NASA JPL の「ディープインパクト」ミッションにおいて、目標であるテンペル第一彗星に衝撃弾を無事命中させたらしい。マスコミやウェブのあちこちで速報とともにその瞬間の画像が公開されている。とりあえずめでたい。
画像に映る衝突時の閃光などはさしあたり一般の人にも分かりやすく受けがいい情報でこれはこれで良しとして、探査機本体からじゃんじゃか送られてきているであろう各種観測データはこれからあれこれ解析されそのうち面白いことが判るだろう。そちらが楽しみだ。
日本の「はやぶさ」も小惑星「イトカワ」までもう目と鼻の先だぜー。
先月半ばに修理に出した無線 LAN アダプタが宅配便で自宅に届く。同梱の修理報告書曰くこれまでと同様「検査良品に交換」。
アクセスポイントと SL-C860 での設定をするともちろん正常に接続できる。しかし、前回、前々回も同様の状態から故障が起きているわけで、正直あまり安心できない。修理受付時に「保証期間が過ぎても修理完了から 30 日以内に再発すれば無償保証の範囲内」と言われたが、前回は二ヶ月で壊れていて今回また同じくらいの期間で壊れる可能性は少なくないと思われる。その場合の保証は無しなのだろうか。だとすると実質一年間しか使えないことになる。ちょっとひどい話だ。
もしこれも壊れたら、また Sofmap へ持ち込んでも埒があかなそうだし、メーカであるプラネックスのサポートへ直接問い合わせたほうがよかろう。
堂々巡りはもう飽きた。
夕食後、居間でメイルチェックをしようと SL-C860 で接続を試みるもなぜかうまくいかず。一分とおかず無線 LAN の電波強度がレッドゾーンに落ちる。例の症状にそっくりだ。
熱に弱いと聞いていたから気温の高いこの時期早めにいかれると思ってたが、三日間でとは最速だなあ。
……これはだめかもわからんね。
さて、プラネックスのサポートセンターの電話番号でも調べておくか。
JAXA プレスリリース「M-V-6号機発表文」によると M-V 6 号機の打ち上げと ASTRO-EII の軌道投入が成功、ASTRO-EII は「すざく」と命名されたそうだ。カウントダウンページでライブ中継を見てはいたのだがテレメトリ映像は第三段モータの点火までしか映らず、その後のシーケンスも実況されなかったので成否まではわからなかった。
実は 2002 年 2 月 10 日に ASTRO-E を載せて打ち上げられた M-V 4 号機は第一段目の燃焼異常により失敗していて、ちょっと験が悪いというか気掛かりだったりした。まあ、地上燃焼試験とノズルの材料改良によって、続く M-V 5 号機は立派に「はやぶさ」を打ち上げているのだからいらぬ心配っちゃそれまでなんだが、ともあれ成功して良かった。
今回の「すざく」には先代「あすか (ASCA=Advanced Satellite for Cosmology and Astrophysics)」みたいな語呂合わせの acronym はないのかなあ……。