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落描き 四拾壱〜四拾伍番
-Scribbles No. 41 to 45-

四拾壱番】
「目的無き落描き」

描き上がったときの所感。「これは、誰なんだろう?」

初出の diary を紐解くと、ニューヨーク同時多発テロのときその話題で身内とチャットしながら描いたブツなのだけど、本当に何も考えず描いたもんだから誰がモデルか判らなかったと言うワナ。

で、これを見たとある御仁から『おかっぱ病』なる病気について説かれ、ああなるほどそれなら心当たりが幾つかあるな、と膝を打った。

ちなみに『おさげ病』というのもあるそうだが、そちらは感染しているものの発症はしていない。描こうとするとその構造を考えてつい手が止まってしまうから。

それにしても今見ると、何というか、煩悩炸裂っぽいわコレ。

(First appearance: 2001/09/11 in diary)

四拾弐番】
「杞紗@公園のベンチ」

 

杞紗ちゃんフェア(©西木さん)その一。

月刊コミック誌「花とゆめ」(白泉社)で連載されている『フルーツバスケット』の第 7 巻 p.60 にあるひとコマ。それなりに似せるつもりで描いたはずなのだが、に、似てねぇ。原作の絵は調子がもっと柔らかい。

一度描き上げてからも多少手直しはしたものの、個人的に不満な出来ではある。

(First appearance: 2001/09/15 in diary)

四拾参番】
「おめかし杞紗ちゃん」

というわけで四拾弐番からの雪辱戦。杞紗ちゃんフェア(©西木さん)その二。

出典は『フルーツバスケット』第 6 巻 p.33 のイラスト。元は作者さんのサイトで公開されていたものらしい。線の調子から、粗めの紙に鉛筆かパステルで描いたものをスキャニングしたと見受けられる。

その辺りの雰囲気も含め、出来るだけ見たとおりに描く事をテーマに取り組む。その為今回は PrismPaint を使用。

とりあえず、線の調子はそれっぽくなったと思う。全体の雰囲気もまぁ、前回よりはオリジナルに近づけた。が、比べてみるとやっぱり色々違う。目の形とか顔の輪郭とかバランスとか、自己流の部分が見てとれる。アカンがな。

ちなみに白地に描かれた version もあるのだが、本人としてはこちらの方が気に入っている。なんとなく。

(First appearance: 2001/09/18 in diary)

四拾四番】
「はっちゃけ美汐さん」

 

突然ですが、「美汐さん」を「あやよさん」に脳内置換した人はいますか?(誰に訊いてる)

それはともかく。

もう、ネタ。ひたすらネタ。技術とかそんなのは一切無し。下描きも無し、っておい。「キセキ」を「えいえん」とかに読み換えて笑える人は笑ってください、とかそんな感じで。ビバ、アニメーション GIF(意味不明)。

なお、コレには「流用」というキーワードが当てはまるのだが、このテキストを書いている現在「企業秘密」。

(2002/08/25 追記:そろそろ時効だと思うので書いておくと、直接的元ネタはつくりものじさんの「えいえんはあるよー」と長森が叫ぶアニメーション GIF、それの更に元ネタは『キャプテン・ラブ』という PS 用ゲームの OP アニメ。此処まで分かる人は恐らく居ないだろう。それとこの絵は『美汐フェスティバル』にサークル参加したときサークルカットの元絵として流用した。)

(First appearance: 2001/10/24 in diary)

四拾伍番】
「柏木楓お誕生日記念」

題名の通り、柏木楓嬢の誕生日である十一月十五日に記念として描いたブツ。

実は下描きの段階において記憶のみでざっと描いてから Susie で『痕』のグラフィックを見直してみたのだけど、その隔絶さ加減に唖然。俺の記憶はこうも曖昧なのかと。

で、慌てて参照しながら色々と修正したものの、どうにもクセの強い絵なものだから真似しきれずパチモン状態に。時間が無くて背景も描けなかったし。スマン。(11/23 追記:あまりにナニなので背景を直した)

それと四拾壱番を読んだ人は気付いたかも知れないが、己の『おかっぱ病』病原体はこの娘。恐るべきは柏木家の血である(誤認識)。

(First appearance: 2001/11/15 in diary)
TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
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