わははは、サトムラーで検索かけた人って、誰だ(笑)。
自分が見たのはつくりものじさんトコくらいなんだがナー。
ウチの掲示板で里海さんが絵の描き方について書かれていたので(No.357)、自身の整理も兼ねて自分の描き方を簡単に纏めてみるテスト。題材はお手頃なところで最近描いた四季ちゃん。
まずは片方のレイヤを使って下描き。
資料とにらめっこしながら 1pix. 幅の細線で頭の中のイメージをとにかくざざっと描いてしまう。この時点では基本的に全体のバランスをとっているので線が雑でも明後日の方に延びても全く気にしないし、たまにそんな線の方がイメージしていた線より良い事があるので、余程キャンバスが騒然とならない限りは消したりしない。
但し、目のディテイル、位置だけは予めきちんと描いておかないと後々詰まらない調整で顔全体のバランスが崩れる可能性があるので注意。
ちなみにこの絵における各部分の描き順は、顔の方向を決める十字、目、輪郭、眉、鼻&口、髪、服飾。何か変。
下描きが終わったら次は線画の本描き。
下描きしたレイヤを保護レイヤに切替え、灰色にしてから、もう一方の描画レイヤでトレスの様に線画を描いていく。トレスの様に、とは言っても馬鹿正直に下描きをなぞる訳ではなく必要に応じて全く別の所に線を描くこともしばしば(この絵ではマフラー辺りにその傾向有)。前述の通り、下描きはあくまで全体のバランスを取るための物なので。
なお、普段は 2pix. 幅の中線を使うが今回は雰囲気に“素朴さ”や“暖かさ”が出せればと細線を描き重ねてみた。瞳と髪の毛も同じ理由で細線の重ね描き。
線画が終わったら今度は人物のメッシュ塗り。
線画のレイヤを保護レイヤにして、下描きが描かれていたレイヤをレイヤ削除ボタンで白紙に。そのレイヤへ 4 pix. 幅の太線や 8pix. 幅の極太線でベースのメッシュを服の部分にざっと塗ってから、中線で 1 or 2 段階ほど濃いメッシュを使い影付け。
今回はさっと簡単に。
人物のメッシュ塗りが済んだら背景も塗る。
この際、保護レイヤとなっている線画側レイヤのレイヤ色を黒にして全体を眺め、メインである人物(特に表情)が引き立つように、適度なコントラストとなるメッシュ濃度を選ぶ。
ひととおり塗り終わり、諸々の調整も済んだら完成。
PC や Web で利用する場合は OR ボタンで 2 枚のレイヤを OR 合成後、別ファイル名で保存する。こうすることで線画レイヤとメッシュレイヤを分けたデータを残しておける為、後々の修正やアレンジが簡単。
上記の方法の他、これまで試してきた方法も幾つか。今でも必要に応じてこれらも使う。
この他、描いている時に突発的に思い付く事もあるものの上記の描き方が現在の基本。他人様の描き方がサッパリ分からないので、自分の描き方が普通なのか変なのかは不明。
あとは智恵と勇気と想像力で、カラーイラストにも負けないモノクロイラストを目指す。
ICQ で GFoC のサンディ氏と話してたらなにげに明日秋葉原に行くことが決定となる。や、自分も E1 のカバーとか見たいし。
そんな訳で今日は早めに寝床へ。寝られるかどうかは別だけど。
予定では秋葉原で午後1時合流だだだだだ。
ヴィヴァ! 鍋奉行鈴ちゃんっ!!←西木史郎さん 画
動作条件:『成恵の世界』第3巻既読の方。しかし一発描きでコレはさすがプロ…。
今日は午後から秋葉原へ MI-E1 のカバーを探しに。
13:15、昼食を摂っていたサンディ氏(とそのお連れさん)と合流、一緒に探し始めるがシャープ純正の代物以外見つからない。唯一ソフマップ Chicago 館でサードパーティの物を一種類見つけるが、妙に分厚いし \4000 近いのでボツ。自分が知る限りでサンワサプライとエレコムが安い(〜\2500)のを出してるはずなのだが、一向に見つからない。なんでやねん。
探し歩いているうちに疲れてきたので喫茶店へ。そこでサンディ氏に MI-TR1 での ZVNS を見せると俄然目の色が変わる。「見るんじゃなかった」と言いながら明らかに嬉しそうな顔だったので喫茶店を脱出、ソフマップを覗いてみるがあの白い箱は無し。さすがにもう在庫も底をついたのか。でも TR1 板@2ちゃんねるを読む限りだと品出数が日に依って不安定らしいので不明。
いい加減徒労感極まってきたので 17:15 秋葉原駅前で解散。18:30 自宅到着。夕食後、何だか眠い。昨晩何故か2時間しか睡眠がとれなかったせいか。でもその前の晩も3時間くらいしか寝てない筈なんだが。うぐぅ。
明日は Leaf2000@都産貿に行くから早く寝よう。
…って昨日も書いたか。今日はよく眠れますように。
Leaf2000@都産貿を一時離脱しての昼食、何だかんだで都合六人の大所帯。賑やかで良い。
ところで、なんで兵庫在住のレオーノフ教授まで一緒かね。ネタか、ネタなのか?(汗)
忘れないうちに一日の行動内容を記録。
0 時に寝て 8 時に起きるつもりが何故か 4 時に目が覚める。再び寝ようにも眠くならない。今日は 4 時間睡眠か。
本を読んだり Web 巡回しているうちに 8 時。朝食、風呂、外出準備の後 9:30 出発。外は雨。ちょっと憂鬱だがふと紗江子先生@『ONE』の言葉を思い出す。ダメだ、俺。
10:30 JR 浜松町駅北口改札前に到着。待ち合わせ予定のサンディ氏の到着を待つ間、MI-TR1 で 軽く Web 巡回。しかし気温の低さと強い風で寒い。寒すぎる。「早く来てくれ」と願うもちょっと遅れてサンディ氏到着。一路都産貿へ。
11:00 都産貿 3F Leaf2000 会場に到着。特に混雑の様子もなく穏やかな雰囲気の中、ゆっくりと巡回開始。
まずは今回の目的の一つである Unit Energen さんの所へ。ズラッと並べられた本のうち、欲しかった『そらのなまえ』と未保護だった『ぴろ式・改』を保護。ついでサンディ氏にも勧める。
「エネルゲンさんの本、めっさ面白いからイっときなさい」
「マジっすか。で、どれがお勧めで?」
「全部」
そして全部買っていくサンディ氏。漢である。
その後は軽く流しでサークルチェック。気になった本などを何冊か購入。その中でくるくるさんの天野本『もう一度逢えたら…』を保護できて幸せ気分になる。
11:40 、F → B の島辺りまで見ていた頃 PHS に着信、夏町さん(注:2002年5月12日現在 曽我十郎さん)が会場にご到着。新幹線で車中泊らしい(汗)。軽く巡回するとの事なので、しばし別行動。残りの島をチェックしたり、気になっていたサークルをもう一度見に行ってみたりで約三十分後、再び夏町さんと合流。それでは今回のもう一つの目的である西木さんの所へ、と思ったがサークルスペースのテーブルには「西木史郎は遅れてきます」と書かれた貼り紙が。
とりあえず時間潰しがてら夏町さんと立ち話。PDA、PDA イラストとそのツールについて色々と話す。その最中突然、後ろから声を掛けられる。なんでレオーノフ教授がココに立っているのか?(汗)。聞くと昨日まで関西遠征していた GFoC 関東組の帰りの車に便乗してきたそうな。しかも俺を驚かすために。教授、ひどいや。
そのまま教授を巻き込んでの立ち話を続けて 13 時、西木さんは未だ到着せず。このまま待つのもナニなので、別フロアで開催のイベント(≠ KeyMix)に参加中だったJIMさんとそのお連れさん(名前聞き損ねた。奥部さんという方らしい)も一緒に貿易センタービル地下の食堂へ。都合六人の大所帯でそれなりに賑やかに。色々ナニなことを話したが、とりあえずベルを鳴らす回数は2回である(謎)。
14:00 、食堂を出て都産貿 3F に戻ってみる。西木さんはまだらしい。閉会時間までに間に合うのか? と心配しつつ、立ち話をしながら待つ。それにしても話し中に Visor Edge, CLIE PEG-N700C, Jornada 525, MI-TR1, MI-E1, MI-310 と PDA がゴロゴロ出てくる辺りはまるで PDA 廃人の集い。
しばらくすると西木さんのサークルスペースに人だかりが。どうやら西木さんが到着、コピー本を頒布開始したらしい\。頒布やらサインやらが一通り終わって落ち着いたと思われる頃、ご挨拶。夏町さんとご対面でとても感激していた様子の西木さん。完売した筈のコピー本がゴソゴソと出てくるのはご愛敬。ぴーとさん装備の四季ちゃんなザウ絵が出てきたり、ドラマ CD 『Kanon』における「うぐぅ」の上達具合などを熱く語ってくれる西木さんは二月に会った時と変わらずパワフル。暫し話し込むが、閉会時刻となり会場の片づけが始まったのでおいとまする。
都産貿脱出後、浜松町駅で夏町さん、JIMさん御一行とわかれる。お疲れさまです。自分たちは山手線に乗って秋葉原へ。
秋葉原に到着、サンディ氏が欲しそうだった TR1 は出ていないかとソフマップ秋葉原3号店へ行くも無さげ。うぐぅ。
その後軽く巡回しながら以下の物をお買い物。
CD は勿論「うぐぅ」の上達を聞くために。ソフマップ秋葉原14号店で購入したが地元で買うより幾分お得。『ぺんとぴあ』は感圧方式用スタイラス。ペン先の細さ、軸の細さ、重さ、グリップ部における慣性モーメントが個人的に良さげ。
一通りまわったので飲み物を買い、昌平小学校前の公園で一服。ザウルスを引っ張り出して少々話したり、サンディ氏に『成恵の世界』をプッシュしたり。合流予定のスターライト氏が秋葉原に着いたとの報が入ったので公園を離脱。紆余曲折の末合流、少々買い物の後 18:30 、呑み処『ひろし』へ。
入店後、とりあえずビールで一同乾杯。各々好きな料理を頼みつつ、またもザウルスを引っ張り出して話し始める。が、ここで集まっている4人の面子(サンディ氏、レオーノフ教授、スターライト氏、俺)のうち、TR1 を持っていないのはサンディ氏のみで在ることが判明。サンディ氏、大ショック。 ともあれ飲み食いしながら何やかんやと話す。自分が居たせいで主にザウルスの話だったが。
一同、一通り呑んで食べたのでお勘定。一人 \2840 。アルコールが入ってた為時刻は不明。スターライト氏、レオーノフ教授とは秋葉原駅までの途中で、サンディ氏とは駅の階段でわかれる。おつかれ。
なかば古典的条件反射的に電車を乗り継いで帰宅。
睡眠不足とアルコールで頭がグルグルしながら Web 巡回、diary 更新後、寝床に入り今日保護した本を数冊眺めているうち意識が遠くなる。
24:00 頃就寝。
今日会った方々、お疲れさまでした…。
6 時間も寝られた。この目覚めのスッキリ感は久々な気がする。
では早速、昨日買った Kanon のドラマ CD を。<朝っぱらからかい
6 時過ぎに目が覚めて「6 時間も寝られてスッキリ」と思ってたのに、朝食食べて PDA 掲示板に書き込みをした頃眠くなる。速攻で寝床へヘッドスライディング。
12 時に昼食で起こされたものの、満腹になったらまた眠くなる。仕方ないので左前まわり受け身で再び寝床へ。
で、起きたのが 16:00 。一、二、三度寝で都合 12 時間寝た計算。さすがにもう眠くならないだろう、と思いたいがここ三日間の睡眠時間の少なさを考えるとまだ分からない。
結局、身体に累積されたダメージは何処かでリペアする事になるらしい。
元々今日はゆっくりする予定だったから良いんだけどネ。
昨日の東京での行動記録を補完完了。今回もめさめさ長いので読む際には注意の程を。
備忘録の為、短くできないワナ。
4:00 に寝て 16:00 に起きる。アカンがな(汗)。
図書館へ『夏への扉』を探しに行こうと思ってたんだが…。
「ぴーとさん装備・パーフェクト四季ちゃん」のザウ絵を見たい人は、何はなくとも『きょくりょくいっしょ掲示板』(No.226) をチェキチェキチェキッ!
というわけで柚葉さんも見に行きませう ;-)。←ご指名かい
夕方に起きてからしばらく本とか読んでて、夕食摂ったらまた眠くなる。寝床に入って 2 時間ほど眠る。今日は都合 14 時間も寝た計算。
で、ちょっと Web 巡回して風呂に入って。…なんかまた眠いんですが(汗)。果たして何時間寝れば眠気が無くなるのか、と言うよりむしろどうなってる俺の身体。
やりたいこと何も出来ないじゃないか(汗)
とりあえず腹減ったから何か食おう。←さらに眠気が増しそうだ
結局、意識レベルの低い状態のまま眠らずに朝を迎える。生産性が低い事この上なし。
絵の一枚も描けば良かったか?
なにげに気が向いたのでちっちゃくてもお姉ちゃんな香奈花をテキトーに描いてみるテスト。
恰好は本編第15話から拝借。セパレートな水着とお団子髪はともかく、体型は「どう見ても小学生だろお前」と言いたくなるのだが、しかし実は中学生なワナ。誰も信じないって。
本当は背景に海でも描いてやろうかと思ったものの、人物を描き終えた時点で結構疲れちゃったのでシチュエーション的にそれっぽい台詞書いて止め。背景はそのうちちゃんと描こうと心に誓う。誓うだけなら只。嗚呼、めさめさヘタレ。
ちなみに「おっさん、勝負!」と言うからには和人と勝負するのだろうが、泳ぎは和人に不利なので恐らくビーチバレーかスイカ割りってところだろう。今決めた。
とりあえずこの絵は香奈花に「おっさん」と言って欲しそうな誰か(謎)に進呈。0.1 sec. で即返品されそうだけど(汗)。
…あ、「きょくりょくいっしょ掲示板」へのリンクだけに見えたモンでチェキされているとは気付かなかった(汗)。
俺のは…バラバラだな、真似てばかりいるから。
つらつらっとアクセス集計を覗いていると、"Nutscrape/1.0 (CP/M; 8-bit) " なる UserAgent を発見。
CP/M ってマジですカー?、とか思いつつ Google なんぞを叩いてみると…、どうやら fake_user_agent だったらしい。何だ、つまらない。
ま、イイけど。
一昨日描いた香奈花の主線整理と背景塗りをしてみる。60 点。
問題点色々(只の技術不足)。
どうも最近、写真が「如何に光を操るか」であるのに対し、絵は「如何にそれらしく誤魔化すか」のような気がする。
所詮素人の戯言。
上野さんの PDA 掲示板で妙に『成恵』絵の比率が高くて、ちょっと焦る。
そりゃ自分も「『成恵の世界』普及運動」なる題名を付けて本の情報と絵を一枚載せたのは確か。しかし思いのほか既知 or 気に入られた人が多く、話題や絵がヒョイヒョイあがるのは予想外で。まぁ嬉しい悲鳴ではあるんだけど。
というか西木さん、都合何枚『成恵』絵を PUT してますか?(答:2001/05/09 21:30 現在 5枚) なにげに圧倒的物量作戦が展開されてる気がしなくもないんですが。
そんな訳で自分は西木さんの尻馬に付いてるようなものです。尽力とはほど遠い話で、ええ。>柚葉さん
む、戦域ってのもあるのか。しかし機族の場合は戦略型、戦術型の区別が無いようだ(ぉぃ。
まずは電源 ON 。久しぶりだけど、とりあえず問題無く動いていそう。
で、ご所望のソフトを放り込んで、と。あぁ、一通りは動くみたいね、遅いけど。って、なんかフリーズするぞ。ソフトリセットしても改善しないが、フルリセットは面倒だから勘弁してくれ。とりあえずメモリ設定を 10:6 にして…問題無くなったな、オッケー。
次はパスワードの解除と幾つかの要らぬファイルを削除。それから使いやすいようにデスクトップにショートカットを作って、と。これ、 SH3 133MHz って言うが、MI-E1 とほぼ同じはずなのに随分と動作が遅いな。ゲイツやぶれたり(意味不明)。
…しかし、64000 色表示とあるが本当か? STN 液晶のせいか? いや、その前に液晶保護シートが剥がれかけで汚なすぎ。貼り替え敢行。げ、ど真ん中にデカイ埃侵入。エアダストクリーナで吹っ飛ばした筈なんだが。ピンセットで排除作戦。完全とまでは行かないけど、これで許して貰おう。予備のシート無いし。
あとはバッテリをフル充電。箱も箱の中身も一通り揃ってる。準備完了。
と言うわけでいつでもお渡し O.K. です(謎)。>誰とはなく
やはり動作が不安定なので気合い一発フルリセット。バッテリ、メモリ保持用セルを抜いて約 10 分。あら不思議、工場出荷時に逆戻り、って全然不思議でも嬉しくもない。
おのれ、ゲイツめ。
内蔵メモリの少なさは如何ともし難い。10MB TypeII + 8MB CF のダブルメモリカード攻撃で対抗。
一昨日仕上げた香奈花が、どうにも真夏の日差し感に欠けるのでちょっと影付けをして画像を差し替え。
もうこれくらいで止め。茜の修正が未だ終わらんし。
自分が『ざうすけ』で落描きを始めた頃の話。
PDA で絵を描くことが思いのほか簡単で面白いことが分かって、当時周囲の何人かに勧めたことがある。上手下手の差はあれ、描く事それ自体は誰にとっても楽しいだろうと。
しかし結果は揃って同様の答えが返ってきた。曰く、
「絵心が無いから描けないよ」
ああ、そうですか。ってちょっと待った、“絵心”ってのは普通「絵の心得」の事だろうがそんな御大層なモノ、自分も持って無い。義務教育でしか美術の類は教わっていないし、部活動やサークル活動でもその手の事とは無縁だった。個人でだって絵を描く勉強なぞした事もないし、関連書籍も持っちゃいない。
でもなんとか描けてる。出来はお世辞にも良いとは言えないけど、それらしい形ぐらいにはなってる。この事実を以て、彼らの言う「絵心が無いから描けない」という言葉をどう解釈したらいいのか?
答えは広辞苑で見つけた。以下、引用。
え・ごころ【絵心】
(岩波書店 発行 『広辞苑』第三版より)
- 絵をかく心得。絵を解する趣味。「―がある」
- 絵をかきたい気分。「―が動く」
頭の中の語彙数が貧困なせいで前者の意味にばかり囚われていたけど、実は後者の意味だったらしい。つまりは「絵を描きたい気が起こらないから描けない」と言うこと。言葉を発した当人が意識してなのか否なのかは知るところではないけども。
この「絵を描きたい気が起こらない」事については、自分も『ざうすけ』に触るまではその一員だったので解らなくもない。ただ、(以前の自分を含め)そう言う人たちは絵を描くことを少々小難しく、妙に形式張って考えてしまっているんじゃないかと思える。絵を描くって事は、元来そんな肩の凝る物ではないはず。
たとえば、学生時代にノートやプリントの端に落描きをしたことは? 国語の教科書の著者近影にイタズラ書きをしたことは? 好きな漫画のキャラクタの似顔絵を描いてみたことは? もっと遡って幼稚園の頃、画用紙はもとより襖や壁やらにまで絵を描いて、親に叱られた記憶は? どれもなんの気兼ねもない、気軽な行為だったに違いない。
上のような経験が何ひとつ無い人なんて、よほど特殊な環境に生まれ、育った人でない限りほとんど居ないだろう。では何故子供の頃には描けて、今は描く気すら起こらないのかと言えば、恐らくだが加齢に伴う妙な羞恥心や体裁へのこだわりが理由の一つに挙げられると思う。要は「上手く描けないと恥ずかしい」って考え。子供の頃にはそんなもの無かっただろうから。
しかし自分としては「そんな詰まらない考え、ゴミ箱へポイ!」だ。頭を抱えさせる日常のあれやこれをひととき忘れ、自分の好きな物を好きなように、気軽に落描きするのは良い気分転換になると断言できる。いきなり上手く描けなくて当然、そんなの問題無い。描いていればそのうち何らかの形になっていくし、恥ずかしければ他人に見せなければいい。もし誰かに見つかったとしても「だって、落書きだモン!」という最強呪文があれば何ら恐れることはない。
そんな落描きには PDA が良い。何度だって描き直せる、すぐに削除できる、メモリの許す限り嵩張らず何枚でも描ける、そしていつでもどこでも描ける。気が向いたら飽きるまで描き込んでも良いし、PC に転送してさらに加工するも良し。PDA を持っているなら、落描きに使わない手はないだろう。
……とかなんとか、こんな詰まらないことを長々と書いた理由は、あっしーさんの2001/04/27のスケッチに添えられた文章の「描きたいと想う気持ち・絵心」
って言葉から、自分が『ざうすけ』で描き始めた頃の事を思い出したのが一つ。あと、絵にとっては小手先の技術よりも描くときの気持ちが重要なのだと最近思えてきたので、それを忘れないうちにメモしておくのが一つ。
それともう一つ。
“敷居”とはその実対象にあるのではなく、それに相対する人の心の内で生ずる“虚像”でしかない事を書いておきたかったので。
日々酷使され疲弊する左脳に休暇を与え、脳の右側で描け!