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一言半句
-Diary-

平成十九年 如月 中旬
-2007 February, Middle term-


二月十四日

テキストエディタ移行を考える

WZ EDITOR 4.0を使い始めてからかれこれ八年。汎用テキストエディタとしても、HTML/CSS エディタとしても長いこと重宝してきたものの、Unicode エンコードへの対応がいまいちであることから最近はいささか難儀するようになった。現状は EmEditor Free との併用で凌いでいるが、そろそろ新しいエディタへ移行する時期かと感じていた。

もっとも卑近な移行先としては、各種設定や XHTML プラグインを引き継げる WZ EDITOR 5.0 が挙げられる。しかし、情報を収集したり体験版で試したりした限りでは Unicode 対応がいまいちであるし、公式サポート掲示板の閉鎖など先行きの不安が大きいことから移行先に選ぶ気になれなかった。

また、HTML/CSS エディタとしての使用頻度が高いことから、汎用エディタと併せてそれら専用のエディタを別途導入することも考えた。要求する機能は三年前の検討時と変わらないので、これを評価項目としてネットで公開されているめぼしい物を一通り試してみたが、どれも肝心の文字コード対応がお粗末で断念。なお Microsoft Visual Web Developer 2005 Express Edition 日本語版については文字コード対応が十分で入力補完機能もなかなかのスグレモノであったにもかかわらず、いかんせんその動作速度が自分の環境では致命的に遅く、常用を諦めたことを注記しておく。

こうなるとあとは、しっかりした文字コード対応とマクロやプラグインで HTML/CSS 入力編集支援機能を追加できる汎用エディタ、となる。これがまた「狭き門」で、片方ずつの条件でも厳しいのに両方ともなるとまるで見あたらない。結局、以下二つの比較になった。

エディタ本体では EmEditor の方がソフトウェアとして出来が良いように思う。しかし支援マクロの機能は正直物足りない。一方、秀丸エディタは定番だけあって EmEditor ほどではないにしろよく出来ており、汎用エディタとして自分が使うには十分。そして支援マクロは WZ EDITOR の XHTML プラグインと比べて劣るところもあるが優る部分も少なくない。特に class, id, アンカー名補完における外部 HTML ファイル、スタイルシートとの連携は重宝しそう。

しばらく悩んだ結果、とりあえず秀丸エディタの方を試用してみることにした。いろいろとカスタマイズしてみて、納得がいくようであれば送金したい。

まずは便利マクロ探しから、かな。


TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
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