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一言半句
-Diary-

平成十六年 水無月 上旬
-2004 June, Early term-


六月一日

deny from

リモートホスト pppxxxx.hakata02.bbiq.jp から Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows 98) を詐称する bot の大量アクセスを見かけたので .htaccess で弾く。referer を吐かないのはともかく、秒間四回ものアクセスの上に validator へのリンクまで律儀に踏むなんざ、人間の閲覧速度ではない。

おおかたせこいメイルアドレス収集ってとこかな。


六月二日

坐骨神経痛気味

数日前から、左大腿部後ろ側に沿って痺れるような鈍い痛みが走る。軽く背を反らすような姿勢をとると覿面。おそらくは軽い坐骨神経痛で、半ば親父からの遺伝。日常生活はできるものの、気が散るので精神集中を要する作業なんかはお手上げになる。

早い話、坐骨神経を腰椎が圧迫しているのが原因だから、たぶん寝ているときや椅子に座っているときの姿勢がここしばらく悪かったのだろう。あとは腰を支える筋力も低下しているのかも知れない。ここのところ自転車で遠出してないし。姿勢を正す意識、それと運動とストレッチを心がけるようにしてちょっと様子を見ておこう。

されど図書館から借りてる本も幾つか読みたし……。


六月五日

プラネタリウム鑑賞@松戸市民会館

午後、天気も良かったので番組が替わっているはずの松戸市民会館プラネタリウムを観に行く。何も考えず適当な時刻に出かけたら一時間も前に着いてしまい、駅西口のドトールで水分補給を兼ねて一服。

15:30 投影開始。解説員は初めて見る初老の男性。月一回、八王子から2時間かけて来ているとのことで大変そうだ。それはともかく、前半は今夜の星空。 20:00 頃の星空を投影して主に黄道付近の星や星座を解説。……どうもいまいち纏まりが無いというか、たどたどしい。たまに投影する星座絵を間違えてみたりもする。あまり慣れてない機器の操作のせいか。しかたあるまい。それと、一般に知られている星座がどれも海外のものであるのに対し、それらに縛られず日本の星座、あるいは自分で好きに星を繋げて作った星座を楽しんでも良いのだ、と言ってたのが印象に残った。それもありだろう。 後半はプロジェクタ投影の番組「水の惑星」。太陽系にある地球以外の惑星、衛星における水と生命の存在について。無難にこれまでの観測や探査の結果を紹介、というところ。

いつも通り約五十分で投影終了。コピー刷りのパンフレットをもらって脱出。

なお、往路は上り坂の少ない行程を、復路にいつもの行程を走ってみたが時間、距離、消費体力ともにほとんど変わらず。慣れているぶん、いつもの行程のほうが楽か。

さて、来週辺りには白井文化センターのプラネタリウムも番組が替わるはずだ。


六月六日

太く、短く

今日の読売新聞 p.35 「追悼抄」に岡崎律子さんの記事を見かける。

曰く、昨年の五月に進行の速いスキルス性胃ガンと診断され、以来全て納得のうえ治療を受けつつ音楽活動を続け、病室へキーボードを持ち込んで曲を作ったり病院からミニライブへ通ったりしていたらしい。また、その姿を見かねた母親にも「いいものを残しておきたいから頑張る」と答えていたとか。当時のマスコミの記事では死因が敗血症性ショックとあったので、そこに至るまでに何か患っていたのではと考えていたのだが納得した。

ところで、スキルス性胃ガンとはどういったものか知らなかったので検索してみたところ、組織の壁の粘膜上皮の下をがん細胞が這うように増殖する性質のもので、胃壁表面からの患部識別が難しく、検査で見つかる頃にはかなり進行しており手遅れになることが多いらしい。元フジテレビアナウンサーで十一年前に亡くなられた逸見政孝氏もスキルス性胃ガンだった。TV で見た逸見氏のやせ細りきった姿を思い出すに、表には出さずともつらい闘病生活だったと想像出来る。

病気のことはおくびにも出さずにおきながら、文字通り命を削って曲を作っていたのだと思うと、堪らんよ。

一生の価値はその長さで決まるものではないと、分かってはいてもね。


六月八日

やっぱり、ペット飼うの向いてない

家でほっかほっか亭のデジカルビ重を食べていると、姉に連れられてたまたま来ていた犬のジョンが傍らに座り、匂いに惹かれたかえらい欲しそうな目で俺を見る。

おまえミニチュアダックスフンドとしては上限の 6.3kg もあって太り気味だろ、とあげないポーズをして見せたけれど、それでもジーッと見つめ続けて「くぅーん」と鼻まで鳴らし始めたものだから、ついに折れて肉を一切れあげてしまった。俺、弱。

人間の食べ物は味付けや塩分が濃いので本来はペットにあげてはいけないのだが、彼らのもの悲しそうな顔や声には勝てなくてつい甘やかしてしまう。いかん。

いちおうドッグフードもきちんと食べてはいるらしいが。


六月十日

電話サポ

晩飯を済ませ自室でぼけらとゲームなぞしていると、姪から PC についての質問電話。あいかわらずウィルスメイルが多いのと以前よりインターネットの応答が遅い気がするとのこと。

ウィルスメイルが多いのは、姪のメイルアドレスを保存している誰かの PC が感染しているからだと説明。すると「メイルアドレスを変えればいいの?」と訊くので、変えてもいいがアドレスの移行はそれなりに厄介なことと、感染している PC に新しいアドレスを保存されたら元の木阿弥だぞ、と答える。実際、感染している PC からウィルスを除去できれば言うことはないのだが、どれくらいアドレスを広めているのか分からないのでなんともいえんのだよな。

インターネットの応答速度については、話を聞くにウィルスやスパイボット、アドボットの類ではない様子。となると、原因は接続回線である J-COM のトラフィックかとも考える。でも同じ J-COM を使ってる連れからはそう言った話を聞いていない。ping 打ったり traceroute してみればもうちょっと原因を絞り込めるかも知れんのだけど、電話での説明のみで姪にコマンドプロンプトを使わせるのはさすがに骨が折れそうだ。己が行って作業した方が早かろう。

時間が空いているのを確認して、土曜午前に PC を診に行くことを話して電話を切る。

……考えてみたら前回の訪問サポから二週間経ってないんですよぉ。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
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