去年のキーボード掃除から約一年経っているので汚れがひどくなる前に掃除することにした。
方法は前回とほぼ同じ。上下カバーに加え、キートップもメラミンスポンジで軽く撫でて汚れを落としたのが違いといえば違い。Realforce のキートップ印字は樹脂内にインクが浸透する方式だから、多少擦ってもおいそれと消える心配はない。
今回は一年間分の汚れだけにそれほどではないが、少なからず汚れてはいることを実感。来年も忘れずに掃除することにしよう。
配列記憶テストの結果は左右違いが二組で計四個の間違い。
伸びてきた髪を切りに行きつけの床屋へ。先客がいたのでしばらく待っていると、これから遊びに行くのか奥からそれぞれ小一と保育園通いの兄妹が出てきて目の前を突っ走っていく。賑やかなことだ。甥と姪の小さい頃を思い出す。
今回の担当は長年刈ってくれているおばさん。さすがに手慣れていて何も注文することはないものの、どうも進みが遅い。あれこれ話しているせいもあるのだろうが、凝ったことはしないのに一時間半はちと長い。少し前に乳ガンを患って入院したからその影響もあるのかも知れん。
調髪代を払ったところでちょうど他の客が居なくなる。手が空いている若旦那にあいかわらず無線 LAN のセキュリティ設定がなってないことを話すと「いま時間有ります?」と訊かれ、なんだかんだで手近に置かれていたノート PC から状況を見ることに。
どうやら IP アドレスが他の PC とぶつかることがあると言う。DHCP がうまく働いていない? コマンドラインから ipconfig や ping で状況を確認するとそれだけで感心される。たいがいのユーザはコマンドプロンプトの存在すら知らんのだな、と再認識。お約束の IP アドレスで開いたルータ管理画面はパスワード無し、ファイヤウォールも無効。ファームもアップデートされていない雰囲気で、無線 LAN の暗号方式は WEP のみ。いつの時代の機械だ。ヤバイ、ヤバすぎる。さしずめノーガード戦法といったところか。
DHCP の件はノート PC をリース期間以上サスペンドすることがあるんじゃないかと考えて、固定設定する方法を説明。無線 LAN のセキュリティは WEP でも無いよりはましなので WEP の設定方法を簡単に。「本を読んでもちょっと画面が説明と違うと途端にわからなくなる」と若旦那は言っていたが、現物を見せながら説明したからさすがにわかるだろう。ただしその場で設定まではしない。苦労しながらでも自分で手を動かさないと覚えないから。
ひととおり話したタイミングで新しいお客さんが来たので「じゃ、あとは頑張って」と店を脱出しようとしたところ「これ持ってって」と整髪剤を二種類手渡される。俺の髪型じゃ滅多にお世話にならんのだけど、まあ気持ちってことでありがたく頂戴した。
次は冬コミ前あたりに行くと丁度良いかしら。