午前、月一回の腎内科検診に付き添い。検査は前々日に済ませてあるので予約時刻三十分前に受付。例によって診察時刻は遅れ、都合二時間半以上待つ。
診察室では O 先生と今回の検査結果をながめる。アルブミンが +0.4mg/dl と改善、クレアチニンは +0.1mg/dl で若干悪化、尿タンパク一日量は -3.6g と大幅改善。総合的には改善しているようだ。
ただし、クレアチニンの増加から、この季節の発汗量増加による慢性的脱水症状に伴い腎機能が低下していることが考えられるので、利尿剤のラシックスを若干減らす処方に変更。あわせて水分を多めに取るよう心がけることと、体内水分量変化の目安となる短期的体重変化を見るため一日一回体重を記録する。また、脈拍が遅めのようなので血圧降下剤のアーチスト服用を無しに。
気になるのはネオーラル 100mg 服用後二時間でのシクロスポリンの血中濃度が 1000ng/ml と少々オーバーシュートしていること。前回は同じ服用量で 820ng/ml とちょうど良かったのだがなあ。免疫抑制剤だけにあまり効き過ぎると副作用が心配ではあるものの、本人曰く今のところ自覚的症状は無い様子。なにかあれば連絡ほか適当な対処をすることにして、今回は服用量の変更無しとした。
診察を終え、一階の会計で支払いを済ませ、近くの薬局で処方された薬を購入してからほか弁屋で遅い昼飯を買って二時半過ぎに帰宅。
次回診察は来月十九日。
ここ数日、PC の中をいじっていたのでメモ。
先週半ば、連れの PC にて換装する予定の HDD を購入。初期不良チェックとして専用ツールでのスキャンとあわせて温度上昇の程度を HDD 温度計で監視。室温に対し、エアフローのほとんど無い場所ではアイドル時 +15℃、エアフローのある場所ではアイドル時 +8℃、連続負荷時 +11℃という結果を得る。
この作業のついでに OS が入っている自分の HDD についても温度変化を見てみると、アイドル時 +10℃、連続負荷時 +14℃という結果。取付位置は電源ユニット上のシャドウベイであるため、排気ファンが近くわりあいエアフローはあるものの電源ユニットからの熱とで相殺している様子。これだと単純計算で室温 31℃で、危険域と考えている 45℃に達する。冷房をかければ室温は下げられるが、使用者である俺は 31℃なら扇風機で間に合う。サーバルームでもあるまいに PC のために冷房をかけるのはどうか。
あれこれ考えた結果、ケース内レイアウトを工面して 5inch フロントベイの一番下に HDD を移動することにした。取付金具は手持ちがあったので良しとして、せっかくだから盛大に冷やしてやろうと、アルミ合金の放熱板に薄型ファンが付いた HDD クーラも買ってきて取り付け。内部の動作音もお構いなしにベイカバーを外した状態にしてエアフローを妨げないようにする。
その結果、アイドル時 +5℃、連続負荷時 +10℃とまずまずの温度に抑えた。これだと単純計算で室温 35℃まで大丈夫。そこまで暑ければさすがに冷房をかける。ともあれ安全側に見積もっておいて損は無かろう。
副作用として、一番下の 5inch ベイを開けたことで電源ユニットによるバキュームを何割か奪ってしまい、マザーボード上のチップセット温度がこれまでより 5℃上昇した。それでも十分許容範囲内であるはずだが、しばらく監視してみてあまり上がるようなら小型ファンを取り付けることにする。
最近、常駐させているマザーボード付属ツールで各電圧を見ていると定格 +5V が +4.75V 近く、同じく +3.3V が 3.0V 程度まで下がってきた。BIOS セットアップ内の監視画面でも同様の値を見ている。今の電源ユニットは三年近く前に購入したもので稼働時間も長くはあるのだが、パーツ構成から余裕を見積もった容量であるし極端な安物を買った覚えもない。へたられるのはちょいと心外だ。
そこで、電源ユニットから伸びている 4pin コネクタの 5V, 12V にテスタをあてると、どちらも定格におつりが来るくらいだった。一つの電圧は一つの接点を元にいくつもケーブルが伸びているから、電源ユニット自体はきちんと定格で出していることになる。ってことは常駐ツールのあの値はなんだろう、と考えてみるとマザーボード上での計測値。
ケーブルまでは定格で来ていて、マザーボード上ではかなり下回っているのだから、つまるところマザーボードの電源コネクタ部で接点不良気味になっているはず。電圧の低い DC で滅多に抜き差ししないコネクタだから接点活性の機会がないのか。試しに一度抜き、ブロアで吹いてからしっかり差し直すと、各々 +4.91V, +3.24V と持ち直した。やれやれ。
せっかく注意が行ったのだからと、ついでに電源ユニット内の掃除。たしか去年のこの時期にも開けて掃除しているし、ケース内全体も月一回掃除をしているおかげか中はさほど汚れていなかった。コンデンサやトランジスタが膨らんでいる、なんてこともない。軽くブロアを吹いて元に戻しておしまい。
どちらもあと一〜二年は保って欲しいかな。
MozillaFirefox の 1.0.6 が公開されてたので 1.0.4 から移行。en-US ver. 入れて新規 profile 作って JLP 当てて旧 profile ディレクトリ内から設定ファイル類をコピーして拡張入れて、といつも通りの作業。今回試しに旧 prefs.js から allinonegest.hoge の部分をコピーしたら All-in-One Gestures の設定引き継ぎを手抜きできたんで今後もこの手を使うことにする。
stable ver. にもかかわらず行なわれた API 仕様の変更が仇になって 1.0.5 のローカライズ版公開が凍結された件は、まあ良くも悪くも geek の産物だな、と思う。開発者のこういった勇み足(?)にブレーキをかけるには geek でない人間を管理に置くと良いのだろうが、あまり技術から離れた人では何やろうとしてるのか分からないし、丁度良い人材ってのもなかなか難しいのかも知れん。
だからといって IE は使う気にならんしねえ……。