[an error occurred while processing this directive]

一言半句
-Diary-

平成二十五年 長月
-September, 2013 -


九月十一日

献血血液検査結果@20130906

半年ぶりの献血の血液検査結果が分かったので例によって前回までの結果とあわせて書き出しておく。

献血 生化学検査結果
検査項目 標準値 2011/05/07 2012/09/04 2012/12/14 2013/03/11 2013/09/06
ALT(GPT) 5〜45IU/l 29 10 11 11 11
γ-GTP 10〜65IU/l 24 13 16 16 15
総蛋白 TP 6.5〜8.2g/dl 8.4 7.6 8.4 7.7 7.5
アルブミン ALB 3.9〜5.0g/dl 5.2 4.6 5.0 4.7 4.5
アルブミン対グロブリン比 A/G 1.2〜2.0 1.6 1.5 1.5 1.5 1.5
コレステロール CHOL 110〜250mg/dl 221 147 184 165 144
グリコアルブミン GA 12.4〜16.3% 15.2 13.9 13.5 13.2 14.5
献血 血球計数検査結果
検査項目 標準値 2011/05/07 2012/09/04 2012/12/14 2013/03/11 2013/09/06
赤血球数 RBC 425〜570×104/μl(男性) 434 500 504 491 497
ヘモグロビン量 Hb 13.3〜17.4g/dl(男性) 13.0 15.5 15.0 14.3 14.6
ヘマトクリット値 Ht 39.0〜50.4%(男性) 40.8 45.5 45.4 44.1 44.8
平均赤血球容量 MCV 80.0〜100.0fl 94.0 91.1 90.1 89.8 90.1
平均赤血球ヘモグロビン量 MCH 26.0〜34.0pg 30.0 31.0 29.8 29.1 29.4
平均赤血球ヘモグロビン濃度 MCHC 32.0〜36.0% 31.9 34.1 33.0 32.4 32.6
白血球数 WBC 35〜100×102/μl 46 44 61 38 43
血小板数 PLT 14.0〜38.0×104/μl 21.6 19.0 19.5 18.8 17.1

今回の検査結果も日本赤十字社の複数回献血くらぶから。五日で記録に反映された。早いもんだ。

次回、十二月予定。


九月二十三日

PENTAX K-5IIs 購入

デジタル一眼レフ PENTAX K-5IIs を購入した。

きっかけは PENTAX K-r の不調、というより故障に近い。今年三月頃から、電源を入れて何枚か撮っていると、突然カシャカシャとミラーがアップダウンを繰り返したり、露出制御がおかしくなったり、電源が入らなかったりする現象が起き始めた。日を追うごとに頻度が高まり、七月以降は撮影が困難になるほどよく起きるようになった。2ちゃんねるのスレッドでは「カシャカシャ病」と呼ばれ、割と有名な症状。二万円弱で修理は可能な模様。

まずは修理に出すことを考えたが、購入時期から最終ロット近い個体であること、この機種で頻繁に起こる症状であることから、修理で部品交換などを行なっても再発の可能性が低くないことが予想される。加えて、最近この機種では解決できない撮影中の不満もある。

そこで、別の機種への乗り換え案をいくつか考えた。まず中古の K-7 は K-r から見てもいくつかスペックダウンする上、撮像素子の評判が悪い。現行機種の K-30 は RAW 記録での連写ができず、K-50 は店頭の実機で RAW 記録での連写自体はできるのを確認したが、動作音から連写速度は JPEG 記録に比べかなり落ちる模様(カタログや説明書には具体的数値が載っていない)。残るのは中古の K-5 と現行機種の K-5II/K-5IIs 。 程度の良い中古 K-5 が五万円弱、K-5II が七万円、K-5IIsがプラス五千円ほど。値段、新品/中古、性能、機能の違いなどを比較検討した結果、K-5IIs を選んだ。 もっとも、K-5II/K-5IIs も発売当初は十数万で売られていたものが新機種発売間近と噂されるこの時期にきてこの価格となったわけで、ある意味タイミングが良かったとも言える。

以前挙げた K-r での不満点のうち、シングルダイヤルとバッテリグリップ不在については解消、ファインダ倍率は 0.85→0.92 倍と改善された。またモードダイヤルにロックボタンが付き不用意に回らなくなったことも大きい。カバンからの出し入れで知らぬ間に P や M になっていて失敗したことが何度かある。

そして、露出モードに TAv (シャッター&絞り優先)があることで任意条件下でのシャッターと絞りの組み合わせに自由度が増した。これは例えば、望遠で手ブレを抑えるために露出モードをシャッター優先にするとカメラ内の露出制御アルゴリズムに沿って絞りがひとつの値に決定されるのに対し、TAv ではシャッター速度を固定した上でも感度の許す範囲で絞りの値をダイレクトに変えることができるため、被写界深度やボケの調整が容易になる。TAv のない K-r では最近この点で不満があった。いずれ操作に慣れれば状況に即応できると思う。

一方、画素数と RAW のビット深度が増えたため、一枚あたりのデータ量が一気に増えた。具体的には、K-r の RAW で一枚 10〜15MB だったのが K-5IIs では 20〜25MB。撮影可能枚数は同じ 16GB SDHC カードを入れても K-r では 800 枚近くだったのが、K-5IIs では 500 枚弱。とりあえず 32GB のをポチっておいたが、ちとファイルのハンドリングが大変かな、という気がしてる。

なお、残った K-r の処遇については保留。スペックは悪くないので頃合いを見計らって修理ののちサブ機にするか、そのままにしてサブ機は程度の良い中古の K-50 辺りを買うか。現時点では決めかねている。

というわけで詳細を Web で書いてみた。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
WebSite URI: http://sp48k.t12i.net/