[an error occurred while processing this directive]

一言半句
-Diary-

平成十四年 神無月 中旬
-2002 October, Middle term-


十月十一日 decrease

サンクスの肉まん、具が前シーズンまでのものより明らかに少ない。ひどいや。

コスト減か、製造元が変わったか。

perspective

透視図法は建物や背景だけに適用されるものではない。人間にだって適用されて然るべき。いわゆる「いたる絵」の影響か、どうもその辺りを配慮されていない絵が散見され首を傾げる事が少なくない今日この頃。

自戒を込めて。

scribble

面倒な事ばかり考えながら描いていると詰まらなくなってくるのでたまには気の向くまま、時間も掛けずてきとーに。
【習作】(misio17d.jpg)

間違っている所は多数あるし縮小しないと粗が目立って仕方ないけど、 PrismPaint3.0beta2 の動作確認も兼ねているのでまあよしとする。

服着てないのは描くのが面倒だから、とかどこかで聞いたような事を言っておこう。


十月十二日 opening time

明後日の蒼月祭4、一般参加者の入場開始時刻は一体何時なんだろう? カタログ事前購入してないからわからん。

とりあえず同時開催されるBrightSeason14の方が 10:30 らしいからそれに合わせて家を出ればいいか。

variance

予想の範疇ではあったものの、「開いた口がふさがらない」という言葉がこれほどふさわしい状況も珍しいと思う。

そして「二の句が継げない」。


十月十三日 theory

実のところ、絵を描く際に理屈ばっかりあってもしょうがないとは自分も思っていて。

本当は閃きと感性だけで理屈抜きに描きたい物が何でも描けたなら良いだろうにと思うし、これまではそれのみで描いてきたのだけれど、やっぱり思うようには行かない。数学の文章問題を解くためには基礎計算力が必要であるように、野球で安定した高打率を保つためにはバッティングフォームのチェックと修正が欠かせないように、対象のディテイルをきちんと捉える描写法と解剖学的な裏付けなしには描きたい物を思い通りに描くことが出来ないのだとこの二年で思い知らされた。

本当に上手い絵、美しい絵というのは理屈が縁の下を支えていて、画家各々の画風はさらにその上に立脚してる。そんな絵には疑問を挟む余地のない問答無用の説得力が有るから、観る人の心にそのイメージを強く印象付ける事が出来る。自分が描いた物を顧みるに、どれも粗が目立つばかりで描かれた対象自体に目が行きづらいのはきっとその事の裏返し。

そんなこんなで崩したり個性を出すにも理屈を踏まえた方が良かろうと、ここ最近は書店でその手の技法書をちまちまと物色中。上手な人でも描写に嘘が含まれている点や勘だけで描くより遥かに楽な方法が分かって結構面白い。あいにく即実践に活かせるほど器用でないのが情けないがそも基礎が出来ていないのだから仕方ない。

いつになるか分からないけれど、これが肥やしになって「ましな物描くようになった」と思ってもらえるようになれたら良いやね。

まあ、趣味で描いているのだから焦らず。

schedule

以下、明日の予定。

以上。


十月十四日 device dependence

即売会会場から京急蒲田駅へ向かう道すがら、曽我さんと「PrismPaintPrismPocket とでは同系統のアプリなのにハードが違うから描き方が変わっちゃうねえ」などと話した後、秋葉原の某店でワコムの液晶タブレット Cintiq C-1500X を触る。……こんなモノ使って描いたら今までと全く違う絵になるに違いない。

これ買ったらザウルスでは絵を描かなくなってしまいそうで恐い。悪魔のデバイスだ。

sleepy

今日一日について覚え書きでもしようかと思ったがどうにも眠くてアカン。昨晩は結構寝たはずなんだけど。原因不明。

とりあえずこれだけ。

むぎさん、新刊ありがとうございました。昔描いた絵を見返すのがつらい、と言う心情は自分も最近解ってきたので曽我さんへ相談されてた件はとても切実な事に思えましたよ。昔の絵、引っ込めたい……。

曽我さん、今日はお疲れさまでした。毎度引っ張り回してすまんです。即売会会場内で歩きながらなにげに話されていた、ジャンルによるコピー誌の作られ方の差異については納得するところ。が、己の場合収集癖のせいか捨てられぬみたいですよ、ええ。

さて、今日の収穫物読みながら寝よう。


十月十六日 attitude

夕刻、姉が姪と飼い犬を連れてやってきた。飼い犬が生後四ヶ月になりようやく外に出せるようになったので見せに来たらしい。名前は「ジョン」に決まった様子。

それはいいとして、二階の自室から声を聞くに結構吠えて賑やかだった筈が、自分が一階の居間に入りジョンの前に座ったら吠えるのを止めて尻尾を振るのはどういう事だろう。

二ヶ月前に一度会ったきりだから覚えてるとは考えづらいんだがなあ。


十月十七日 catalog

近所の書店にニッセンの無料カタログが置いてあるのを見つける。服飾を描く時の参考になるかもと一冊頂戴して帰宅。 自室で開いてみると家具などの写真も載っていて資料として悪く無さそう。女性下着のページは要らんけどね。

ときにライター付き腕時計なんてのがあったが、誰が買うのだろう。

quick launch

夕食後、メイン PC を起動するとタスクバー上のクイック起動バーに関連付け無しの小アイコンがいくつか並んでる。そんな物を登録した覚えはないので該当ディレクトリを開いてみるといくつかのショートカットファイルが消え、代わりに滅茶苦茶な名前のファイルがあった。

邪魔なので削除しようとするも、エクスプローラはもちろんコマンドプロンプトでも出来ず。chkdsk かけても駄目。ファイルテーブル壊れかけてないか、これ。勘弁して欲しいんだけど。

ともあれ使えぬボタンがずらりと並んだクイック起動バーに用はないので、適当なディレクトリを作って生き残ってるショートカットファイルを放り込む。消えたショートカットファイルもスタートメニューなどから掻き集めて放り込む。そのディレクトリを新規ツールバーとして登録、タイトルとボタン名を非表示にしてクイック起動バーの代替とする。

とりあえずはこれで応急処置。削除や修復の仕方は後で調べるとしよう。

HDD 、ハズレ引いちゃったかなあ。


十月十八日 change

一つ一つの登録はその時々に行うから大したことはないけれど、いざその内容に変更を要する場合これまで登録した物全てに変更手続きをせねばならんのは甚だ面倒で堪らない。

いい加減、どれとどれを変更したんだか分からなくなってきた……。


十月十九日 adhoc

さしあたりの対症的処置は出来たものの、根本的原因と対策方法が分からなくて不勉強である事を痛感。なにげに Perl の記述より apache の設定に原因がある様に思うのだけど、丸一日 PC と睨めっこして疲れたんで今日は止め。

明日は気晴らしに都産貿の即売会にでも行ってこようかなあ。

weather condition

明日の天気はどんなものかと気象情報サイトを覗いてみると、気圧の谷の通過に伴い一日中雨なうえ気温も低く風も強め。こんな日に出掛けたらさぞワイルドな気晴らしに……というか身体が冷えて風邪の一つもひきかねん。

今でも胃の具合が思わしくないのにこれ以上体調崩すのは自殺行為だろう。運動不足解消も兼ねてと思ったけれど、明日は遠出中止。

おとなしく近所の書店で『フルーツバスケット』最新刊でも買って読むか。


十月二十日 beautiful picture

「キレイなだけの絵なんてクソ喰らえだ」と言われたら、「ごもっとも」と返すしかないだろう。

でも、それなら「キレイなだけじゃない絵」を描けば良い。難しいけど。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
WebSite URI: http://sp48k.t12i.net/