二十四日に腎内科定期検診へ付き添うに先立ち、I 医院で週二回注射してもらっている薬の名前を訊いてくるようおふくろに言いつけておく。
処置担当の看護師さんに書いてもらったというメモを見ると「ネオミノファーゲン」とある。調べてみると漢方生薬の甘草に含まれるグリチルリチンが主成分で、肝臓の機能全般を守る薬として広く使われているらしい。γ-GTP, GPT が高い数値を示していたからこの処置自体は悪いことではないだろう。
しかし、副作用の項目には「まれに血圧上昇」。まさかと思い、腎内科担当医から勧められて先月末から始めた血圧記録帳を見ると、注射を始めてから確かに 10〜15mmHg くらい上がってる。五種類の降圧剤でようやく最高血圧が 110mmHg 台に落ち着いてきてたのに、嗚呼。
二十四日は O 先生と御相談、かなあ。
最近、PC ニュース系サイトで Firefox 1.0PR1 のリリースが妙に取り上げられているが、 0.9.3 のまま放っておいた己もそろそろ入れることにする。セキュリティホールの件もあるんで。
今回はいつもの公式ビルドは使わず、 MOOX の最適化ビルドを試してみた。うちの PC は AthlonXP なので M2 ビルドを選択。JLP は Mozilla Japan の ftp サーバにある releases 0.10 ディレクトリ に置かれている firefox-0.10-langjajp.xpi を適用。
- ProfileManager オプションで新たに作ったプロファイルを -p オプションで指定して起動させると、これまでより明らかに速い。about:config から app.txtensions.version の値を 0.9 に変更して常用する拡張機能を一通り入れたあともやはり速い。プラシーボ効果では無さそう。この高速化が ver.up によるものなのか、最適化ビルドによるものかは公式ビルドと比較していないのでわからないが、ともあれより快適になって良いことだ。
しばらくいじってみて面白いと思ったのは、Ctrl+F でページ内検索する際、これまでダイアログが開いていたのが、ウィンドウ下部のステータスバーの上に検索バーとして開くようになったこと。人により好みは分かれるだろうが、ダイアログだと開く位置が不定であったり他のウィンドウの後ろに隠れたりするから、こちらの方が使いやすいように思う。
最適化ビルドはなかなかイイ感じだから、いっそ公式でも公開してくれ……る事は無かろうな。
メイルチェックをすると EIZO の E-CLUB から一通着信。500円分の Aamzon ギフト券をくれるとのこと。あー、六月か七月にやったアンケートのお礼? よく覚えておらんけど。
しかし 500円分ばかりもらっても使い道が無い。さし迫って欲しい本は無いし、1500円分以上買わないと送料がかかる。さりとて有効期限があるからあまりとってはおけないし。いっそどこかで換金出来ればいいんだが、さすがにそれは無理か。うーむ。
はじめ、「500円分」と目に入ったところで「すわ個人情報漏洩のお詫びか?」と思った……。
午後、月一回のおふくろの腎内科検診に付き添いとして病院に行く。
先月の検診と同様に、検査、栄養指導と進めたあと、予約時間より十五分ほど遅れて診察室に呼ばれる。担当はいつもの O 先生。
とりあえずはこちらから情報をということで、糖尿病のかかりつけである O 医院での肝臓に関する処置について、O 医院での血液検査結果、処方された飲み薬と週二回注射されている薬の名前を書いたメモを添えつつ話を切り出す。一通りの資料に目を通したあと、「今日の検査結果ではγ-GTPもGPTもすこぶる正常値ですよ」と首を傾げる O 先生。曰く、八月下旬の時点でも二つの値は高めであったから何らかの原因(ウィルス、薬剤など)により肝臓が軽い炎症を起こしていたのだろうけれど、あくまで一時的なもので強力ネオミノファーゲンを注射し続けるほどではないだろう、とのこと。一度注射を止めて様子を見て、もしまた値が上がるようならばきちんと検査をしたほうがいいだろう、とも。
俺はあいにくと O 医院の方で話を聞いていないけれど、原因を確かめずに注射を続けるよりは様子を見た上で検査をする方が筋は通っている。来週 O 医院に付き添いで行くので、今日の検査結果を添えて自分の方からその旨相談、ということで話は纏まる。
なお、肝心の腎臓の方は各数値とも良好な経過ではあるものの、これからの季節は気温の低下に伴って血圧が上がりやすくなるので、今しばらくこのままの処方で投薬を続けることに。薬は減らないが血圧がコントロール出来ているだけ御の字としよう。
来月の検診予約を入れてもらい、退室。栄養指導室での予約を経由して一階の会計で支払いを済ませ、薬局で処方箋の薬を買って帰宅。
次回は来月の二十二日。
NTT の PHS を使い続けてかれこれ七、八年。今日初めて、店舗などにあるいわゆるピンク電話から PHS へかけられないことを知った。
なんで判ったかというと、眼科や内科の医院へ行くおふくろが検診終了後に迎えに来る旨の連絡を入れるのに度々「PHS に繋がらない」と言うので、今日ためしに自分で自分の PHS にかけてみたから。
とはいえ、これまで気づかなかったくらいだからそんなケースはそうあるでなし、心配することも無かろう。
そも、最近ピンク電話ってあまり見かけないような。
準備が終わったのでサイトを移転。移転先は sp48k.t12i.net 。XREA + VALUE DOMAIN で一年契約 ¥3610 。コストパフォーマンスは良いと思う。
面倒なのでコンテンツ自体には手を付けず丸々移した。cgi ディレクトリ下にあった bbs ディレクトリを root に移したくらい。その点では特に手間は掛からず。そのかわり、サーバの仕様により SSI の cmd exec が使えないため、代替のアクセスログ取得スクリプトを選定したり、一日一回ユーザディレクトリに配られる Apache のログを自動で ftp から拾い、記録されている日付を元にファイル名を変更するスクリプトを書いたりと余計な手間が多かったような気がする。まあ初期コストとしておこう。
日付の切りも良いし、内容を同期させるのも手間なので Cside 側の更新は今日でおしまいにする。Cside 側は契約更新しないから十月末にはサイト、メイルアカウントとも消滅の予定。
XREA のサーバも安定していると良いなあ……。