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一言半句
-Diary-

平成二十三年 卯月
-April, 2011 -


四月九日

「第30回 宇宙科学講演と映画の会」へ行く

今年も第30回 宇宙科学講演と映画の会へ。今回は「あかつき」プロジェクトの中村プロジェクトマネージャと「はやぶさ」プロジェクトの川口プロジェクトマネージャによる講演につき、たくさんの参加希望者が予想されるため午前、午後の二部態勢。午前の第一部を選び九時半に現着。

地上から会場建物内へ入っていくとホール入口で整理券が配布されていた。二部態勢とともに初めてのこと。一枚受け取ると席番号まで指定されている。わりと前の方だが一番端と微妙な位置。そうこうするうち、はやしのさんと合流。地下ロータリーからの入口で整理券をもらったそうで、自分よりさらに前の席。まあ今回は仕方あるまい。今後同じようなことがあるなら事前に打ち合わせるようにしたい。

開会までの空いた時間を近くのマクドで休憩したあと、会場でそれぞれの席へ着き、講演会開始。中村プロジェクトマネージャ、川口プロジェクトマネージャがそれぞれ「あかつき」プロジェクトと「はやぶさ」プロジェクトについて講演。中村プロジェクトマネージャの方は初めて聴講したが、思っていたよりもくだけてるというか、ぶっちゃけてるというか、かなりざっくばらんに面白おかしく話をされる。飽きさせない話の進め方には場慣れしてる感もあり。一方、川口プロジェクトマネージャはというと、早口でありながら淀みなく、随所にネタを交えながらどんどん話を進めていく。この一年近くあちこちで数え切れないほど講演してきただけあって話が練りに練られてるのがわかる。もはや講談師もかくやと思わせる匠の領域だった。

質疑応答では色々な質問とそれに対する答えがあったが、「あかつきにどんな言葉をかけてあげたいですか?」との問いに中村プロジェクトマネージャが「“めげるなよ”と」と答えたのが印象的。プロジェクトスタッフや自身への言葉でもあるのかも。

上映された「The ROVER 今、宇宙は、探査ロボットの時代へ!」で久保田 孝先生の姿を見て五年前の「ロケットまつりスペシャル」を思い出し、懐かしく思う。あのはっちゃけた姿は忘れない。

閉会後、はやしのさんと近くのサイゼリアで食事したりヨドバシカメラでカメラ売場を冷やかしたり。宇宙そっちのけで写真の話題ばかりだったような。

まともなカメラの一台も欲しいところだが、何を撮るのかと自問……。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
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