他の製品もそうなのだけど、Mozilla Japan 内の Firefox ホームページやFirefox ダウンロードページからリンクされているのはビルドされたバイナリファイルばかりで、ソースファイルはおろか JLP すら見当たらないのはなんでだろう。いちおうリリースノートに FTP サイトへのリンクがあるからそこから探れば辿り着けはするのだけど、少々不便に思う。
たしかに、Mozilla 製品に初めて触れる人にとっては JLP を適用する作業も敷居が高いだろうし、日本語化済インストーラパッケージとならんで JLP へのリンクがあるだけでも戸惑わせてしまうかも知れない。しかしそんな配慮が必要なのは Firefox ホームページくらいであって、ずらずらと各国版が並ぶダウンロードページからならリンクしてあっても親切でありこそすれ罰は当たらないだろう。少なくともユーザにとって Spread Firefox や USA TODAY の記事へのリンクよりはよほど有意義なはず。
こう言ってはなんだが、日本での Mozilla に関する商標や版権を持つ Mozilla Japan としては、ソースファイルについてはユーザの独自ビルドを、JLP については巷で公開されている独自ビルドへの適用を、それぞれ好ましく思っておらず、それらへの多少なりともの牽制としてこういった形にしているのではないかと勘繰ってしまう。
まあ、杞憂であればそれに越したことはないんだが。
せっかく普及し始めている Firefox の勢いを削ぐような真似だけは勘弁してくれ。
県の赤十字血液センターから七日に行なった献血の生化学検査結果の葉書が届く。看護師さんからは二週間くらいかかると言われていたのだけど、それよりずいぶんと早い。献血協力者が少なくて検査部が暇、とか言う理由だと嫌だがそれはさておき。
さっそくおもて面と裏面をはがして中を見る。血液型は B Rh+ で合っていた。忘れないうちに献血手帳に書いておく。
生化学検査の結果は以下の通り。400ml 全血や成分献血ではないので血球計数検査は無し。
| 検査項目 | 標準値 | 今回の値 |
|---|---|---|
| ALT(GPT) | 5〜45IU/l | 12 |
| AST(GOT) | 11〜37IU/l | 16 |
| γ-GTP | 10〜65IU/l | 16 |
| 総蛋白 TP | 6.5〜8.2g/dl | 7.4 |
| アルブミン ALB | 3.9〜5.0g/dl | 4.4 |
| アルブミン対グロブリン比 A/G | 1.2〜2.0 | 1.5 |
| コレステロール CHOL | 110〜250mg/dl | 144 |
各項目とも軒並み標準値の範囲内。一項目くらいすっ飛んだ値が出るかと思ってたのだけど、あいにくと期待に応えてはくれなかったらしい。まあ、応えられても困る訳だが。
ともあれ異常がないことは良いことだ。
IBM が新しいグリッドコンピューティングプロジェクトを発足したらしい。
昨年五月から United Devices のガン研究プロジェクトに UD Agent で参加している身としては、始め「すわ新たな競合組織か」と思ったがそうではないようだ。United Devices のプレスリリースによると、発足された World Community Grid は United Devices のソフトウェアである Grid MP を使い、また grid.org と協力してまずは Human Proteome Folding Project に取りかかるという。 IBM は grid.org のスポンサーでもあるのだから不思議はないか。
Human Proteome Folding Project はこれまでになく大規模なもののようだが、World Community Grid の当該 Projects Showcase によると、スーパーコンピュータで何年もかかるこのプロジェクトを数ヶ月で終わらせたい、と鼻息も荒い。まあなかなか有益そうなプロジェクトだし、微力ながらうちの PC も参加させるとしよう。
というわけで grid.org のメンバーズページのデバイスプロファイルで "Human Proteome Folding Project" も有効にしておく。
解析データ、カモーン。
月一回のおふくろの腎内科検診に付き添いとして病院へ行く。
到着してまずは栄養指導を受ける。検査は今週初めに済ませてあるのでパス。予約は 14:00〜14:30 であったが、ある意味予定通りに一時間遅れて診察室へ。
検査結果を見ながら唸る O 先生。尿タンパク 4.7g/day ってなにさ？ 入院時と変わらんじゃないか。タンパク、塩分とも摂取量は制限内に収めているんだがなあ。アルブミンやクレアチンの値も今すぐどうこうというほど悪い訳ではないが芳しくない傾向にある。血糖コントロールは比較的良好のようなので、現状では膜性腎症が糖尿病とはリンクしていない点が救いか。
O 先生とあれこれ相談した結果「体質との相性があるやも」ということで薬を二種類替えることとなった。維持するほど良い現状でもない以上、色々と試してみるしかあるまい。これで好転すれば御の字というものだ。
診察室を出て、栄養指導の予約を入れてから会計へ。そのあと薬局で処方箋の薬を購入して帰宅。
次回検診は来月十七日。
野暮用で久しぶりに COOLPIX990 を使い、Quad XGAサイズ撮影したら四箇所に緑色の画素異常を見つけた。どれも 2×2pixel でそのうち一つはど真ん中。
この世に壊れぬ機械など無いのだから仕方ないのだが、XGAサイズでも写ってしまうのがちょっとつらい。まあ緑色といっても 256 いっぱいに振り切れている訳ではなく、明るい場面では目立たないし、フォトレタッチと併用してしばらくは様子見しておこうか。
増えていくようなら代替も考えないとなあ。