一言半句
-Diary-

平成十七年 睦月 上旬
-2005 January, Early term-


一月一日

一年の計

新年早々風邪で寝込むということはなかったが、冬コミの二日間、行列に並んだり歩き回ったりしたせいか、つま先を引いたり伸ばしたりすると向こうずねの脇に痛みが走る。ビバ筋肉痛。

今年は自転車で走り回ってばかりでなく歩行関連の筋肉も少しは鍛えよう。

さて、ネタを考えるか。


一月三日

年賀絵

今年は酉年ですよ、と。

動くとイロモノ度が増すな、しかし。

初詣と年始挨拶

朝、パチリと目が覚めたのが八時過ぎ。せっかくなので行きそびれていた地元八幡様への初詣へ出かけることにした。今日は先負ではあるが午後辺り姉貴一家が来そうだし、明日は仏滅だからなお日が悪い。行けるうちに行っておくべきだろう。

アメダスで最寄りの観測点での気温を調べると八時の時点で -0.6℃。寒っ! 例年、参道に長い行列が出来ることを考慮して完全防寒装備で出発。しかしいざ神社に着いてみると寒さと朝早かったせいか行列は全くなし。まあ待たされないのは良いことだ。

とりあえず去年の身体御守りを納め、手水で清めてから参拝。しかるのちに即席巫女さんが番をする社務所にて財布に入るミニ身体御守り(400円)を買い、おみくじ(100円)を引く。末吉。

思いのほか早く初詣が済んでしまったので、出かけついでに酒屋をしている連れの家へ年始挨拶。軽く挨拶で済ませようと思っていたら、雑煮やらおせちやらお酒やらを振る舞われ予定外に腹が膨れる。そのあと連れの運転する車に乗ってBOOK-OFFへ足をのばし、他愛のない話をしながら古本を見てまわるもあいにく食指の動く物は無く、そのまま帰還。戻った連れの家で茶を一杯頂いて帰宅。

結局、家の昼飯はキャンセル。

姉来襲と COOLPIX SQ 試用

午後、予想したとおり姉が甥と姪、それと犬のジョンを連れて年始の挨拶に来た。お年玉を狩りに来たことは承知しているので、少し時間を置いてから一階の居間へ降りて二人に用意しておいたぽち袋を渡す。金額は二人とも中学生と言う事で同額にしておいた。代わりに、姪から小さな包みをもらう。中身は靴下とハンカチらしい。何故にと思ったがありがたく頂戴しておいた。

ジョンの相手もそこそこに、姉貴が鼻息も荒く「福引きで当たった!」とデジカメを出してきた。見ると Nikon COOLPIX SQ 。また微妙なモノもらってきたなおい。

とりあえず付属の説明書を流し読みしてから簡単にいじってみた限りでは、俺が持ってる COOLPIX 990 を筐体、機能ともにコンパクトカメラとしてスケールダウンしたモデル、というのが印象。3.1 メガピクセル、3 倍光学ズームという表面的スペックこそ同じだが、 CCD サイズが 1/2.7 型と小さいせいか ISO70 相当と感度が低いことや、マクロ撮影時では望遠側 1/3 が使用不可となるなどいくつか制限が見られる。説明書にスピードライトのガイドナンバーが明記されていないのもコンパクトカメラっぽい。一方、ボタンレイアウトやメニュー構成は 990 を踏襲しており個人的には分かりやすい。十字キーが小さすぎて誤入力しやすいのは玉にきず。ちとホールディングもしづらいかな。

スイベル機構による薄型化と機能の簡略化で一般向けにしたつもりなんだろうけれど、これでまともな写真を撮ろうとするとむしろ技術と知識を要求されるような気がする。俺の目から見るに、失敗作なんじゃないかなあ、これ。

で、買ったままなものだから入っている CF カードは 16MB。姉貴は「十枚くらいしか撮れない」と嘆く。そりゃそうだ。おまけにまだ PC 接続キットのセットアップをしていないから、メモリ一杯になったら順次いらなそうなのを削除しているという。聞いていて頭痛を覚えながら、デジカメのメリット、デメリット、一度に沢山撮りたいなら追加で大容量の CF を買うお金がかかることなどを話すと姉貴はげんなり。まあ、初めてのデジカメを手にして夢を持ちすぎたのだろう。不憫なので空いている 48MB CF を貸すことにした。

早くも日が傾きかけてきた三時すぎ、冷え込む前にってことでジョンにウサ耳の付いた服を着せて姉貴たち一行は自転車で帰る。まああいかわらず賑やかなこった。

SQ、飽きられた後にでも貰うかな。いいおもちゃにはなる。


一月六日

「落描き」追加

「落描き 八拾壱〜八拾伍番」を Scribbles コンテンツに追加。二年分の年賀絵が収まっているのは何か間違っている気もするが、纏めておくとなにかと便利なのでこれはこれで良しとする。

次はいつになるのやら。


一月八日

マックホルツ彗星を撮りに行く

今晩、マックホルツ彗星がすばるの至近で見えるようなので、南中する午後八時前にデジカメと三脚、双眼鏡を担いで自転車で出かける。場所は近くの河原。さいわい今日は雲も無く、月齢も 27 でしかもまだ出ていないので星を観るには良い。

現地に到着し、とりあえず空を見上げるとすばるの位置はすぐに分かった。が、彗星はサッパリ分からない。倍率 7 、口径 50mm の双眼鏡で覗いても「これか?」と思うようなボヤッとしたものしか見えず。ハレー彗星接近の時に買った安物な上に、放っておいたせいでコーティングが黴びたのかレンズは拭いてもちょっと曇っている代物だけにあまり期待していなかったんだが。

ともあれ、国立天文台のマックホルツ彗星キャンペーンページによると、すばるの右斜め下あたりにあるはず。三脚を広げてデジカメを据え付け、すばるを目印に当たりを付けて望遠側いっぱいでシャッターを切ってみる。まずシャッター優先モードでの最長 8sec. では、すばるは撮れても彗星は影も形もない。マニュアルモードに切り替え、バルブで 15sec. 切ってみたがやはりダメ。30sec. 切ったところでようやくボヤッと写った。この分だと 45〜60sec. くらいが良さそうだ。

しかし今度はすばるをはじめ星々が横長に写る。ブレかと思ったがそうではないらしい。……えーと、日周運動? んなもん追跡できるか。あちらを立てればこちらが立たず。結局、30sec. を妥協点として半分を jpeg、半分を tiff 形式で保存し、都合三十枚ほど撮ったところで CF がいっぱいになったので撮影終了とした。

寒いしとっとと帰ってもよかったんだが、このあいだふたご座流星群を観に行った時すばるが六つの星に見えなかったのが納得いかなかったので再挑戦。じっと観ていたら四つまではわかるようになった。しかし目が慣れ始めると、遠くを走る車のヘッドライトや市街地からの拡散光が目につく。周辺地域の中では暗いところを選んでいるものの、やはり星を見るには明るいということか。埒があかんので見上げた体勢のまま一旦まぶたを閉じ、一分ほど光を遮断してから再びすばるを見てみたところ五つまではわかるようになった。が、そこまで。肉眼の分解能が低いのか、周囲が明るすぎるのか、六つにはどうしても見えない。遠方の視力には自信があるんだがなあ。

そうこうするうち、いいかげん身体は冷えきり手はファスナーが閉じられないほどかじかんできた。限界。手早く帰り支度をして撤収。

帰宅して、風呂で体を温めてから PC で撮影データを確認すると、デジカメの液晶画面でそれらしく見えたものがえらく薄らぼけてる。位置からしてこれで合っていそうだが、百人に見せたら百人が信じないだろう。俺もその一人だ。それよりも暗部ノイズの酷さにやれやれという感じ。CCD サイズが小さいのだから仕方ないのだけれど。

まあ、今回も失敗というところか。

すばるにはいずれまたロケーションを改めて挑戦したい。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
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