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一言半句
-Diary-

平成十四年 文月 中旬
-2002 July, Middle term-


七月十二日 attention

帰りに乗ったバスの中で、なにげに目に入った珍妙な注意文。

よく止まってからお降り下さい

堂々と掲示する前に誰か気付けよ、バス会社の人。


七月十三日 draft sketch

どうにも、初めて描く物というのはやたらと時間が掛かる上に恐ろしく似ないのがお決まりのパターンらしい。
【初描きもの】(sakra00b.jpg)

そんなとき自分が出来る事と言ったら出来るだけ手を抜かずに描いてあげるくらいなのだけど。まあ罪滅ぼしにもならんわな。

とりあえず大まかな下描きが出来たから寝る。色塗りは明日。

after 3 weeks?

今日は午後3時過ぎに秋葉原到着。書店で文月晃さんの単行本2冊と同人誌5冊、リバティで中古 DVD 『カードキャプターさくら』(18) を購入後、えるすと若頭、スターライト氏と合流、マクド経由で御徒町のパセラへ。 18 〜 21 時の3時間を声優系(坂本真綾、堀江由衣中心)、アニメ系の曲で歌いきる。

そして御徒町駅での解散時、若頭曰はく「じゃ、また3週間後」。マジですか。

負けない。

update

今朝の下描きをいくつかの修正とカード部分の描き込みを済ませた物にアップデート。何故かドット打ちの様相を呈して苦しむはめに。「さくらカード」なんて描くんじゃなかった……。

明日いっぱいで仕上げたいぞ、と。(希望的観測)


七月十四日 paint & send

昨晩仕上げた線画を今朝から彩色、16:30 過ぎにようやく仕上がり。Photoshop で色調整、文字入力の後、メイルに添付して送信。暑さと疲れのせいかちょっと手が痺れた。

ここで公開できるかは不明。

scale-down

線のジャギを目立たなくするために縮小したくとも、既に quarter VGA という小さいサイズで描いている俺は一体どうすれバインダー。

そしてあの手この手でアンチエイリアシングもどきを試みる日々。


七月十五日 exhibit

1万アクセス記念として昨夕送った絵がJESICAさんのところで早くも公開されていてちょっと驚く。

「JESICAさん、早い、早いよ」(カイ・シデン風)

jaggies reduction

PrismPocket で線のジャギを軽減する場合、中間色ドットを打っていくというのは実はニアピン賞。

とはいえ本当に1ドットずつ全て打っていては気が遠くなるので、実際は不透明度 20〜30% に設定した黒色(つまり灰色)、1ドットのペンで1本の線を三回以上繰り返し引き、一回ごとに描かれる微妙な線のズレによって中間色ドットを作る。もちろん全て思い通りとは行かないから、不透明度 30% 以下にした消しゴムでジャギの目立つ部分を様子を見ながら消していき微調整を行う。この辺は4倍ズームウィンドウを使いほとんどドット打ち。

上記以外では以下の方法も使える。

作業の簡単さ加減はブラシ、ぼかしツール、重ね描きの順番。即ち一番面倒な方法を自分は選択している事になるのだけど、その分ドット単位での制御がし易く感じられるので今のところ自分にはこの方法が一番合っているように思う。

それと以下は妄言、或いは暴言。

絵を描くという行動において、きっかけや理由なんてものはさして重要な物ではなく、つまるところその時々に自らの内から湧き上がる、或いは何処からか降りてくる「何か」こそが重要且つ必要な物だと考えている。

もちろん目標があるに超した事はないし、義務や習慣で描くのが悪いとも言わない。それらによって技術の向上も図れるだろう。けど、それのみで描かれた絵にはどこか空虚な部分がないだろうか。逆に、気持ちを塗り込めるように描かれた絵からは上手下手を越えた「何か」が伝わってこないだろうか。自分はあると思う。そう思うからこそ、センスも技術も経験もない自分にとってたった一つの武器であるところの「往生際の悪さ」で、何時間、時には何十時間を費やしてでもましな一枚を描こうとあがいてる。

周囲の声がどうであれ、本人が描きたくないと思うなら描かなくて良い。せっかくだからタブレットもスタイラスも、スケッチブックも鉛筆も、箱にでも詰めてどこかへ片付けてしまえば良い。もしその人にとって「絵を描く」という行為が本当に要らないならば面倒もなくそれっきりで済む。

でもそのうちふとスタイラスや鉛筆を恋しく感じるときがあったなら、それが絵描きとしての嬉しくも悲しい性分。箱から画材を引っ張り出すべきときであり、きっと良い絵が描けるんじゃないかと思うのだけど。

BABさん「誰も見てくれなくても」(7月7日付)という姿勢は肝に銘じておきたい。


七月十六日 mighty tool

果たして本人は気付いているのかな。使いこなしが利くのも、綺麗に色が塗れるのも、その道具が持つ懐の深さあってこそだという事を。

俺はまだまだ、一割も使い切れていないけど。

addition of sketch

日曜にJESICAさんへ送った絵を少し変更して、Sketch コンテンツに「写生 其之六」として追加。なおこちらでの公開に際してJESICAさんからは快諾を頂いている。感謝。

しかし、本当はもっとゆっくり取りかかろうかと思っていたのだけど、なにげに“降りて”きてしまったので急遽。バッファリングできればいいんだけど、この手の物はそうは行かないから仕方がない。絵の方も後から気付いた細かい箇所を直したかったんだがなあ。

それと ToDo。この絵を描いている最中に幾つか気に留まった点があるので近日中にメモする事、俺。

それにしても、電波入ってるなあ……。


七月十七日 pretty

とかく、自分で描いた絵という物はアラばかりが目について可愛く無い以前の問題である事がほとんどなのは自分だけだろうか?

他人が描いた絵は長所が良く見えて可愛いんだがな。白ラインな水着とか。

painting memo

以下、昨日「写生 其之六」として追加した絵について備忘録。箇条書き、というか走り書き。

本当は各項目に対応する画像も添えた方が良いのだけど、それには少々手間が掛かるのと、それならいっそのこと『ザウ絵の描き方 & メモ』の様に独立したリソースにしてしまった方が良いのでここでは割愛。

とりあえず興味のある人向けに線画から背景着色までの全作業履歴ファイル一式 SAKRA00.lzh(441KB) を置いとく。PrismPocket 独自形式である WDW 形式ファイルなので PrismPokcet で開くのがベスト(作業中のレイヤ情報も含まれている)だが、WDW 形式ファイルは JPEG 画像データも含んでおり、ザウルス用画像ビューア ImageViewer2.20β6 や Windows 用画像ビューア Susie + Jpeg plug-in、Irfanview32 日本語版などでも観る事は出来る。

メモ書きついでに「写生 其之六」の副題変更とテキストの一部削除。


七月十八日 taking out

昨晩置いといた作業履歴ファイル一式、本当にお持ち帰りする人が居るとはおもわなんだ。さぞや期待外れの中身だったに違いない。

解凍したら容量 10 倍に膨れるなんて悪い冗談みたいなもんだし。

flaws

描いている絵の粗(あら)について。

「「ここが変だ」と具体的に指し示せない」とか「少し間をおいて見てみるとアラがたくさん見えて以下略」という話は自分にも幾つか身に覚えのある事で(具体的にどれかとは言えない)、延々と首を傾げてみたり描き上げた後になって青ざめてみたりもするのだけど、その反面描いている最中にも「ここアカンがな」と指差せるほど粗が見える事も。

とても分かりやすい例だと正面画。十三日の線画で顕著なのだけど、左右対称物が描けない。帽子、顔の輪郭、袖口から腕へのカーブが特に酷いと描いている最中も分かる。だけど直せない。根本的に描くカーブの癖が決まっているようで何度描き直しても駄目。

以前はこう言った粗によく嵌っていたのだけど、最近はそれなりの理由付けなどで妥協するように。たとえば上記の左右対称云々は「人間の体はそもそも左右非対称」という理由で収める。

ともあれ、粗が目についてばかりだと描き続ける気力が失せるので無理矢理にでも可愛く、というか愛嬌や愛着を付けるようには心掛けていて、カラーで描くときは線画の段階で頬に紅を差して「この笑顔を無駄にしちゃいけない」と己に言い聞かせ……アブナイ奴か、俺。

それはともかく。

あと、他人様が描いた物を見て「自分と比較してぐんにょりする」ってことをたまに聞くのだけど、自分の場合はそう言った事は無く。理由は簡単、自分の描いた物が最低レベルだから。右観ても左観ても皆自分より上だから凹んでいたらキリがない。むしろお手本がいっぱいあってマンセー! とか、自分の描き方や PrismPaint, PrismPocket へ適用できないか、とか。

下手の横好きで描いているものだからこんないい加減なのだけど、まあこれでは上達しないのも仕方ない。

さしずめ現状は道具におんぶに抱っこ状態というところ。


七月十九日 supply < demand

ここ数日、供給カロリーが少なすぎて目が回り気味。さすがにそろそろ拙い。

ただでも凹んでる腹がさらに凹む凹む。

frame-line

色を塗る工程は苦手な作業という意味で苦行であると同時に、自分の描いた物が色彩を得ていくという楽しみでもあったりするのだけど。それはさておき。

いくつもの構成要素により成り立つ絵の中で、自分の好きなとこから塗っていく、というのはきっと良い事だと思う。自分の好きなところというのは多分にその絵の中で重要な要素であろうし、高いモティベーションを保ちつつ作業ができて丁寧な仕上がりが得られるはずだから。

かく言う自分も結構好きなところから塗っていく性分で、肌や瞳といった人物が生気を宿していくような箇所は待ちきれずに最初の方に塗ってしまうし、髪や頬の赤みといった苦手な部分はつい後回しにしてしまう。

ただ、好きなところから塗っていくのと好き勝手に塗っていくのとは全く別の話で、自分の場合好き勝手に塗ってしまうとただでも下手な着色に拍車が掛かって無惨な結果を招くのは火を見るより明らか。だから「一回に一箇所、或いは作業上干渉のない隣り合わない数箇所を塗り、レイヤ統合」という鉄則だけは守るようにしてる。他の画材の事はよく分からないけれど、きっとどんな画材にも何らかこんな作法みたいなものはあるんじゃないかな。

んで、「写生 其之六」として載せた木之本 桜の絵、「枠線ってどうやって引いたんですか?」 なんて訊かれるとは予想外でちょいと困っちゃったんですけど。いや、説明が難しいという意味ではなく、己の頭の悪さ加減がばれるんで。

恐らく作業履歴ファイルを観られているだろうから予想は付いていると思うのだけど、馬鹿正直にスタイラスで引っ張ってますよ、背景レイヤに。はじめにカンバスの角を4倍ルーペウィンドウで覗いて端からのドット数えて水平/垂直各々の線を多少引いたら、あとはルーペを2倍に切り替えてスクロールさせながら向かい端まで延々と伸ばしていくという。上下左右で同じような事4回。『ざうすけ』の頃から同じようなコトしてるんだけど、あー頭悪い。

しかしまたしんどい絵描いてたんですか。笑顔のお嬢さんとカメラが元は泣き顔なのを知ったときも抉られるものがあったけど、キツいなあ。

自分には悲しげだったりしんどげな絵ってどうも描けない。描いている己にそれが感染して悲しくなったりしんどくなったりするってのも理由の一つではあるんだけど、むしろ描いているキャラクタにそんな顔や思いをさせてしまうであろう事の方が辛抱堪らないので。

だから自分が描く絵のキャラクタは須く笑っていたり楽しげであったりするのだけど。これって確実に描く物の幅を狭めているんだよな。

まあ、今のところそれ以前の問題ではあるか。


七月二十日 drawing curves

同じカーブになって毛先の所で一つにまとまらないのはかなり困る話なので、じゃあ自分はどうやってるのかと試し描き。

結果。一本描くごとに微妙に手の位置と角度を変えていたというオチ。描いているカーブは変わらないっぽい。ってことでファイナルアンサー?

でも、こーいうのって必ずしも意識して出来る物でもないんだよねえ。むー。

sound card

先月の主要 PC パーツ入れ換え時、ケース内の構成を少しでもシンプルにしたくて onboard の sound chipset(Creative CT5880) を enable にして使っていたのだけど、以来パーツ入れ換え前と同じソースの幾つかを聴いても記憶している音よりかなり籠もった感じが拭えなかった。

己は音階の聞き分けもままならない音痴だし気のせいかとも思っていたのだけど、あまりに気になったので入れ換え前に使っていた初代 SoundBlaster Live! を突っ込んで、 CREATIVE のサイトから拾っておいた Live!Ware3.0 for Win2K をセットアップ&再起動。スピーカープリセット セットアップでヘッドフォンと 2 スピーカを選択してもう一度再起動。

で、普段聴いている CD や音楽ファイルの幾つかを聴き直してみる。低音、高音が効いているくせに籠もりもキンキンした感じもしない。onboard のと全然違う。なんてこった。

間抜けな話、音源チップの善し悪しってのは興味の薄さもあって全く分からなくて、今まで新規に組むときはとりあえず CREATIVE から出ている最上位のサウンドカードを選択していたのだけど、よもやこんなに差があるとは。迂闊。今度からはサウンドカードの選択にもちょっとは気を配らないと。

しかし Launcher とか keyboard といった要らぬソフトまで入れられるのはどうも好かない。

acronym

CCS という頭字語を、始め CSS(Cascading Style Sheet) と読み違え、次に格納容器冷却系(Containment Cooling Splay system) が思い当たって暫し首を傾げる。

そして約三十秒後にようやく何のことか理解。最近、脳のクロックが落ちてるかもしれん。

思い起こさせて鬱にさせてはいけないのでこれ以上のコメントは控える。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
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