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一言半句
-Diary-

平成十八年 霜月 上旬
-2006 November, Early term-


十一月三日

タイヤの前後入れ替えでヘマをする

五月に MTB を買い換えてからまだ 1000km も走っていないのだが、早くもリアタイヤのセンタートレッドが消えかけている。このまま履き潰して転がり抵抗の少ないものに履き替えてしまう案も浮かんだものの、素材の寿命もあるのでフロントタイヤとの入れ替えをすることにした。

チューブともどもリムから外し、何か刺さったり傷は無いかをひととおりチェックしてから入れ替え。フロントを終えたあと、リアに空気を入れてバルブからインフレータを抜こうと引っ張ると、いきなりプシューとエア抜けの音。「久しぶりにバルブピン折っちまったか」と確認するがそちらはなんともない。

不思議に思いながら空気が完全に抜けたところでバルブ近くのタイヤをめくってみたら、バルブ根元のチューブに裂け目が。ぐあ、バルブ引っ張り過ぎたか。

放っておくわけにもいかんので、予備のチューブに替えて注意しながら空気を入れる。今度は問題無し。

フレンチバルブを弄るようになって二十年近いが、こんなヘマは初めてだ。

「そうだ、秋葉原へ行こう」

タイヤの入れ替えが済み、天気も良い。せっかくだからどこかへと考えたところで今朝の朝刊の記事を思い出す。秋葉原の UDX ビルで「ロボット運動会」なるものが催されるとか。そういえば今の MTB では秋葉原に行ったことがなかったし、そこそこの距離なので、正午過ぎに出発。

急ぐものでなし、いつもの経路をポタリング気分で走る。駐車違反の取り締まりが厳しくなったおかげで路上駐車が激減して以前より走りやすい。途中休憩した荒川河川敷では、三歳くらいの子がでこぼこの草っ原を補助輪無しの自転車でガシガシ走っている一方、慣れない SPD ペダルにクリートがなかなか填められないロード初心者と思しき女の子が居たり。浅草近辺で東京時代祭の混雑にちょっとはまりつつ、午後二時過ぎに現地到着。着替えを持っていったものの、使うほど汗はかかず。

UDX ビルの二階へ上がり、入場料 500 円を払って会場内へ。パンフレットをもらいつつ一巡りしてみたが、個人的な見どころとしては(株)ココロのアクトロイド DER2 の滑らかな動きや鹿島建設の力覚フィードバック技術くらい。あとはたいがいがトイロボットメーカやツクモロボット王国の宣伝ブースといった印象。正直なところ入場料を払って観るほどではなかった。

小一時間で会場を出て、電気街をぶらりと歩く。歩行者天国となっている中央通りには怪しげな人だかりがあちらこちらでみられたがそちらは避けて、モバイル専科とモバイルプラザを梯子。いま W-ZERO3 に付けている液晶保護シートが早くも傷が激しく見づらいので評判の良い OverLay Brilliant をモバイルプラザで購入。全体をカバーする「まもるくん」にも少々惹かれたが、嵩が一回り大きくなるのでやめ。午後四時を過ぎ、潮時ってことで秋葉原を出る。

日が短くなってきているので早々に前後ライト点灯。言問橋辺りまでは順調だった車の流れが R6 に入った頃から詰まり始める。帰宅渋滞に突入した模様。ライト不点灯&右側通行の自転車に肝を冷やしたり、車道と歩道を自転車でジグザグに走る老夫婦に進路を阻まれたりで難儀しつつ、午後六時過ぎに帰宅。

新しいサドルの座り心地もまずまず。


十一月五日

早々にパンクの憂き目に遭う

夕方、古本屋巡りの帰りに川沿いの道を MTB で走っていたら、突然リアホイールにゴツリと感触があった後プシューと一昨日聞いたばかりの音が。

路肩に止めて確認すると、くの字に曲がった6cm ほどの平たい金属棒がタイヤにほぼ丸ごと刺さっている。誰だこんなものを道に捨てた奴は。その前に何の部材だこれは。
というか、こんな長くて曲がった棒がどうやって根元まで刺さったんだ?

それにしてもこれは酷い。フロントに刺さってコントロールを失うよりはましだった、という考えもあろうが、そんな“いいこと探し”出来る気分じゃない。ほんの二日前、トレッドのしっかりしたタイヤと予備の新品チューブを付けたばかりだというのに。

近所だったのと「替えたばかりでよもやパンクなど」と思ってたので予備チューブは持っておらず、自宅まで 2km ばかりの距離を押して帰る。なんだかどっと疲れたので修理は明日以降。

パッチ当てで直せる程度だといいのだが。

タイヤの方は、広がるような穴の空き方ではないので裏から布テープを貼って様子見。チューブの方は、穴自体は大きくないものの、損傷を受けた面積が広くて大きいパッチでも一枚では覆いきれない。二枚貼ればなんとかなるが、耐久性を考えると非常に心許ないので素直に交換。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
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