[an error occurred while processing this directive]

一言半句
-Diary-

平成十六年 水無月 下旬
-2004 June, Late term-


六月二十一日

Web アクセシビリティが JIS 規格化

WebアクセシビリティのJIS規格が公開 」って、正直なところ「今頃かよ」ってのと、あくまで規格であってアクセシビリティが必要と思われる公的機関のサイトへの強制力はないから、これで一気に状況が良くなるとは思えないのだよな。まあ無いよりましとは思うけどね。

でも分かってるところはさっさと WAI の指針を参照してるよな、普通。


六月二十二日

黒糖焼酎試飲

野暮用で酒屋をやってる連れの家へ顔を出したら、注文用端末の操作説明に来ていた問屋の営業さんが今度売り出す限定生産の黒糖焼酎を試飲させてくれるというのでお相伴にあずかることに。

瓶を開けた瞬間に甘い香りが拡がり、一口含むとアルコール度数 27度とは思えないほど口当たりが良く、香りもなんともいえず良い。割らずに飲んで香りを楽しむのに向いていそうで、気を付けないと飲み過ぎてしまうタイプ。業界の利き酒会に顔を出している連れもその場で仕入れをお願いしていたから、世間的にも美味い部類なのだろう。

箱も瓶も高級感のある締まった黒で統一されており、値段も二千数百円と味の割に手頃だから、恐らく入荷早々に目ざとい常連客がさっさと買ってしまうに違いない。

本当は俺が買いたいくらいだったけど、せっかくの目玉商品をさらっていくわけには行かんわな。


六月二十三日

マックシェイク甘過ぎ

先日、新聞の折り込み広告に入っていたマクドのクーポン券を鞄に突っ込んだままだったのを思い出す。ちょうど近くにマクドがあったので広げてしばし眺め、くそ暑いことだしマックシェイクを飲んでみることにする。ストロベリー味、税込み 100円なり。

いかにも粘性が高そうだな、などと考えながらストローで一口。……甘っ! マックシェイクってこんなに甘かったっけか。ストロベリー味とかどうでも良くなるレベルだ。ここ何年も飲んでおらず、どんな味だったか記憶もなかったんで試す意味もあったんだが、こんな血糖値が安全域をオーバーシュートしそうなほどの甘さだとはおもわなんだ。

できれば二口以降は飲みたくはなかったものの、捨てるのはもったいないと頑張って全部飲み切り、すぐにお茶を買って口直し。もう二度と飲まねえ。

今の若い子たち、こんなモンばかり飲み続けてたら成人病一直線だろ。


六月二十四日

教育入院開始

今日からおふくろの教育入院開始。入院といっても緊急の手術や治療を行なうわけでなく、一通りの検査と糖尿病に関しての生活管理を二週間掛けて教わることになる。

入院手続きは 9:00〜10:00 とのことで、朝、おふくろと荷物を載せて車で出発。気楽な入院なのだが姉が「ついていく」と言って聞かないので、姉の家を経由して九時過ぎに病院へ。到着して建物内に入ると「大きいねえ、迷子になりそうだ」とおのぼりさん状態。付き添いで来たのか見物に来たのかわからん。

専用窓口で入院受付を行ない、案内を聞いて入院棟七階へ。ナースステーションへ挨拶とともに診察券などの書類ファイルを渡す。すると「11:00 からとは聞いてませんでしたか?」と訊かれる。今日退院する人の空きを使うかららしい。昨日の確認電話はおふくろが話したから言い忘れか聞き損ねかは知らんが、仕方あるまい。とりあえず入院にあたっての問診票を渡され、ベッドの準備が整うまで談話室で待つよう言われる。

問診票は自分の事なのだからとおふくろに渡してみたものの、さっぱり要領を得ずに全然書き進まない。姉も字が分からないだのとお手上げ。結局俺が書く事に。まあ、病状から服用している薬の内容から一番把握してるのは俺だったりするわけだが、それも何か間違えてるような気が。

一通り書き終わったところで看護婦さんに案内され病室へ。同室の方々に挨拶しながら入っていくと、割り当てられたベッドは六人部屋の真ん中。微妙にアレな位置だな。二週間の我慢だし、贅沢は言えぬか。雑談をしながら持ってきた荷物を収納スペースへ入れていると、看護婦さんが来て現在服用している薬の確認をしたり、若い男性医師が来てこれまでの治療経緯などの確認をしたり。おふくろが言いよどんでいるところは適宜フォロー。

11:15、看護婦さんから入院生活に際しての説明とフロア案内をするとのこと。いても仕方のない俺と姉は挨拶をして帰る事に。一階の外来窓口周辺と売店に寄り道しつつ、車で帰途につく。

さて、薬局でグルコースサプライを探しておかないと。


六月二十六日

病院へ届け物

入院から二日経ち、おふくろが「いくつか欲しい物がある」との事で、面会時間と検査の空きをぬって届けに行く事にする。

夕方、車に荷物を載せて出発。姉の家に寄り、姉と姪を乗せて病院へ向かうが、途中で買い物渋滞につかまってしまい、通常の倍以上時間を掛けて到着。預けたはずの面会証を見事に忘れた姉が窓口で受付をしてから、エレベータに乗って入院棟七階へ。経路を覚えているか姉に先を歩かせてみたが、すんなり病室へ到着する。

ぞろぞろと三人で来ているので病室では邪魔だろうと、さっさと談話室へ移動。ここ二日間、検査ばかりで運動も出来ないと言う話だがとりあえず元気そうなおふくろに安心しつつ、頼まれていたご飯茶碗、クリップ、時計を渡して俺の用事は完了。姉の用事も洗濯物の預かりなので、あとは雑談。同じ病室の人の事や、低血糖症時に服用する経口ブドウ糖が「グルコースサプライ」の他に「インタクト」というのもある事、血糖値計測を定刻より早めに行なったら看護婦さんに怒られた事、などなど。いろいろとアホやっとるようだがまあ良い勉強になるだろう。

で、困ったのは姪で、売店を見に行きたいだの自販機のスイートポテトが食べたいだの、遊びに来たのかと思うような振る舞いに手を焼く。今年、中学に上がって少しは落ち着くかと思ったが相変わらずな様子。自己申告 145cm とずいぶん小柄なもので見かけが小学生に見えるのは仕方ないにしても、頭の中まで小学生のままではちょっと心配。せめて秋頃までには中学生らしい落ち着きが出てくれるといいのだけど。

なんだかんだと話をするうち、一時間以上居座ってしまったので撤収。途中、わけのわからん渋滞につかまりながら姉と姪を送り届けたのち帰宅。

これでしばらく行く用事はないかな。


六月二十七日

プラネタリウム鑑賞@白井市文化センター

前回観たときから番組が替わったようなので、昼食後、白井市文化センターのプラネタリウムを観に自転車で出かける。

16号経由で約 12km 、30分かけて到着。かなり汗だくだったため館内一階でグレープフルーツジュースを飲みながらクールダウンののち、三階のプラネタリウムへ。市外在住者料金 310円を払って整理券とパンフレット一式、それとアンケート用紙を受け取りしばし待っていると、投影十分前にプラネタリウム室の扉が開く。さっさと整理券を渡して入室、西側後方の席を陣取る。

事前の諸注意のあと、投影開始。まずは夏至を過ぎたばかりな事もあって太陽の南中高度について説明をしてから、前半は「今夜の星空」。今の一番星である木星、北斗七星、北極星、アークトゥルスとうしかい座、スピカとおとめ座、てんびん座、アンタレスとさそり座、夏の大三角形といったメジャーどころを説明していく。

後半は「星空を旅しよう」。といってもなんのことはない、客の要望に応えて地球上のどこでも好きな場所での星空を投影しましょう、という企画。希望として香港と南極の二か所が挙がり、順に観ていく。香港は日本と緯度が近いので夜空もさほど変わらず。南の地平線近くにαケンタウリとβケンタウリが見えるようになったくらい。南極はさすがに日本とはまったく変わって、天頂近くに南十字が見えたり、オリオン座の星座絵が逆立ちしていたりで面白い。そして極めつけは天球の回り方。当然ながら天頂を中心として時計回りに回っていくのだが、非常に違和感がある。というか、ぐるんぐるん回されて気持ち悪かった。

約五十分で投影終了。プラネタリウム室の外で用意されていた鉛筆と机でアンケートを適当に埋めて提出。自転車に乗って帰路に就く。

地元繁華街に寄って「グルコースサプライ」と「インタクト」を探したけれど、どこの薬局にも無いのはなんでだろう?


六月二十九日

電源ユニットへたり気味

常駐させているマザーボード付属のハードウェアモニタを見ていると、+5V と +3.3V が定格からじわじわと下がってきている。気づいたのは半年以上前。

電源ユニットの購入時期を調べてみると一昨年の九月始めだった。ということは、使い始めてからほぼ一年十ヶ月か。微妙。容量にはそれなりに余裕を見てはいるものの、UD を動かしている都合で朝起きてから夜寝るまで稼働させっぱなしだから、それなりに酷使してるのだよな。たまにドライブ沢山つなげることもあるし。+12V のキャパを見込んで買っただけに、そちらはきっちり定格で出ているけれども。

今のところ +5V が +4.86〜+4.83 、+3.3V が +3.24〜+3.23 。前の電源ユニットが +4.8V 辺りで怪しくなった頃に沈黙したから、+4.80 が見られるようになったら交換を考えることにする。

HDD は……買って一年ちょいだからまだいいか。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
WebSite URI: http://sp48k.t12i.net/