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一言半句
-Diary-

平成十四年 卯月 中旬
-2002 April, Middle term-


四月十一日 ingestion

今日の食事。おかゆ茶碗一杯、バナナ一本、牛乳コップ一杯。

以上。

stylus

MI-C1/P1 に始まる最近のザウルス付属スタイラスでは描きにくすぎなのも無理もなく。短かったり華奢だったりで字や絵を書くペンというより単にタップする棒と言うべき作りになっているから。

ザウルスで絵を描く人の多くは汎用品やタブレット用のスタイラスで描いている様子。自分はハトメ抜きというふざけ振りだが。


四月十二日 uncontrolable

言い古された物言いだが、自分で自分のことが分からん。

そして、それで済むことではない。

revival

知り合いがノート PC を買ったと聞いて、昨年末 PC カードスロットが使用不能になった自分のノート PC(Panasonic Let's note S21) を思い出す。当時、コピー誌製作のタスクが優先していたため放置状態のままだったが、いい加減放っておくのも可哀想。

さしあたり問題がソフトにあるか、ハードにあるかを切り分けるため、SCSI PC カード接続の CD-ROM ドライブとそのドライバを仕込んである起動 FD を入れた FD ドライブを接続して電源を入れてみる。三回試して三回とも SCSI PC カードのドライバ読み込み中に固まるのでおそらくハードの問題。

小型ドライバ二本とピンセットで手当たり次第カバー、ケーブル、基板を外していく。カードスロット近辺を中心にパターンや端子におかしいところがないか見ていくが、特に異常は見当たらない。ただ、長年使っているだけあって細かいゴミや埃が少なからず入っていたので、念のためエアスプレーで隅々までそれらを吹き飛ばし、ついでにアルコールで端子を拭いてから元に戻す。

メモリカウントエラー@ BIOS と Ctrl+Alt+Del 認識不能@ Win2K に出くわすが、各々 BIOS 設定保存とセーフモードで解消。試しに 128MB CF を差してみるとドライバインストール後リムーバブルディスクとして認識。次に NIC を差すと認識もスイッチ側の Link ランプも付くものの ping が通らないので一度デバイスマネージャから削除、再起動してドライバ再インストールすると今度は正常に稼働。どうやら端子辺りの接触不良か短絡でも起こしていたらしい。ともかくも復活。

購入当時 25 万円したこの PC も今のソフトに対しては非力この上ないけれど、トラックボールとパンタグラフ式キーボードの使い勝手は捨てがたい。ウェブブラウズやテキスト入力用として今暫く頑張ってもらおう。

こんな時代遅れの PC でも愛着は人一倍。


四月十三日 no defense

……気のせいでないのなら「くるんと、振り向く天野が好きな方へ」ってえらいピンポイント爆撃なんですが。

トマホーク巡航ミサイルもかくやと思わせるほどの。

fitting

スタイラスについて何がいいのだろうと言われると、個人的には「自分の手と描き方に合っていれば何でも良い」という答えに。

PDA で絵を描いている人たちを見ていると各社汎用品を使っているのが多いものの、そうでない人もそれなりにいる。レオーノフ教授やJESICAさんは intuos のスタイラスが良いと言っていた覚えがあるし、たかつきは汎用品のチップをさらに鋭く削っていたはず。逆に標準のスタイラスで描く人も以前の自分を含め少なからず居るはずで(里海さんがそうだった気がする)、つまるところ秋葉原の PDA 専門ショップなどで色々手にとって試してみるのが一番早い。

ただ、液晶保護シートは貼った直後は馴染まなくとも使っているうちに適度に荒れて書き味が良くなるのはこれまでの経験から間違いなく、デジタイザ保護の意味でも貼っておいて損はないというのが自分の見解。

ちなみに、描くときに手を置きたくなるほどザウルスの画面は広く感じないのだけど、他の人はどうなんだろう?


四月十四日 stamp

昨晩、布団の中でつれづれにざうすけをいじっていたら印のような物が出来る。
【印のようなもの(4倍拡大)】(stmpp.gif)

出来たはいいがどうするんだ、これ。

comics

ようやく体調が持ち直す。が、じっとしていても落ちた体力は戻らない。十分も立っているだけでつらいのだが、とりあえず MTB にまたがって近所の書店を流し、漫画を二冊ほど買って帰る。

『りぜるまいん』
(スギサキユキル 作/角川書店 発行)
この手のコメディにきちんとした設定とか求めるつもりはないけれど、せめてナノマシンの注釈にある“10億分の一サイズの〜”は“10億分の一メートルサイズの〜”と単位とかを入れて欲しいと思うのもお門違いなんだろうか。それはともかく。
一言で言うと、年下の姉さん押しかけ女房。年下のお姉ちゃんの発展形、というと怒られるかも知れない。難しいこと考えずに読めるいい話。中間にもう二話ほど入れて主人公のヒロインに対する印象の変化を丁寧に描けたらなお良かったんじゃないかと思う。駆け足の感が否めなくてちょっと勿体無い。アニメにもなっているらしい。
『あゆみ』
(須藤真澄 作/エンターブレイン 発行)
1984〜2000 年までの短編集。当たり前だが隅から隅まで須藤真澄テイスト。ぶらぼー。『全国博物館ルポ』の落ちがイイ感じ。それと、『ゆきのあかり』でストレートの黒髪に劣等感を持つ赤いくせっ毛の主人公あかりがなにげに天野美汐とだぶるのは自分だけか。

平地を選んで走ったのにえらい疲れた……。


四月十五日 experiential DVD

仕事が早くはけた帰り道、気がふれて、もとい気が向いてこんな物を買ってしまう。
【こんなもの】(rizel_dvd.jpg)

まあ、\950 だし。

association

買ってきた DVD 観てて、なにげに連想。

しかしテンション高いな、このアニメ。

オヂサンはついて行くのが大変です。


四月十六日 WZ plug-in macro for (X)HTML

久し振りにビレッジセンターのサイトを覗いたら、HTML, XHTML 編集用プラグイン WZ-XHTML が公開されてた。

マニュアルを読んでみると、基本的にはこれまで使ってた HTML 編集用プラグイン htmlcmd & htmlplus の機能+α。サポートする文書が HTML4.01, XHTML1.0 に変更され有りがたい。(今までのプラグインは HTML4.01 Transitional が HTML4.0 Strict として認識されたため各要素の属性編集ダイアログ入力の際に不便なことがあった)

インストールして実際に HTML 文書を編集。これまでのプラグインとは挙動やキーアサインの違いが見られるが、使っていればすぐに慣れるであろう程度。同時にこれまで不便に思っていた細かい点が幾つか改善されているのでこちらの恩恵に与れるはず。

ちなみに HTML→XHTML 変換機能もあるらしい。


四月十九日 "HOSHI no KOE"

帰宅後、ヤマト便で届いていた『ほしのこえ』DVD をさっそく観る。

声優版とオリジナル版の両方を観たが、自分は後者の方が好き。声優のアフレコは確かに巧いのだが、ヒーローとヒロインではない、ごく普通の少年少女であるノボルとミカコの声として、新海誠さんと篠原美香さんのアフレコの方が素朴さ、純朴さの様なものが感じられイメージに合う。或いは、既に一度トリウッドで観ているからかも知れないが。

それにしても悲しいのは、うちの DVD ビデオ鑑賞環境が貧弱なこと。PC の DVD ドライブ+DVD デコード PCI カードから S 端子で TV へ出力しているのだけど、スクリーンで観たときに感心させられた背景美術の美しさがかなり損なわれてるように感じる。画質低下の具合から PCI カードのデコードが拙いようであるから、これを機に安めの DVD プレイヤを買ってしまおうかとも思う。

しかし何度観ても切ねぇよ……。

attendance

自分の都合でJESICAさんに「来週末に会いませんか」と提案したのに、その来週末である四月二十七日が出勤とは。なんてこった。

なんとも申し訳がたたないが、さてどうしよう。


四月二十日 DVD player

昨晩からの「『ほしのこえ』を綺麗な画質で見たい」熱が高じ、今日、大阪からの連れの上京を迎撃する機会に乗じて DVD プレイヤを買ってしまおうかと計画中。

むぎさんが買われた松下 DVD-XP30 にするか、東芝 SD-3500 にするか。

choice

購入する DVD プレイヤを DVD-XP30 と SD-3500 のいずれにするか決まらぬまま 13:30 、秋葉原に到着。祐翔と合流してとりあえずガード下のスターバックスへ。

アイスコーヒーを飲みながら MI-E21 で価格.com を覗き、両機を安く売っている店を幾つかチェック。結局、現金問屋系安売り店で良く見られる在庫切れをくじ引き代わりとして安くて近い店から順に当たり、在庫が有ったところで買おう、という甚だいい加減な決め方にする。

スターバックスを出て、まずは SD-3500 が \23000 w/o tax. だった店へ。いきなり在庫が有るというワナ。初っ端から目論見が崩れる。さあ困った。今ここで買うと以後の秋葉原徘徊に 3kg の荷重を持って歩かねばならない。しかしここで保留して別の店を巡っている間に売り切れてしまったら、一番の安値をみすみす買い逃すことになる。

店内で暫し考えた末、結局購入。この後の秋葉原徘徊、大阪からの連れとの合流、飲み会、そして帰宅まで体力勝負であったことは言うまでもなく。

これから設置して『ほしのこえ』を観る予定。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
WebSite URI: http://sp48k.t12i.net/