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一言半句
-Diary-

平成二十年 如月 下旬
-2008 February, Late term-


二月二十三日

MTB 完治

預けていた MTB のフリー交換が終わったとショップから連絡を受けていたので、午後引き取りに行く。店長が交換されたフリーホイール本体を見せてくれ、「メーカに送り返します」とのこと。製品開発へのフィードバックになれば御の字か。

今回の代金を訊くと「結構です」との答え。部品は半ばクレーム扱いとしても交換作業をしたことに変わりはないはずで、あまり店に損はさせたくないのだが。とはいえ押し問答も野暮であるから「店長、損してない?」「大丈夫です」のやりとりだけで止めておいた。

せっかく来たのでついでに SPD 対応のシューズを見せてもらう。ポタリングと買い物を兼ねることが多いから要望は「歩きやすいこと」。一般に歩きやすい靴とは靴底が柔らかいものだが、一方で踏み込む力をペダルへ無駄なく伝えるには靴底は硬い方がいい。したがって実は結構難題な注文。また、自転車用シューズの多くは欧米人の細く長い足形を基準に作られているのに対し、俺の足は日本人に典型的な幅広甲高であるからなおのこと合う靴は少ない。

店長が出してきたのは adidas Cyclone 。靴底の硬さは革靴くらい。普段履きのトレッキングシューズのように柔軟ではないがまあ及第点。外見はシンプルなウォーキングシューズで街を歩いても違和感は無さそう。アッパーはメッシュで通気性はよさげ。雨が降ったら乗らないかレインシューズカバーを付けるのが正しい。ただ、履いてみた 26.5cm ではつま先が若干当たる。27.0cm がちょうど良い模様。今日のところは要検討。

自宅への帰り、遠回りをしながら色々なところを走ってみた限りでは症状は全く出ず。もっとも、「これしかないだろ」って部品を換えたのだからこれで直らなかったら頭を抱えてるところだ。

風が強くなければもう少し走ってみたんだが。


二月二十八日

鼻うがいを試す

例年、花粉症対策の一つとして帰宅後に鼻腔洗浄スプレーを使っていたのだが、今年は近くの薬局では携帯出来る程度の小さいサイズしか売っていなかった。仕方なく代わりとしてハナノアを買ってきた。

花粉症歴は長いわりに鼻うがいはしたことがなく、どんなものかと怖々試してみたところ、付属の洗浄器具の助けもあって案外簡単で、スプレーよりも鼻の通りがスッキリとする。なるほど、これは良いものだ。

難点は、専用洗浄液が割高なこと。15 回分に当たる 300ml で 800 円。生理食塩水に保湿剤のグリセリンと香料を入れただけのものがこの値段はいかがなものか。薬局で生理食塩水とグリセリンを買ってきた方が安く済む。あるいは、衛生面からあまり作り置きしないことを前提に、自宅で生理食塩水を作っても良い。器具の方も慣れれば樹脂製の安い吸い飲みで代用が利きそうだ。

そろそろ飛んできてるしな。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
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