写真置き場に写真を三枚追加。モノクロを一枚入れてみた。
モノクロによる人の肌や物の質感表現は、カラーに優ると思ってる。
新しい自転車を購入した。車種は GIANT ANYROAD 2。前回 MTB を購入してから八年弱経ち、駆動系が劣化してきたことが新規購入の主な理由。写真を撮るために以前より長めの距離を走ることが多くなったことから、今回オンロード寄りのドロップバー車へ乗り換えた。某氏からは「なかなかいいお値段しますね(^^;;」と言われたが、ある程度まともなスポーツ車となると、これくらいの値段はすると思った方がいい。同じような外見でも値段によってフレームの素材や加工技術、パーツの精度や耐久性が違ってくる。それはすなわち、走りやすさの違いにあらわれる。正直なところ、これでも安い方なのだ。
毎度乗り換えの恒例として、今回もフレームの加工技術から前後ディスクブレーキ、ブレーキレバーとシフトレバーが一体化した STI レバーと、浦島太郎状態になった。自転車業界も技術革新が続いていることを感じさせるが、裏を返すと各社独自規格が乱立しており「対応が大変ですよ」とは店主の弁。さもあろう。
それはともかく、十五、六年ぶりのドロップバー車は、バーの握り方や乗車ポジション、車体の取り回しを身体が思い出すのに時間がかかっている。かてて加えて、初めて触る STI レバーは、まだ慣れていないため変速操作のたびに思考が介在する。結果、周囲への注意力低下と状況変化に対する対処の遅れが生じて、実はちょっと怖い。いずれも身体が適応するまでの辛抱ではあるのだが、当面は慎重に走らねばなるまい。
乗車ポジションといえば、サドル位置はこれまでの MTB と同様の「低め、後ろめ」な位置におおむね合わせた。しかし、フレームジオメトリとハンドルバーの違う車種では適したポジションも違うはず。常用する位置はもうしばらく走り込んで決めるとしよう。
とりあえず「習うより慣れろ」だ。