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一言半句
-Diary-

平成十六年 師走 下旬
-2004 December, Late term-


十二月二十二日

HDD アクセス速度低下

今日、自宅 PC の電源を入れると、いつもより起動完了までに時間がかかる。アプリケーションの起動も軒並み遅い。おもに HDD アクセスでもたもたしている様子。不審に思い、デバイスマネージャでプライマリ IDE チャネルのプロパティを開くとシステムパーティションが入っている HDD の「現在の転送モード」が PIO になってた。そりゃ遅いわけだ。

最近、ATAPI 接続している DVD-R ドライブが挙動不審で、その原因調査をするため頻繁に接続変更をしていたからこの手の事が起こっても特に驚きはしなかったものの、やはり遅いのは困るので元の Ultra DMA モードへ戻すべく調べることにした。

まずはハードウェア側から攻めることにして、 BIOS 設定の確認、HDD 側ジャンパーの差し直し、フラットケーブルの取り回し変更および交換をしてみた。状況変わらず。あと疑うところはマザーボードか HDD の IDE コントローラくらいだが、電源投入時に表示される BIOS 認識状態では PIO Mode 4, UDMA Mode 5 となっているからその線は薄い。となるとソフトウェア側が怪しい。

試しにデバイスマネージャでプライマリ IDE チャネルのプロパティを開き、HDD にあたるデバイス 0 の転送モードを一旦「 PIO のみ」にして再起動ののち、「DMA (利用可能な場合)」に戻してまた再起動してみるもあいかわらず「現在の転送モード」は PIO のまま。どうもプロパティでの設定を無効にするロックのようなものがどこかにある雰囲気。

Windows.FAQ にある「Ultra DMA/33 で動作しているか 66 で動作しているか判別するには?」の項を参考に、regedit でプライマリ IDE チャネルの設定が入っている HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥Class¥{4D36E96A-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}¥0001 を開くと、本来 0x10010 であるはずの MasterDeviceTimingMode の値は 0x10 。PIO モードの値っぽい。ちなみに DVD-R ドライブが繋がっている SlaveDeviceTimingMode の値は 0x2010 と正常だからコントローラに問題は無さそうだ。

で、一つ下にある MasterDeviceTimingModeAllow が目に留まる。同じキー内の SlaveDeviceTimingModeAllow も、セカンダリ IDE チャネルの MasterDeviceTimingModeAllow, SlaveDeviceTimingModeAllow も 0xffffffff であるのにこのキーの値だけ 0x1f 。キーの名前といい、これが足枷になってるような気がする。念のためこの項目をファイル書き出ししてから値を 0xffffffff に変更して再起動。デバイスマネージャのプロパティで「現在の転送モード」が UltraDMA に、レジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥Class¥{4D36E96A-E325-11CE-BFC1-08002BE10318}¥0001 の値は UltraDMA/100 の設定である 0x10010 になっていることを確認。いちおう復旧はできた。

さて、この現象が起きた根本的原因はなんじゃろかと調べてみたら、マイクロソフトのサポートページにある「複数回のタイムアウトまたは CRC エラーの発生後 IDE ATA および ATAPI ディスクで PIO モードが使用される」という情報へ行き当たった。それによると原因は以下のとおり。

タイムアウトまたは巡回冗長検査 (CRC) エラーが合計 6 回発生すると、Windows IDE/ATAPI ポート ドライバ (Atapi.sys) は、通信速度 (転送モード) を、最速の DMA (Direct Memory Access) モードから段階的に低速の DMA モードに下げます。引き続きタイムアウトまたは CRC エラーが発生する場合、ドライバは最終的に転送モードを最も低速のモード (PIO モード) まで下げます。

ってことはスレーブに繋げている DVD-R ドライブがタイムアウトか CRC エラーを頻発してたせいか。やれやれ。

ちなみに転送モードをデフォルト値に戻すには、デバイスマネージャからコントローラのドライバを削除して再起動すれば良いらしい。また同じ現象が起こったら試してみよう。

まあ、起こらないに越したことはないのだけど。


十二月二十四日

紅茶飲み比べメモ

先月下旬から紅茶を試し始めて一ヶ月。都合四種類を飲み比べたので個人的な印象を書き留めておく。

ディンブラ
軽やかながら香りは十分で、その割に渋みは強くなく、とても飲みやすい。喉が渇いた時や純粋にお茶を楽しみたい時に飲むと美味しい。ただ自己主張は強くないから、何か食べながらではわざわざこれを選んで飲む意義は薄くなる。
ウバ
いわゆる紅茶らしい風味と強めの渋み。飲み応えはあるが渋みが災いして単体では一ポット分を飲むのはちとつらい。パンやお菓子のお供として飲むと口に残る後味や油を洗い流してくれる感じがして相性が良い。
キャンディ
ディンブラともちょっと違った軽めの香りと若干強めの渋み。ディンブラとウバを足して二で割ったような印象。お茶のみでも、食べ物と一緒にでも、とオールマイティである反面、個性が薄い気もする。
ヌワラエリア
香りに特徴があるわけでなく、渋みも強くない。「葉っぱが足らないのか?」と思ったらどうやらそうではないらしい。個性の無さは何も考えず飲むのに良いかも知れないが、わざわざ選んで飲みたいものでもない。

これらの中ではやはりディンブラが一番好みに合っていて、次点がキャンディ。何か食べながら飲む習慣がつけばウバを常備するのも有りだろう。ヌワラエリアは……もういいや。

ほかに気になっているのはアッサム CTC とニルギリくらい。近いうちに飲み比べてみるつもり。着香茶も悪くないがわざわざ紅茶を飲む意義が薄い気がするので手を出すのはやめておく。あと、中国茶も興味はあるものの、専用の茶器を揃えたり独特の入れ方がありそうだったりでいまいち踏み出せない。種類が豊富だから良さげなのもありそうなんだけど。

ま、今後の課題としておきましょ。


十二月二十六日

冬コミ準備おおむね完了

二十九、三十日と開催されるコミックマーケット 67 への一般参加にむけて、レオーノフ教授を泊めるための部屋の掃除、CD-ROM 版カタログでのサークルチェック、小銭と千円札の用意など、だいたいの準備を整える。

チェックリストの印刷や部屋の一部の掃除など前日に行なわねばならんことがいくつか残っているものの、これでとりあえず「散らかった部屋で雑魚寝」「ろくにサークルチェックもせずに会場へ特攻」という最悪の状況はないはずだ。

以下、年末の予定。良くも悪くも例年通り。

体調を崩さないよう、栄養補給、睡眠、帰宅後の手洗いうがいを心がけておかねばなるまい。

会場で風邪拾って正月寝込むのは嫌だ。


十二月二十八日

deny 三件

あまりにうざったい以下の三件を .htaccess でアクセス禁止にした。

明日の準備で忙しいってのにもう。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
WebSite URI: http://sp48k.t12i.net/