秋葉原からの帰りに JR 御徒町駅南口改札前の百円ショップに寄るとつい予定外の物まで買ってしまうのは、ひとえに貧乏性の成せる技。
最近、自宅周辺ではめっきり見当たらないからなおのこと。
ここ最近、随分頻繁にメイン PC の整備している気がするのだけど、今後同じような状況にあったときの参考とするために作業内容をメモ。
ふと思い立って、[Ti]さんの Kanon original ending movie "fair wind"(オリジナル版『風の辿り着く場所』WAV データ合成版)を久し振りに観ようとメイン PC でムービファイルを WMP7.1 に放り込んでみる。音声のみ再生され画像が出ない。
主要パーツ総入れ替え以前は観られたから、 OS の新規インストールをしたせいでコーデックが入っていない状態なのだろう事は分かったが、WMP7.1 のオプションを見ると「codec の自動ダウンロードを有効にする」は ON になっている。念のため何度か試してみたがやはり駄目。試しに mplayer2.exe(WMP6.4) にも放り込んでみたが変わらず。"fair wind" に使われてる indeo codec って自動ダウンロードできなくなったの?
仕方ないので google で適当なキーワードを叩いて見つけた Indeo コンテンツ@Ligos 社から Indeo Video codec を頂戴してインストール。これでとりあえず画像も再生されるように。
コーデックをインストールする事で "fair wind" の画像も再生されるようになったまでは良いのだけれど、ブロックノイズやモスキートノイズがかなり目立つ。以前使っていた ATI RAGE FURY での再生時よりも酷い。
とりあえず WMP7.1 とビデオカードドライバの設定を幾つかいじってみるが変わらず。で、RAGE FURY でも初期にそんな事があったのを思い出した。たしかドライバのアップデートで改善されたはず。と言う事は今回のもドライバの不出来が原因か。
対処の方針が決まったので早速 ATI のサイトから ALL IN WONDER RADEON 8500DV の最新ドライバ一式を GET、インストールを開始する。
が、一番目のディスプレイドライバインストール中に失敗。「すぐに再起動」で OK を押してしまう。そのまま OS 再起動され、ログオン後に「不明なデバイス」のダイアログが十重二十重。それだけならともかく、なぜか Windows システムファイルが一部バージョン不整合となっている旨のダイアログまで。前者は未インストールのドライバを入れて無くす事が出来たが、後者はダイアログの指示通りにしても、ServicePack の再適用をしても、Windows の修復インストールをしても解消せず。これ以上手を煩わせても効率が悪いので DVD-RW に保存しておいたセットアップ完了後のパーティションイメージでリカバリーすることに。
リカバリー後、今度は最新ドライバ一式を続けざまにインストール。しかる後に OS 再起動。先程のダイアログ類は出ず。デバイスマネージャでドライババージョン確認、無事アップデート。
いくつかの動作確認をしてから、改めて "fair wind" を再生。OK, OK、というかむしろ all right, bravo。以前のパーツ構成では若干の処理落ちが見られたのだけど、今の構成だと問題無く再生できる。幸せ。
しかし ATI のビデオカードに添付されてる CD-ROM のドライバはとりあえずのセットアップ用と考えた方が良さそう。
ビデオドライバを更新してから数日、大きな不具合もなく稼働。
が、今日の夕方、帰宅してから三十分ほど web 巡回をしていたら音もなくストンと PC の電源が落ちた。一瞬、停電かと思ったくらいに。
何度か電源スイッチを押しても電源が入る様子なし。うんともすんとも言わない。ケースを開けて懐中電灯でマザーボードを照らし肉眼でチェック。特に異常は見られず。焦げた匂いもしない。マザーボードや電源ユニットが焼けた訳では無さそう。
マザーボードの ATX 電源コネクタ端子を見ても接触不良というわけでも無さそう。電源容量不足かとも思い、いくつかのドライブ類の電源コネクタと PCI カードを抜いて最少構成で試しても駄目。ただ、ATX 電源コネクタ端子近くの LED は点灯するし、一度電源ユニットから電源ケーブルを外して十秒ほど置いてから差し直し、電源スイッチを押すとファンや HDD が一瞬だけ動く。主電源投入時に何らかの原因で電源ユニットの保護回路が働いているような雰囲気。
と言う訳でケースから電源ユニットを外して開けてみるとヒートシンク周りに細かい綿埃が沢山。たしかこの電源ユニット購入から約一年五ヶ月。環境の悪さが良く分かるがそれはともかく。大きなコンデンサなども埃にまみれている。絶縁不良とか起こっても何の不思議もない。
埃を取ろうとするが、部品やケーブルが入り組んでいて刷毛や綿棒では効率が悪い。かと言って掃除機で吸うと集塵時に静電気が発生して宜しくない。従って強力なスプレー式ブロアで吹っ飛ばす。周囲に埃が舞い上がるが構わず吹っ飛ばす。
ヒートシンク周りの埃がひと通り取れたので元に戻し、ケースへ収めてケーブル類を再接続、電源スイッチを押すと無事電源が入った。念のため三回ほど起動、終了を繰り返してみたが問題なし。ケースを完全に閉めて復旧完了。
そんなこんなで動作確認中。現在までのところ障害再発せず。
考えてみれば、電源ユニットに静音タイプを選んだところで他の部品がやかましければ意味を成さないのだった。
迂闊。
昨晩、一旦は解消したかと思われた電源ダウンは就寝前にデータドライブのスキャンディスクを掛けている最中に再発。タイミングがタイミングだけに焦る。寝てなんかいられない。
とりあえず、もう一度電源ユニットをケースから取り出して中を清掃してみたが今度は回復せず。コネクタ類の点検なども行ってみても変わらず。
マザーボード側の問題である可能性も考えられたので、切り分けのため別環境で最小構成を作る。以前使っていたマザーボードに CPU, RAM, VGA のみ取り付け、ケースから電源スイッチのジャンパケーブルを、電源ユニットからATX 電源ケーブルを繋げていざスイッチ ON 。ピクリとも動かない。やはり電源ユニットが逝ってる。
あいにくと予備の電源ユニットは持っていないのでこれ以上作業は進められず。仕方なく就寝。
と言う訳で今日は秋葉原へ足を伸ばす。いくつかのパーツ店で電源ユニットを見て歩き、ある程度の目星を付けてパソコンCityへ。年配の店員さんから色々聞いた結果 Justy HEC-375VD-T を購入。\8379 w/ tax.。Seasonic SS-350FS とどちらにするか悩んだが、メイン PC には 4 台 の HDD を内蔵しているので +12V のキャパが大きい HEC-375VD-T を選んだ。
フラフラと寄り道しつつ帰宅。夕食後さっそく電源ユニットの換装作業。スパゲッティ気味のケーブル類を纏め直しながら。作業完了後、電源スイッチ ON。無事に起動開始。すぐにデータドライブにスキャンディスクを掛けてクラッシュしていない事を確認して一安心。
しかし、箱には“真に静音だから真静音”と書かれている様に買ってきた電源ユニットは静音タイプの電源ユニットなのだけど、メイン PC 内部では他にも沢山のドライブやファンがやかましく動いているからあまり意味がない。まあ 2 fan 式で換気性も良さそうだから特に不満はないけれど。
ちなみにマザーボードに付属のユーティリティで voltage を見ると current はほぼ定格値。実は交換前の電源ユニットでは +5V の current が +4.8V 辺りで気になっていた。ドライブ類沢山入れられた上、大飯喰らいの CPU に入れ換えられたから出力ギリギリで苦しかったのかも知れない。
今回の電源ユニットは容量アップしたから大丈夫なはず。
お釈迦になった ATX 電源ユニット、そのまま捨てるのは勿体無いので分解して 10A-250V のヒューズと 8cm 角ファンを外す。ファンは半田で電源コネクタを付け替えて、いまいち調子が悪いケースの前部ファンと交換。
嗚呼、貧乏くさい。
キーボードを新調。といってももちろん楽器ではなく PC の入力デバイスの方。
機種は東プレ Realforce 106。日曜日に都産貿での即売会へ行った帰りに CD-R, DVD-R 各メディア補充のため秋葉原に寄った際、試しに覗いたぷらっとホームで店員さんに駄目もとで在庫の有無を訊いたら有ったというワナ。その時は所持金が少なかったので取り置きを頼んでおき、昨日電源ユニットを買いに行ったついでに引き取ってきた。\16300+tax.。
言うまでもなくこんな高性能なキーボードが必要なほど高速入力の必要性も技能も自分には無いけれど、幾度か店頭の展示品を触ってみていたく気に入ってしまったのだから仕方ない。いわゆる猫に小判。
とりあえず昨晩から使っている限りでは申し分のない使い心地で不満無し。主な評価点を以下に列挙。
税込みで約 \17000 は高いと考える人もいるだろうけど、 PC で人間が最も頻繁に触れる入出力デバイスであるモニタ、ポインティングデバイス、そしてキーボードに対しては下手に金をケチって不満を持ちながら使いたくない性分なので、安いとは言わないけれど高いとも思わない。 それと、耐久性が高い分長く使えるのだから下手に中途半端な価格の物を買い換えていくよりも経済的となる場合もある事を考えれば、快適に使える事と合わせて高い買い物とも言い切れないのではないかと思う。まあ結局は個々人のキーボードに対する考え方一つなのだけど。
ちなみにさっき久し振りに e-typing で腕試しレベルチェックを二回ほど挑戦。自己最高の 310pt が出たのは果たしてキーボードのおかげなのか。
キーボードの性能に左右されるほど速くないか。
Realforce106 の購入でこれまで使っていたキーボード (IBM 5576-B01) が暇になったので掃除してやることにする。
手順はサハロフさんの方法と概ね同じ。とりあえず現在はキートップをわしゃわしゃと洗い終わり、窓際で広げ風を当てて干しているところ。
こいつはもともと秋葉原で \300 のジャンク品として買った物だけど、最近では珍しくなってしまった 106 キーボードであるし、タッチは軽く音も静か。手持ちの中では結構気に入っているので綺麗にしてやったら予備として保存しておくつもり。
しかしまあ、久し振りに開けたが汚いな、これは……。
干しておいたキートップが乾いたので別途掃除しておいたキーボード本体に取り付け。 その際、自分がどれだけキー配置を覚えているか、試しに配列図や他のキーボードを見ずに取り付けてみる。
結果。三箇所も間違えた。己の記憶がかなりいい加減である事が良く分かった。
しかし間違えたのは普段使わないキーという訳でもないんだけどな。
sunoko antenna 再稼働の様子。
被捕捉アンテナ一覧のコメントアウト解除。
1本の釘に15本の釘を乗せるってのはなかなか難しい。おそらく発想の転換が必要なんだろうな。
ふと『頭の体操』シリーズ(多湖 輝 著/光文社 発行)を思い出した。
通販で購入した PixLab MPEG-4コンバータ CE-CV1 で手元にあるいくつかのムービファイルをザウルスで再生できる形式に変換してみる。
画質、画像サイズとフレームレートが相反則なものだからソースによってどの程度にするのが良いか選ぶのに迷う。320×240px. だと画は綺麗だが動きの早い場面には全然付いていけない。160×120px. ではそこそこ動くが画が小さくて細かい描写が潰れる。お互いソースによって得手不得手がある。
結局、間を取り 240×176px. ファインを常用サイズにして、あとはソースによって随時変えていくことに。とりあえず常用する SD メモリカードには三つ、計 35 min. 分の変換したムービファイルを放り込んでおく。これでちょっとした空き時間とかの暇つぶしには十分かと思う。
しかし問題は充電池での再生時間。フロントライトを二番目に暗くしても一時間少々しか保たないのではちょっと短すぎる。予備充電池一個あっても心許ない。ムービを活用しているTOKさんや西木さんが単三電池四本の自作電池ボックスを持っている理由が良く分かった。というか自分も必要だ、これは。
二月に MI-E21 を買ったときに妻恋坂のジョナサンで西木さんの分を作ったから、どんな部品が必要でどこで売っているかは覚えてる。φ2.1mm のコネクタ端子とケーブル、単三電池四本を直列で繋げる電池ボックスがあればいい。できれば熱収縮チューブかシリコンコーキング買って半田付けした端子部に被せるとなお良い。合計でも \1000 するかどうかといったところ。
秋葉原なら千石電商の B1F と 2F だけで揃うはず。秋月電子とマルツパーツ館 秋葉原店も覗いて使い易げな電池ボックスを探してみるのも良い。切らしてるインシュロックと圧着端子の補充も兼ねて明日の午後にでもゆっくりと出掛けてみようか。
書泉ブックタワーで『ちくま日本文学全集(20)/尾崎翠』が置いてあると嬉しいんだけどな。
昨晩暫定公開された WallPeper2 を少々いじってみる。
ファイルランチャということでアプリケーションランチャにファイラーの MORE 連携によるファイルオープン機能を備えたアプリ、というとちょっと乱暴かも知れないがそれはともかく。ブックマークのようにブラウザで開く URL を直接登録できたり独自拡張による特殊な識別子で他のアプリケーションランチャでは開けないアプリ内メニューを直接登録出来たりするのは面白いと思う。設定次第でかなり便利に使えるはず。
ただ、設定に際してはテキストエディタによる設定ファイルの直接編集である事、アプリケーション識別子を調べられる事、ザウルスのファイルシステムを知っている必要がある事など、ザウルスを全く知らない初心者が使うには少々敷居が高い。かてて加えて必要最低限の説明であるため始めは戸惑う人も少なくないと思う。とりあえず設定中に気付いた事を以下にメモ。
まだ幾つか試していない事があるので今しばらくはザウルス上で設定を続けるつもりではあるけれど、とりあえずこれだけ分かったので必要なアプリケーション識別子を調べればあとは PC 上で設定ファイルを書いてしまった方が手っ取り早い。この辺は GUI 設定のアプリには出来ない事。
まあ急ぐ事でなし、遊びながらぼちぼちといじってみるつもり。
他のランチャソフトとの効率的連携を思案中。
懸命に探していた物ほど近くにある、ってのは毎度の事ながら脱力するもんだ。
帰りに寄った地元の書店であっさり見つかるとはね……。
ザウルスと PC をいじっていて気が付いた事のメモ2件。(18:20 追加1件)
それにしても寝転がってムービ見られるのって楽だな。
昨日秋葉原で買ってきた部品で MI-E21 用の簡易外部電池ケースを作ってみる。 買ってきた部品は以下の3点。プラグは昨日 φ2.1mm と書いたが記憶違い。
電池ケースは電気街口改札最寄りガード下のとある店、コードと熱収縮チューブは千石電商の 2F と B1F で各々購入。
まずは電池ケースの端子と 5mm ほど被覆を剥いたコードに呼び半田。コードのように端が暴れやすい物に予めしておくと付けるのが楽なので大概行う。
AC アダプタの表示で端子の +, - を確認して(プラグ芯側が + 、白線が付いている方のコード)、適当な長さに切った熱収縮チューブを通したコードを端子に半田付け。冷ましてから熱収縮チューブを被せて半田ごての腹であぶり半田部を被覆。
実作業時間は正味 10 分掛かったかどうかで非常に簡単。むしろ写真撮るのに時間が掛かった。
念のため MI-E21 へ接続する前にニッケル水素充電池 (1.2V, 1700mAh) とアルカリ乾電池を入れた各状態で電圧測定。結果、前者は 5.60V、後者は 6.36V。なお充電池は充電完了直後、乾電池は別の機器で使用後暫く放って置いた物。
AC アダプタは定格 5VDC (実測:5.13VDC 出力/102.4VAC 入力)であるのに対しいずれの電池も上回っているが特にアルカリ乾電池で著しい。新品ではもっと電圧が高いかも知れない。方々ではアルカリ乾電池でも実働実績が見られるものの、 MI-E21 本体や専用充電池へ負担が掛かる可能性もあるので緊急時以外は充電池を用いる事にする。
さっそくニッケル水素充電池を入れて繋げてみると充電ランプが赤く光った。外部電源としてきちんと認識されている様子。これでとりあえず使えるのだが、電池ケース本体と束ねられたコードの無骨さは外出中不意に鞄から出したとき周囲から驚かれるやも知れないので、以前ペットボトルの烏龍茶におまけで付いてきたミニ巾着へ放り込む。……あまりカムフラージュになっていない気もするが無いよりましなので良しとする。
以下余談。単3型×4本の電池ケースは電池スナップでコードを接続するタイプが多く見られたが、別売りの電池スナップには予め細いコードが金具に圧着されており、コードが中継ぎになるのが強度的にも見た目にも気に入らなかったので今回は避けた。
しかしスナップ式の方が見た目が綺麗だし必要に応じて電池ケースの形を替える事も出来て便利。試しに千石電商 B1F でハードタイプのもの (\40 w/ tax.) を1つ買ってきて、手近にあった細めのマイナスドライバと大きめのゼムクリップの端でちょっといじると思った通り簡単にばらせた。これならプラグ付きコードを金具に直付、またはスナップのカバー内で繋げられスマートに処理できるので、今度秋葉原へ行ったときにスナップ式ケースを買ってくるつもり。
只今連続稼働試験中。
先程出来た電池ケースと満充電のニッケル水素充電池4本でどれだけ連続稼働が出来るかをテスト。条件は以下の通り。
結果、2 時間 30 分でフロントライト及び液晶表示が消えた。充電ランプは点灯したまま。電源プラグを外して電源ボタンを押しても起動しないので内蔵充電池も使われていた様子。電池ケースからの電流量では足りなかったのだと思われる。大飯喰らいであるフロントライトの明るさを最大にしたのは条件として少々厳しかったか。
ちなみにこの時、電池ケース側の電圧は 4.94V 。ほぼ AC アダプタの定格出力電圧なので試しにまた繋いで1時間後、電源キーを押すと今度は起動。バッテリ残量表示は 60% 。これだけ充電されていれば差し当たり PIM や MP3 プレーヤとして使うには十分。
普段は AC アダプタ接続時でもフロントライトは最大より一段下げている事、連続して2時間半も再生する事は無いだろう事を考えれば、外出先で今回のように内蔵充電池の残量が無くなる状況にまで陥る事はない。万一なったとしても1時間ほど再充電すれば使用可能になるので心配なし。
重量および体積では劣るものの、使い勝手や費用対効果で考えれば予備の専用充電池を買うよりも良いのではないかと思われる。
ただし本体や専用充電池その他に損傷が生じた場合、全て自己責任である事は言うまでもない。
MMC7.7 から MMC7.7.0.1 へ update しただけでキャプチャ機能が削られる ATI MultiMediaCenter って或る意味凄いと思うが、ユーザとして正直堪らんものがある。
ATI のドライバ類はいい感じで腐ってる事があるけど、一体どんなプログラマが作ってるんだろう。
今日の PC メンテナンス作業。
高校時代に映画部からダビングしてもらった自主製作映画の VHS テープを見つけたのでキャプチャしておこうと ALL IN WONDER RADEON8500DV の入力端子へビデオデッキの出力を繋ぎ、ATI MultiMedia Center 7.7.0.1 の TV を起動する。
表示された MMC のコントロールパネルを見るとキャプチャボタンがない。添付 CD-ROM からインストールした MMC7.5 ではボタンがあったしキャプチャも出来た。もしやと他の機能も開いてみたが該当する機能は見当たらない。 7.5 から 7.7.0.1 の間にキャプチャ機能が無くなったらしい。
添付 CD-ROM のドライバ類ではムービの再生画質が劣悪だったし、ATI のサイトから拾ってきた最新のドライバ類ではキャプチャが出来ない。なかなかふざけた話ではある。というかふざけるな。
とりあえず対策はないかと Google で検索したもののキーワードが適当でなかったのか見つからず。ならばと2ちゃんねるのALL-IN-WONDER総合スレッド その2を流し読んでいくと該当するレスが見つかった。どうやら 7.7 まではキャプチャ機能は健在らしく 7.7.0.1 で突如無くなったらしい。ということは現在インストールされている他のドライバ類とのバランスを考えるに 7.7 を手に入れられればよい。
流し読んでいたほかの書き込みを読むに ATI のサイトは旧 ver. のファイルやコンテンツも削除されずに残っている様子。ということで再び Google で "ATI MultiMedia Center 7.7" をキーワードにウェブ全体から検索するとダウンロードページが即時ヒット。はっはーっ! ジャストミートッ。
7.7 が update プログラムだったので 7.6 も同様に Google で見つけて両方とも GET。アプリケーションの追加と削除で一度 MMC を削除してから 7.6, 7.7 とインストールして再起動後、MMC の TV を起動するとコントロールパネルにはきちんとキャプチャボタンが。とりあえず一安心。
キャプチャ機能が使えるようになったのでさっそく、と思ったところでふとデスクトップのごみ箱アイコンが目に入る。削除したファイルが幾つかあるらしい。あまりためるのは嫌なので右クリックで「ごみ箱を空にする」を選択。 ここで wav サウンドの代わりに何故か PC ケースのスピーカからビープ音。
不思議に思い適当なファイルを投げ込んでもう一度試すとやはりビープ音。首を傾げながらデバイスマネージャを開くもサウンド関連はもちろん問題のあるデバイスは一つも見当たらない。
wav ファイルの割り当てはどうなっているのかとコンパネからサウンドとマルチメディアを開き、サウンドイベントの項目を見ると「ごみ箱を空にする」にもスピーカマークが付いていたのだが、クリックしてみると該当 wav ファイルがありませんというメッセージダイアログが。そんなはずは無かろうと検索を掛けても確かにない。試しに他のイベントを2つほどクリックするとやはり同様のメッセージ。念のためファイル検索で探しても HDD のどこにもない。
ふと気付いて、参考にしようとネットワーク越しにノート PC の HDD を覗いてみる。 WINNT\Media ディレクトリ以下に wav ファイル一式がきちんとある。で、メイン PC の WINNT ディレクトリを見返す。Media ディレクトリが無い。代わりに同名で 0 byte のファイルがある。なんでやねん。
……たしか昨日の chkdsk で不良セクタが幾つか出てた覚えが。その時に消えた可能性大。泣ける。
ともあれ無くなった物は仕方なし、ノート PC の HDD から Media ディレクトリ丸ごとコピーして、イベントに wav ファイルを割り当て直す。とりあえず正常化。
そんなこんなでキャプチャするはずの時間がメンテナンス作業で潰れる。明日にしよう。
こうも始終手を煩わされると買ってきた本も読めない……。