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一言半句
-Diary-

平成二十三年 如月
-February, 2011 -


二月五日

プリンタの詰め替えインクを試す

数日前、自室の Canon MP460 で印刷しようとプリンタを起動したところ、唐突にカラーインクの残量警告ダイアログがポップアップ。年賀状の印刷時にはまだ余裕があった覚えがあるのだが。さしあたりカラー印刷の用事はないものの、遅かれ早かれインクは必要。購入せねばならない。

ところでこのプリンタ用のインク、エントリモデルにありがちなヘッド一体式。容量の割に値段が高い。昔からあるインク商法だが、同じようにサードパーティメーカによる代替インクが昔から売られている。たしか付属 IC チップの特許関連で訴訟もあった覚えが。このプリンタ用のインクも当然ラインナップにあった。有名所でエレコム「BC-71・91」用詰め替えインク THC-71CSET8サンワサプライ INK-71K つめかえインク(3色セット・各30ml)。actis や inktec からも対応製品が出ている。エレコムとサンワの取扱説明書は PDF で公開されており、目を通すといずれも上面にドリルで穴を開けてインクを注入するという代物。なんという大工仕事。とはいえ他に方法も無かろうし他社の物も同様だろう。インク単体の場合はヘッドのノズル詰まりを考えると下手なインクを使えないのだが、ヘッド一体式なら新品カードリッジに交換すれば済むので荒療治も怖くない。試しにひとつ導入してみようという気になった。説明書や amazon のレビューを参考に、作業のしやすそうなカートリッジホルダが付属するエレコムの製品を amazon で注文。1155円也。

amazon からの荷をほどき、注文した品物であることを確認して、さっそく作業開始。作業手順は説明書そのままなので割愛。以下、作業中気になった点をいくつか。

  1. 穴開けドリルの切れ味が悪い。それなりに力を入れる必要有り。ドリルの切れ味はあまり良すぎると今度は手を切って云々との問題があるのやも知れず。
  2. ドリルの切りくずはどう退かしたものか。穴開け直後にすべきか最後にシールで穴を塞ぐ時にするかで悩んだ。結局後者。上面にあふれたインクを丸めたティッシュで吸う時にギュッと押しつけくっつけて一緒に除去。ブロアで景気よく吹っ飛ばすのもありか。
  3. 開けた穴に入ってノズル詰まりの原因にならないかと心配に。もっとも、中にスポンジ状の吸収体があるから大きなくずが入っても目詰まりはしないだろう。
  4. どれくらいインクが注入されているのかよくわからない。結局穴からあふれるまで入れる事に。タンクに目盛のシールが貼ってあるが正直役に立たん。
  5. あふれたインクが別の色の穴に入りやしないか心配に。実際、始めに注入した cyan が大量にあふれて yellow の穴まで流れてきた。すわ yellow が green に、と思ったが杞憂で済んで胸を撫で下ろす。

詰め替え後、プリンタに装着してまずはノズルチェック。magenta のノズルが一部詰まっていたので一度クリーニング動作させたところ回復。続いてヘッド位置調整もして作業完了。カートリッジホルダと各色ニードルを水洗いして風通しのよさげな所で自然乾燥。

実際に作業してみて、カートリッジホルダは正解。穴開け位置の決定もさることながら、取り扱いのデリケートなノズル面の保護を考えるとホルダ無しの作業は考えられない。ノズルの耐久性からか同じカートリッジでの詰め替えは三回が限度とあるので残り二回。もう穴を開ける必要はないが作業にはまた重宝するはず。

慣れない作業に手こずるところもあるが千円そこそこのキットでこれなら上出来と言えよう。良い買い物をした。

なお、インク自体はまだまだ余ってる。遠慮なく印刷できるぜ。


TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
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