを思い出しただけ。
まあ、その割には上手くいったとは思う。
……いちおう、『とらいあんぐるハート』の綺堂さくら嬢ということでご納得頂きたい。
きっかけは『とらいあんぐるハート DVD EDITION』をコンプリートした余韻で約二ヶ月ぶりに湧いてきた描く気をそのままに、とかそんな感じ。聞こえは良いが捻りも工夫も無いからなんとも詰まらない絵ではある。
実は前段階の耳隠し ver. もあるのだが描いた当人としては耳が出ている方がお気に入り。可愛いと思うし、なにより、これが彼女にとっての本来の姿なんだから。
願わくば、いつか彼女ら「夜の一族」の存在を受け入れられる世の中になることを。
二枚目にして早くも似せる努力に欠けてるのがありありと見てとれるのはともかくとして、『とらいあんぐるハート』の野々村小鳥。
見ただけではどういう状況なのか理解に苦しむと思うが、いちおう「いじめっ子の真一郎にポカリと頭を叩かれた小鳥」という図。原因はマジボケかましたか要らんツッコミ入れたかといったところ。
ゲーム本編でも幾度か真一郎にいじめられている小鳥だが、しかし彼以外にいじめられている場面はない。キャラクタからすれば格好の標的であろうはずの小鳥にそれがないのは、何人たりともそんなことはさせじと唯子と共に小学生の頃からずっと守り続けている真一郎あってのことであり、彼の「いじめ」が守り続けてきた“愛すべき幼馴染み”である彼女への気持ちの裏返しだという事は論を俟つべくもない。
もちろん、小鳥もそれを分かっているから安心して真一郎にいじめられている訳で、彼女の「真くん」と呼ぶ声にはいつだって彼への全幅の信頼が込められてる。
……ええと、こんなところで長々と何を書いているのやら分からなくなってきたけれど、一言で纏めるのなら、小鳥をいじめて良いのは真一郎だけである。
果たしてこの絵が「猫どりふ」ネタの布石だと誰が気付いたであろう。いや、気付くまい。(反語法用例)
……というか、俺も今さっき思いついたんだが。
そんなわけでネタ。あくまでもネタ。紐を引くと頭の上に金たらいが落ちてくるなんていう懐かしのドリフネタを形にしてしまった「猫どりふ」に敬意を払ってのネタ。間違っても『とらハ』のゴーストなんて作る気は毛頭無い。
もっとも、誰かが出来の良いのを作ったなら使わないでもないけれど。