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一言半句
-Diary-

平成十四年 霜月 下旬
-2002 November, Late term-


十一月二十一日 full-text search

ふと思い立ち、diary を全文検索できるようにする。

全文検索ソフト(Perl版)徹底比較を参考にして WwwSearch Ver3.13 を選ぶ。インデックス作成型だと更新のたびにインデックスを更新する必要があり、それなりに更新が頻繁であるから面倒なのでやめた。検索対象のファイル数、容量とも大したことはないので速度的にもこれで問題無い。

設置自体は恐ろしく簡単だった。が、問題点が二つ。一つは Mozilla1.x で検索画面を表示させると文字が化けた。これは単に charset が指定されていなかっただけのようなので meta 要素を print 文に書き足した。もう一つは form を埋め込んだ既存の HTML ファイルから POST する場合、日本語をキーワードにすると検索できなかった(あるはずのキーワードがヒットしない)。これは恐らく此処に置いている HTML ファイルの文字コードが iso-2022-jp な為で、引き渡すキーワードの文字コードが適切でないのだと思う。CGI の方で文字コード変換されるように改造すればいいのだろうけど調べるのが面倒なのでやめ。CGI へのリンクにとどめる。

出力される HTML が仕様的にどうかと思うが凝り始めるとまた時間が掛かるのでまた今度。とりあえず使えるようなので『一言半句』最新分、『一言半句』履歴一覧、それとトップページの内容一覧から検索 CGI へリンクしておく。

本来は外出先から以前の覚え書きを見つける私用目的だが、他の閲覧者にとっても多少は便利になるのではと思う。

……但し“天野”とか“美汐”というキーワードでヒット数数えたりしないよーに。


十一月二十二日 climber

エベレストに登ったThinkPad、なんか羨ましい。いや、やりたくとも体力的にそんなこと出来ないけど。

山頂からの downhill したさに自転車担いで富士山登った身としては。

background

PrismPaint による人物部分の修正を一旦終了。このまま続けると『もば絵こんてすと』の期限に間に合わない。

で、背景部分に移る。とはいっても元々背景のことは露程も考えずに描いた代物だから改めて背景を描こうと思うと悩む。シチュエーションといい俯瞰構図である事といい、あまり凝ったものは描けそうにない。

とりあえずパース取りながら考えるか。

しかし順調に予定が遅れてるな……。


十一月二十三日 flop

背景、パース取り失敗気味。おまけに図柄として冴えなげ。

やはり後付けで背景描くのは宜しくないみたい。

bad insulation

夕食後、CRT モニタの前に座って作業をしているとたまに「プチ」という微かな音が聞こえてきた。音源の方向は真っ正面。

首を傾げつつなおザウルスの画面と睨めっこしているうちに「バチッ」という放電音とともに CRT モニタの表示が一瞬歪む。CRT モニタの高圧回路部が絶縁不良気味だったらしい。購入してからもうそろそろ4年経つのだから内部に埃が溜まっていても当然。お世辞にも良い環境とは言えないし。

一度鳴ってからピタリと音が止んだものの、同じ症状が頻発するようならそれなりの対処をしないと拙かろう。

物が物だけに下手にいじれないけど。

period

PrismPaint による『もば絵こんてすと』応募作品、とりあえず背景も含め一通り描き終わり。今これ以上手を掛けると泥沼になりそう。

あとは一晩置いて粗が見える心境になってから見直して、おかしいところを修正したら完成のはず。さすがに疲れたよ、ホント。

あ、まだライオンさんの修正があった……。


十一月二十五日 spurt

昨日は体調を崩して一日中寝てたせいで土曜夜に描き上げた物の修正は全く出来ず。我が身を呪う。一方、catsinさんは昨晩で『もば絵こんてすと』応募完了らしい。うう、早い。

ともあれ修正に取りかからねばならないのだけど、折しも今朝 PrismPaint3.0 正式版が公開されたので ZAC ファイルを GET。beta3 のファイルと容量が同じ上、 binary compare してもダイアログメッセージ辺りしか差異が出ないものの、気分的なところも大きいので念のため update しておく。

さて、あともう一踏ん張り。

shortcut icon

どうでもいい話だが、試した限りでは Netscape7(Mozilla1.0.1 base) および Phoenix(Mozilla1.2b base) はデフォルトで favicon.ico を探しに行くようになっているらしい。たしか本家 Mozilla は meta 要素で指定することになっていたはずなのに。よくわからん。

いいからとっとと修正しやがれ。

mission complete

なんとかかんとか修正完了。色調整 & JPEG 変換して、ファイル添付して、気休めに開封確認のリクエストオプションも付けて『もば絵こんてすと 2002』応募メイルを PrismPaint, PrismPocket 各々の分で一通ずつ、計二通送信。

来月の二十二日には切腹か首吊らなアカン気がするけど、とりあえず疲れたので寝る。

お休みなさい。


十一月二十六日 spyware

とあるムービファイルを見ようとウェブから拾ってきたコーデックファイルをインストール。直後、 Norton Personal Firewall がインターネット接続を要求する初見のアプリケーションを検出、警告するダイアログが頻出。

タイミングが良すぎるので試しに Spybot - Search & Destroy で検索。案の定、スパイウェアが二種類検出される。迂闊。

即刻削除。

gradation

ここしばらく『もば絵こんてすと』へ応募する絵を描くために MI-TR1 と MI-E21 をとっかえひっかえ使ってみて、液晶画面の発色特性が随分と違うことを再認識した。そも透過型と反射型という違いはともかく。

有り体に言ってしまうと MI-E21 の画面では明度の低い色が潰れて違いが見えない。違いが見えないから選べない。対して MI-TR1 の画面では CRT 程ではないにしろ明度の低い色もそれなりに識別できるので選色の自由度が高い。

以前から暗い色が見えづらいのは経験的に知っていたものの、実際どの程度で色が潰れるのかちょっと興味が湧いたので調べてみることにした。要は隣り合った階調との差が認識できなくなるレベルを調べるのだから、出力機などのキャリブレーションに使われるグラデーションバーの様な物が有ればいい。どこぞのサイトに転がっていそうな気もするが、画像サイズや階調数の選り好みも考えると探すのも面倒なので自分ででっち上げる。【Gradation bar for QVGA】(grd8qvga.jpg)

作ったグラデーションバーの画像形式は 24bit bitmap、サイズは VGA と QVGA 。ザウルスの表示は 16bit color なので 0 と 255 を含む等間隔 33 階調にして、RGB 各色とグレイスケールの4本。画面周辺部は中央部に比べ光量が少ないので端から暗部を離して置く。甚だ適当。まあ実用上問題あるまい。ついでだから LHZ 形式ファイル (grd_8.lzh/23KB) にして置いておく。展開すると 1.1MB に膨れあがる画像ファイルとは思えぬファイル。さすがに圧縮率良いな。

出来た画像をまずは MI-TR1 の CF に入れ、PrismPaint で開いて見る。バックライトは最強に設定。等倍表示だと各色とも最暗部セルと次の階調のセルとの境界が見えない。ルーペを開いて拡大表示してみるとグレイスケールと R,G は境界が見えた。B は見えず。色フィルタが元々そういう特性なのか使用による劣化なのかは不明。最暗部以外は各色とも等倍表示で全階調が認識できた。これなら 16 bit color という看板に偽り無しと言って良いと思う。

次に MI-E21 で同じように試す。 PrismPocket で開き、フロントライトは最強。……正直かなり酷くてげんなり。

まず各色とも暗部側 1/4 辺りから早々に次のセルとの境界が見えなくなる。一番早いのは B で最明部から 24 セル目、2番目が R の 25 セル目。G が健闘して 26 セル目、最も明るいグレイスケールは 27 セル目。まあある程度予想していたことではある。

しかし予想外だったのは明部側 1/3 の階調表現。グレイスケールを除く 3 色全て、等倍ではセル同士の差がほとんど見えない。つまり潰れかけ。結局、各色ともまともと言える階調表現は中央部 1/3 の中間調くらい。思っていたより酷くてショック。入力はともかく実出力で 16bit color とは言えまい。

本来の使い方である PIM や Web 、MPEG4 movie の閲覧、それとちょっとした落描きならばともかく、カラーで凝った絵を描くには MI-E21 の発色ではやはり少々厳しい。MI-TR1 と PrismPaint にはまだまだ現役で頑張ってもらわないと。

願わくば、来月十四日に発売予定の SL-C700 に搭載されるシャープご自慢のシステム液晶には MI-TR1 程度かそれ以上の表現力を持っていて欲しいのだけど。

どなたか SL-C700 買ったらグラデーションバーで表示を試させて……嫌がられそうだ。


十一月二十八日 habit

なにげなくザウルスで来月分の月間スケジュールを開いた。さすがに「しばらくは PrismPaint 見たくねー」と思ってたが、あと十日もしないうちに一枚描かねばならんことに気が付く。

今年はどんなの描こうかね。

KING-GAINER

最近、方々のサイトでその名を見かけるアニメ『オーバーマンキングゲイナー』が気になったので m-serve 内の番組紹介サイトでオープニングムービを観てみた。

……なんじゃ、これは。突き抜けてて素敵過ぎる。とりあえず一番ちっちゃい子と動物(?)の踊ってる様が可愛い。というか今どきそのダンスはどうだろう。

作品の内容も気になるところ。しかしうちでは衛星放送なんて高級な物は受信できないし、受信できたとしても今からだと途中から観ることになるからあまり気が進まない。

あとはレンタル用ビデオが近所のレンタルビデオ店でも置かれることを祈るくらいか。

経験的に望みは薄いけど。


十一月二十九日 CDS

昨晩観たキングゲイナー OP が妙に脳裏に焼き付いてる。そのせいでふらふらと CDS 『キングゲイナー・オーバー!』を購入。ムービの薄っぺらい音に慣れてたから音の厚みに激しいギャップ。作曲・編曲は田中公平氏か、納得。

カラオケで歌うにはつらそうだ。

clock

「ゲイナーダンス」という呼ばれ方は初耳なのだけど、あれは単に富野監督か誰かが昔流行ったゴーゴーダンスを思い付きで取りあげたのだと思えてならない。

それはともかく、赤玉屋さんのアナ姫時計が気に入ってしまったのでローカル保存して RealOne Player のメディアブラウザで手っ取り早くデスクトップ時計に。『こまどのおもちゃ』のように単体アプリとして冬コミで売ってくれないかな、これ。

……何かに負けたような。


十一月三十日 deadline

今日の 23:59 で『もば絵こんてすと 2002』の作品応募は締め切り。誰も応募し損ねてなければいいのだけど。

自分は受付確認のメイルを受け取っているので大丈夫なはず。

TAGUCHI "SP48K" Nobuaki <mailto: sp48k@t12i.net>
WebSite URI: http://sp48k.t12i.net/