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一言半句
-Diary-

平成十八年 葉月 中旬
-2006 August, Middle term-


八月十五日

夏コミ終えて日が暮れて

一段落ついたので夏コミのメモ。

今回購入した本の数は 25 冊。サークルは 20 サークル。それと企業の「ブロッコリー」ブースで先行販売限定特典の illustration book につられて "planetarian original soundtrack" を。昨年の夏コミに比べ、購入数が増えているが、コミティアで買える物もついでに買った分を含むので実質はあまり変わっていない。

直前に新調したカバンの即売会での使い勝手に少々不安があったものの、実際使ってみるとまんざら悪くない。以前の物より軽くなっているし、今後ポケットの配置に慣れればさらに使いやすくなるだろう。

半分はこれが参加目的と言っても過言ではないサークルスペースでのお喋りは、今回も知り合い、行きつけ、初見に依らず。ペモぬいにもっちり、とか。先方にとってはイイ迷惑かも知れないが、それが即売会の醍醐味だと思っているし、せっかく話せる機会なのだから話せることは話しておきたいのだ。

それにしても、不可思議さんのところといい某身内といい、新型 Vaio やら W-ZERO3[es] やら会うたび新しいデジタルガジェットが出てくるのはどーゆー事なんだろう? まあ、あまり人の事は言えないが。

今回もやはり疲れはしたが、何かと加減しているので後を引いたり身体のどこかを痛めたりするほどではない。参加し始めの頃のような体力は無くなった代わりに、十年間の経験から得た要領がある。これからも無理のない参加を続けたい。

コミケがいつまで続くか、の不安もあるが。


八月十六日

HDD 交換

夏コミという大きな行事を終えたので、ここしばらくの懸案だった HDD 交換を実行。理由は以下の三つ。

  1. データ用パーティションの慢性的容量不足
    (ファイルの整理や他メディアへの待避もそろそろ限界)
  2. 前回の HDD 交換からそろそろ三年半経つこと
    (HDD 交換時期として妥当な年数と思われる)
  3. 去年の HDD クーラ導入時におけるアイドル時の HDD 温度は室温 +5℃だったのが、現在は室温 +10℃と上がったこと
    (駆動部の損傷累積による温度上昇の疑い。「はやぶさ」の姿勢制御用リアクションホイールも故障前に温度上昇の傾向が見られた)

機種は HGST Deskstar T7K250 シリーズの 160GB (HDT722516DLAT80)。購入は地元の量販店で税込 ¥6980。価格比較サイトによると最安値は六千円ほどだが、交通費や初期不良交換、保証期間を考慮すると十分安いと判断した。

購入後、さっそく PC に繋ぎ Drive Fitness Test ツールで Advanced Test を行なったところ異常なし。OS 付属の Disk Administrator でパーティショニングとフォーマットを実行の後、手持ちの Ghost 2002 で現行のシステム用パーティションをコピー。ファイルやディレクトリがきちんと書き込まれているのを確認してから、いざ接続を切り替えて起動を試みると BIOS が「起動システムが見つからない」とエラーを出す。パーティションイメージファイルからのリストアも同様。はて?

ここでぱっと思いつく原因は以下の四つ。

  1. マザーボードの ATA コントローラが 48bitLBA (俗に言う BigDrive)での起動未対応
  2. Ghost 2002 が48bitLBA に未対応
  3. HDD の初期不良
  4. マザーボードの故障

ATA コントローラの 48bitLBA 対応はあらかじめ調べておいたので問題無いはず(でなければ 138GB 以上のなんて買わない)。となると次は古いソフトである Ghost 2002 が疑わしい。そこで Acronis True Image 9.0 の体験版をインストールし、現行の HDD から新しい HDD へのディスククローニングを試してみたところ、問題無くクローニングされ起動もする。原因は Ghost 2002 と判明。

これでシステム移行もされて作業完了、といいたいところだが新たな問題点が二つ。

これらを解決すべく検討した結果、ソースネクスト販売の Acronis HD Utility Pack を ¥2970 で購入。Acronis PartitionExpert Personal でパーティションサイズを直し、Acronis True Image Personal でバックアップ環境を整えた。これらソフトは最新の機器に対する制限がいくつかあるが、現在使っている PC で使うには支障ない。PC を新調する頃にはソフトも ver.up せねばならないはずで、ならば今回はリーズナブルなもので良しという考え。

移行も完了したので新しい HDD の設置位置を風通しの良い 5inch フロントベイに変え、HDD クーラも付け替えて実戦投入。すると、アイドル時の HDD 温度が室温 +10℃まで上がる。これはおかしいと改めて HDD クーラの風量を確認すると、購入時より明らかに少ない。クーラのファンがヘタっているかも知れないが、試しに同系列で繋げていたケースファンのケーブルを外してみる。すると風量が増え、室温 +7℃まで下がった。つまり、ケースファンの方がヘタって無駄な負荷になっていたと言う事だ。HDD および HDD クーラは無罪。ケースファンも近いうちに新しい物に替えることにしよう。

あとはデフラグ掛けておしまい。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
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