普段使っている Irvine はダウンローダとしてかなり高機能であるものの、いかんせん起動時間が長い。代替として軽めのものをと探したところ、ストリーミングプロトコルの mms, rtps にも対応しているらしいので Net Transport を選ぶ。試したのは Freeware ver. で登録督促のないという v.1.94.282。日本語にも対応。FlashGot extension によって Firefox のコンテクストメニューからも呼び出すことができる。
ん、ブラウザに表示されている画像をマウスポインタで指定してダウンロード、という芸当は出来ないのか。それとカテゴリという形で保存先などの事前設定はできるものの、ジョブの条件によってそれらに自動振り分けする機能はなさげ。Irvine と比べると一手間多く掛かるのだな。完全定型作業なら Irvine を使ったほうが楽だ。一方、一回限りで 10MB を超えるようなファイルを確実にダウンロードするならこちらの方が素早かろう。使い分けるのが良さそう。
さて、ストリーミングにも対応というからには試してみなければなるまい。ちょうど今日更新された某インターネットラジオを音泉からダウンロードしてみる。ジョブに asx ファイルの uri を指定すれば勝手に内容を解析して、ストリーミングプロトコルでメディアファイルとして保存してくれた。賢い賢い。これで保存ファイル名も指定出来ると嬉しいがそれは贅沢か。それと分割ダウンロードしたのは予想外だった。ストリーミングサーバが複数同時接続を禁止していない場合、ジョブ作成時に設定した Transport 数で等分して最短時間で完了出来るよう動作するようだ。いやあ、便利っちゃ便利なんだが、ちょいとえげつない気もするな、これは。サーバにとってあまり負荷とならないよう考えながら使うことにしよう。
とはいえ、そうそう落とすファイルも無いのだが。