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一言半句
-Diary-

平成十七年 師走 中旬
-2005 December, Middle term-


十二月十五日

ハズレ茶葉をひく

少し前に量り売りで買っておいたキャンディの茶葉を開封して紅茶を淹れる。なんだかあまり美味くない。渋みはともかく、えぐみまである。水色も濁りがあって悪い。浸出時間云々の問題ではない。とりあえず砂糖で味を誤魔化し飲んでしまったものの、これならどこぞの安売りティーバッグで淹れた方がよほど美味いはず。

同じ店でこれまで何度か同じキャンディを買い、同じように淹れて飲んできたがこんなのは初めてだ。たぶん加工或いは管理の悪いロットに当たってしまったのだろう。100g ¥800 もしない安茶葉だが損した気分だ。今回は 50g といつもの半分しか買わなかったのが不幸中の幸いか。

もったいないがこれは捨てて新しく買ってこよう。


十二月十六日

腎内科検診付き添い

午前、月に一度の腎内科検診に付き添いで病院へ行く。来週、再来週と金曜が休業であるせいかいつもに増しての混雑ぶり。加えて急患の診察が入ったとの館内放送。結局、診察予約時間の二時間遅れで診察室に入る。

今日の検査ではクレアチニン 1.5、アルブミン 3.2 とほぼ横ばい。そして検査値からの概算では 24 時間尿中タンパク量は 12.1g と芳しくない。俺と O 先生で頭を抱える。血中シクロスポリン量が 300ng/ml と妙に少ないのでネオーラル 3 錠では効きが弱いのかも知れないが、4 錠飲んでいた七月に 1000ng/ml とオーバーシュートし腎機能が下がったことがあったのでおいそれと増やせない。ということでアザルフィジンを一日 2 錠に増やす。それと寒くなってきたせいか、起床直後に測る最高血圧が 150mmHg を超えるようになってきている。もちろん腎臓に良いわけがないので降圧剤カルデナリンを追加。これは就寝前に服用する。夏のあいだ減らせていた薬の種類がまた増えてきた。やむなしか。

こうしてやりとりする間も看護師さんによるインターバルがちょくちょく入る。少し離れたところで窓にかざす脳の断層画像と電話から漏れ聞こえる会話を聞くに、脳梗塞患者の処置について他の医師と検討しているようす。さっきの急患はこれのようだ。この地域での高度医療処置を受け持つ病院だけに、こんなことは日常茶飯事なのだろう。大変だ。

診察室を後にして一階の会計で支払いを済ませ、近くの薬局で処方された薬を購入して午後三時過ぎに帰宅。

次回は来月 27 日。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
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