Windows.FAQ にある Win2K/XP での CD-ROM 自動起動機能を無効にする方法のうち、Win2K で使えるのはレジストリの編集とグループポリシーによる設定の二通り。
しかし、レジストリ編集で無効にすると音楽 CD の入れ替えをしても動作中の WindowsMediaPlayer は入れ替えられた CD のアルバム情報をチェックしない。チェックさせるには一度 WindowsMediaPlayer を終了後、再起動する必要がある。グループポリシーによる設定ではこの様な事は起こらない。
うちの環境だけかも知れんが。
「今の CPU でシャープの H/PC テリオスをリメイクして欲しい」という意見がとある所で挙がっていたけれど、さすがに無理だろう。Jornada 72x や シグマリオンといった CGA 機より重くて嵩張り、ミニノート PC に比べて力不足というその微妙なポジションは市場のニーズとしてあまりにニッチ過ぎる。
まあ気持ちはわかる。
暇つぶしがてら自転車で自宅近くの BOOKOFF へひとっ走り。入り口の張り紙を見ると五月五日まで一冊 100 円のコミックが二冊 100 円と書かれてたので、たまにはとまとめ買い。
三十路のおっさんが少女コミックをドカ買い。
機構はあくまで機構であり、それ以上でもそれ以下でもない存在で、その働きに意味を見いだすのは人間の役目であり、人間の持つ自由である。
しかるに、その機構の働きを歪めるまでの意味付けは、機構にとっても、人間にとっても不幸をもたらす。
そう、考える。
明日はコミティアだ。
COMITIA64 会場の向かい、東 4 ホールでキャラフェス 2003 春が開催されていたのだが、その開場数分後、入場者数制限で止められていた入場行列から怒号が聞かれるようになったやいなや、半ば暴徒と化し係員の制止を無視して会場へなだれ込んでいくさまを目の当たりにする。
くわばらくわばら。
朝、なぜか 5:00 に目が覚める。眠くならないので適当に時間を潰し、7:30 朝食。身支度を整えて 9:00 自宅出発。
三度ほど電車を乗り換えて 10:25 、りんかい線国際展示場駅に到着。信号を渡らなくて良い西館入り口経由で 10:30、 COMITIA64 会場である東京ビッグサイト東ホール 1 前へ。結構な長さの入場行列が出来ていた。が、急いで入場する必要は全くないので会場入り口近くで購入したティアズマガジンを抱えて通路脇のベンチへ避難。マーカー片手にカタログチェックに勤しむ。むむ、紺野キタさんの個人サークル Sally Gardens 発見、チェキチェキ。
開場時刻の 11:00 から数分が過ぎ、早くも入場行列は概ね捌けたようなのでそろそろ入れるかしらと会場入り口近くへ向かうと、通路向かいの東 4 ホール入り口前に並ぶ行列から怒号がちらほら聞こえる。キャラフェス 2003 春の入場行列だが、入場者数制限で足止めを食ってかなり苛立っているらしい。きな臭い雰囲気を感じ、遠目に見ていると案の定、制止する係員を押しきるように並んでいた大勢の人達が会場へなだれ込む。暴動だ、あれは。おそらく、並ぶ方も整理する方も慣れていなかったのだろう。
そんな騒動を横目に 11:15 COMITIA64 会場へ入場。
会場配置図を頼りにまずは Sally Gardens へ。私家版『コミックFantasy』 No.1 と 『Cotton』 1,2,4 。『Cotton』 3 は見本だけ。在庫切れらしく居合わせた年配の客が増版の予定を訊くも未定とのこと。増版に伴うコストやデッドストックのリスクを考えればいたしかたあるまい。とりあえず一揃え購入。
次にくるくるついんてーるへ。新刊のコピー誌を購入。200 円也。
COMITIA をきちんと見てまわるのは今日が初めてということもあり、当たりを付けるという意味を含め、このあとは B ブロックから順々に見ていく事にする。事前チェックしたサークルに気を付けつつ。
さて、この考え自体は間違っていなかった筈だが、しかし甘かった。全然先へ進めない。B 〜 F ブロックで軽く一時間を費やす。やたらと気を惹く本ばかりでつい手に取ってしまう。参加するサークル全体のレベルが高いこともあるが、それよりむしろ流行りや一般受けする絵柄から離れた「俺の描線」「私の色彩」という感じの独創性に惹き付けられたように思う。
片っ端から読んで買っていきたい衝動に駆られたが、生憎と今日は財布も鞄も大量購入の準備はしていない。G ブロックからは評価の閾値を引き上げスピードアップを図る。
途中、N ブロックの南行通信社で BAB さんに挨拶。おりからの転勤、引っ越しで大忙しとのことだったのだけど、とりあえずお元気そうな様子。少し話をして、新刊を購入して失礼する。
そうこうするうちに 14 時過ぎには Z ブロックまでチェック完了。U ブロックの Night-Marchen のスペースには本も村山さんもみられなかったことに首を傾げつつ、残る展示と委託誌コーナもチェック。14:30 会場全体のチェック完了。とはいえ閉会時刻の 15:30 までは一時間ほどある。勿体無く思い、気になっていたサークルをもう一度見てまわりさらに数冊購入。10 円でオフセット本を売っていたサークルさんには小銭入れで最初に指に引っ掛かった 50 円玉を押し付けてダッシュという悪行もする(というか 50 円でも安すぎたと思うんだが)。
15:15 、これ以上残ると駅で混雑に巻き込まれるので会場を離脱。
ビッグサイトから国際展示場駅までの道すがら、MI-E21 + Paldio 611S で駅前探検倶楽部にアクセス。自宅までのスムーズな乗り換えを調べ保存、それに従い 16:45 帰宅。
夕食まではまだ時間があったので一休みののち、自転車で近くの BOOKOFF までひとっ走り。「コミック二冊で 100 円」セールは今日までのはず。一昨日ドカ買いした中で柳原望さんの本が良い感じだったのでそのシリーズを含めて今日もドカ買い。
以上、全て柳原望 著、白泉社 発行(敬称略)。これでしばらくは漫画は買わんでよかろう。
さて、本棚に置くスペースをどう工面するか。
大城ようこうさんが描く女の子の頬の紅みが素敵だ。特に昨日買ったオフセット本『恋するカケラ 第1話』の表紙が素晴らしい。
最近の娘は肌の綺麗なうちから化粧なぞして勿体無いよなあ。
まさか地元の市立図書館がウェブサイトを持っていて、かつ本館設置の専用端末よりはるかに使い易い蔵書検索フォームが用意されていただなんて思いもよらなんだ。切なさ炸裂。
こうなりゃ読みたかった本、げしげし漁ってやるさ。